2009/11/03
SHIZA旅(ブータン6)
SHIZA旅(ブータン6) 2009.11.02 18:35作成:日本 2009.11.03 00:21貼付:日本 2009.11.03 02:00配信予定(日本時間):時差0時間 まぐまぐ:311部 melma!:469部 -------------------------------------------------------------- 【このメールマガジンについて】 これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に 旅の思い出などを中心に語るメールマガジンです。 現在は、日本で再就職をしていますので、 お間違いないようにお願い致します。 -------------------------------------------------------------- 【重要なお知らせ】 melma!でのご登録の方から 「メルマガが届かない」とのご指摘を多く受けています。 万一メルマガが届かない場合は、 こちらで登録をして頂きます様お願いいたします。 「まぐまぐ」の方が安定しているようです。 (まぐまぐ) http://archive.mag2.com/0000206271/index.html 内容は同じです。 -------------------------------------------------------------- 【目次】 1.部屋の隅 2.さざなみ 3.料理 4.食後 5.編集後記 -------------------------------------------------------------- 【1.部屋の隅】 急いで鍵を掛けると、部屋の隅に駆け寄った。 もう間に合わない。 ズボンを下ろすと、しゃがみこんだ。 凄まじい下痢だ。 殆ど水分だけが体内から流れ出ていく。 それと共に、残った体力も消えていくようだ。 昨夜から続いたこの下痢は一体いつになったら止まるのだろう。 この先、首都ティンプーにある宿に帰り着くまで、 あと何時間も車に乗らなくてはならないのだ。 しばらくして落ち着くと、私は個室の中を見回した。 3畳分ぐらいの広さのあるその化粧室は、 ブータンでは信じられないほどの作りだった。 清潔な便座。 白いレースのカーテン。 造花が飾られている小さな壺。 それから、小さなテーブルの上には、 いくつかの小物が置かれていた。 一日中、下痢が続いている私にとっては、心から寛げる場所だった。 -------------------------------------------------------------- 【2.さざなみ】 トイレを出ると、私は食堂に足を踏み入れる。 そこは、大きな窓ガラスが嵌められていて、 外の風景が見えるようになっていた。 外は、緑の大地だった。 遠くまで水田が広がっており、稲が伸びている。 風が吹き渡ると、まるで漣(さざなみ)のように揺れていく。 どこまでも広がる緑色の海は、 いつか、豊かな実りをもたらすのだ。 遠くにはブータン建築の農家が並んでいた。 その遥か彼方に、ゾン(寺院)のようなものも伺える。 もしかすると、あれがチミ・ラカンかもしれない。 私が今いるのはプナカ郊外の小さなレストランだ。 プナカ・ゾンを見学してから、ここで昼食を摂ることになっている。 クルタンと呼ばれる街を過ぎ、 村外れにある集落にこの食堂はあった。 街道に車を止め、ここまで村の中の道を歩いてきたのだ。 -------------------------------------------------------------- 【3.料理】 「準備ができました」 そう声を掛けられ振り向くと、テーブルの上に料理が並べられていく。 ブータンでよく食される「赤米」。 菜は、茄子、ジャガイモ、キャベツ、それに、肉だ。 肉は、ヤクのものだろうか。 赤米はボソボソした食感だが、私はこの素朴な味を好む。 おかずは、どれもシンプルな味付けだが、 素材の味が良いためか、とても美味に感じられる。 外国人向けの味付けなのだろう。 ブータンの料理は、基本的に辛いものが多い。 私が今まで食べた、100ヶ国以上の国の料理の中でも、 ダントツに辛いといって良いだろう。 タイの東北地方にも辛い料理はあるが、 ブータンの料理は、その比ではない。 余談だが、タイの東北地方はイサーンと呼ばれており、 タイの中では、貧しい地域とされている。 イサーン料理で、有名なのは「ソムタム」があるだろう。 まだ若いパパイヤの実を細切りにしたサラダで、 私が食べたものは凄まじく辛かった。 しかしそれでも、何とか残さず全部食べることができた。 だが、本場のブータン料理は、 辛すぎて全部食べることができないことが多い。 あまりにも辛いので、ブータンの外国人向けの食堂では、 辛さは控え目になっている。 -------------------------------------------------------------- 【4.食後】 殆ど辛さを感じない料理を食べ終えると、 デザートにバナナが出て、紅茶も出された。 それをゆっくりと飲みながら、風景を眺めた。 ゆらゆらと揺れる水田の緑。 その向こうの農家の様子。 後でガイドに確認したところ、ここで収穫した米は、 多くがインドに輸出されるということだった。 細身の高級米なのだろう。 赤米は輸出しないで国内で消費するようだ。 ちなみに、ガイドとドライバーは、別室で食事をとることになっている。 私だけ、一人でぽつんと、外国人向けの料理を食べている。 ドライバーたちは、今頃、エマ・ダツィでも食べているだろう。 私が昨日試しに食してみたエマ・ダツィは、凄まじく辛く、 その刺激で、頭がくらくらするほどだった。 食べてからしばらくの間は、 体がふらふらして気分がすぐれなかった。 そしてその後、下痢をしてしまったのだった。 あれを食べた後では、少しぐらい辛い料理も、 その辛さは大したことが無いように思えてしまう。 クリックすると写真が表示されるはずです。 (飛べない場合はコピペして下さい) レストランのトイレ。素晴らしい設備。 http://www.geocities.jp/shizatabi/top/bhutan38.jpg レストランから見た水田 http://www.geocities.jp/shizatabi/top/bhutan35.jpg レストランの料理 http://www.geocities.jp/shizatabi/top/bhutan33.jpg デザートと紅茶 http://www.geocities.jp/shizatabi/top/bhutan34.jpg -------------------------------------------------------------- 【5.編集後記】 長期金利の動向に目が離せない。 長期金利上昇の要因の一つは、国債増発懸念だ。 11月2日の答弁で鳩山首相は「国債発行は44兆円以内で」と述べたが 実現は極めて難しいだろう。 子ども手当てを中止したとしても、難しいと思われる。 概算要求で90兆円以上。 税収は相当落ち込むらしいから、40兆円の確保は厳しいだろう。 つまり、少なめに見積もっても、 不足分は、50兆円にも達するということになる。 特別会計をどうするか、 ほとんど報道されないのでよく分からないが、 「無駄」の排除でどれだけ削減できるか知らないが、 特別会計に手をつけないとなると、 後は、増税ぐらいしか、施策は思い浮かばない。 このまま景気が悪化し続ければ、私は仕事を失いかねない。 そういう危機感が今も、心の中を占めている。 -------------------------------------------------------------- もしよかったら推薦してください。「読者さんの本棚」(まぐまぐ) (melma!と「まぐまぐ」ではIDが異なりますのでご注意ください) http://www.mag2.com/wmag/osusume/toukou.html 【「SHIZA旅」3年4ヶ月 世界一周ひとり旅】ID:0000206271 -------------------------------------------------------------- ・SHIZA旅のページ(発行者サイト) http://www.geocities.jp/shizatabi/ ・メルマガ登録・解除は過去ログ内からいつでも無料でできます。 (まぐまぐの方はこちらから) http://archive.mag2.com/0000206271/index.html


