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「日本から飛行機を使わずにケープタウンまで行ってみよう」それが当初の旅の目的だった・・・3年4ヶ月世界一周半。累積訪問国110ヶ国以上。アジア、中東、アフリカ、中南米、中央アジア、ロシア。「辺境」を好んで旅した著者による記録。是非ご登録下さい。【相互紹介歓迎】

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2009/11/03

SHIZA旅(ブータン6)

SHIZA旅(ブータン6)
2009.11.02 18:35作成:日本
2009.11.03 00:21貼付:日本
2009.11.03 02:00配信予定(日本時間):時差0時間
まぐまぐ:311部 melma!:469部
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【このメールマガジンについて】
これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に
旅の思い出などを中心に語るメールマガジンです。

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(まぐまぐ)
http://archive.mag2.com/0000206271/index.html

内容は同じです。
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【目次】
1.部屋の隅
2.さざなみ
3.料理
4.食後
5.編集後記
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【1.部屋の隅】

急いで鍵を掛けると、部屋の隅に駆け寄った。

もう間に合わない。
ズボンを下ろすと、しゃがみこんだ。

凄まじい下痢だ。
殆ど水分だけが体内から流れ出ていく。
それと共に、残った体力も消えていくようだ。

昨夜から続いたこの下痢は一体いつになったら止まるのだろう。
この先、首都ティンプーにある宿に帰り着くまで、
あと何時間も車に乗らなくてはならないのだ。


しばらくして落ち着くと、私は個室の中を見回した。

3畳分ぐらいの広さのあるその化粧室は、
ブータンでは信じられないほどの作りだった。

清潔な便座。
白いレースのカーテン。
造花が飾られている小さな壺。

それから、小さなテーブルの上には、
いくつかの小物が置かれていた。

一日中、下痢が続いている私にとっては、心から寛げる場所だった。

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【2.さざなみ】

トイレを出ると、私は食堂に足を踏み入れる。
そこは、大きな窓ガラスが嵌められていて、
外の風景が見えるようになっていた。

外は、緑の大地だった。
遠くまで水田が広がっており、稲が伸びている。

風が吹き渡ると、まるで漣(さざなみ)のように揺れていく。

どこまでも広がる緑色の海は、
いつか、豊かな実りをもたらすのだ。

遠くにはブータン建築の農家が並んでいた。
その遥か彼方に、ゾン(寺院)のようなものも伺える。

もしかすると、あれがチミ・ラカンかもしれない。

私が今いるのはプナカ郊外の小さなレストランだ。
プナカ・ゾンを見学してから、ここで昼食を摂ることになっている。

クルタンと呼ばれる街を過ぎ、
村外れにある集落にこの食堂はあった。

街道に車を止め、ここまで村の中の道を歩いてきたのだ。

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【3.料理】

「準備ができました」

そう声を掛けられ振り向くと、テーブルの上に料理が並べられていく。

ブータンでよく食される「赤米」。
菜は、茄子、ジャガイモ、キャベツ、それに、肉だ。

肉は、ヤクのものだろうか。

赤米はボソボソした食感だが、私はこの素朴な味を好む。
おかずは、どれもシンプルな味付けだが、
素材の味が良いためか、とても美味に感じられる。

外国人向けの味付けなのだろう。

ブータンの料理は、基本的に辛いものが多い。
私が今まで食べた、100ヶ国以上の国の料理の中でも、
ダントツに辛いといって良いだろう。

タイの東北地方にも辛い料理はあるが、
ブータンの料理は、その比ではない。

余談だが、タイの東北地方はイサーンと呼ばれており、
タイの中では、貧しい地域とされている。

イサーン料理で、有名なのは「ソムタム」があるだろう。
まだ若いパパイヤの実を細切りにしたサラダで、
私が食べたものは凄まじく辛かった。

しかしそれでも、何とか残さず全部食べることができた。

だが、本場のブータン料理は、
辛すぎて全部食べることができないことが多い。

あまりにも辛いので、ブータンの外国人向けの食堂では、
辛さは控え目になっている。

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【4.食後】

殆ど辛さを感じない料理を食べ終えると、
デザートにバナナが出て、紅茶も出された。

それをゆっくりと飲みながら、風景を眺めた。

ゆらゆらと揺れる水田の緑。
その向こうの農家の様子。

後でガイドに確認したところ、ここで収穫した米は、
多くがインドに輸出されるということだった。

細身の高級米なのだろう。
赤米は輸出しないで国内で消費するようだ。

ちなみに、ガイドとドライバーは、別室で食事をとることになっている。
私だけ、一人でぽつんと、外国人向けの料理を食べている。

ドライバーたちは、今頃、エマ・ダツィでも食べているだろう。
私が昨日試しに食してみたエマ・ダツィは、凄まじく辛く、
その刺激で、頭がくらくらするほどだった。

食べてからしばらくの間は、
体がふらふらして気分がすぐれなかった。

そしてその後、下痢をしてしまったのだった。

あれを食べた後では、少しぐらい辛い料理も、
その辛さは大したことが無いように思えてしまう。

クリックすると写真が表示されるはずです。
(飛べない場合はコピペして下さい)

レストランのトイレ。素晴らしい設備。
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/bhutan38.jpg

レストランから見た水田
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/bhutan35.jpg

レストランの料理
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/bhutan33.jpg

デザートと紅茶
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/bhutan34.jpg

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【5.編集後記】

長期金利の動向に目が離せない。
長期金利上昇の要因の一つは、国債増発懸念だ。

11月2日の答弁で鳩山首相は「国債発行は44兆円以内で」と述べたが
実現は極めて難しいだろう。

子ども手当てを中止したとしても、難しいと思われる。

概算要求で90兆円以上。
税収は相当落ち込むらしいから、40兆円の確保は厳しいだろう。

つまり、少なめに見積もっても、
不足分は、50兆円にも達するということになる。

特別会計をどうするか、
ほとんど報道されないのでよく分からないが、

「無駄」の排除でどれだけ削減できるか知らないが、
特別会計に手をつけないとなると、
後は、増税ぐらいしか、施策は思い浮かばない。

このまま景気が悪化し続ければ、私は仕事を失いかねない。
そういう危機感が今も、心の中を占めている。

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http://www.mag2.com/wmag/osusume/toukou.html
【「SHIZA旅」3年4ヶ月 世界一周ひとり旅】ID:0000206271 
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