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「日本から飛行機を使わずにケープタウンまで行ってみよう」それが当初の旅の目的だった・・・3年4ヶ月世界一周半。累積訪問国110ヶ国以上。アジア、中東、アフリカ、中南米、中央アジア、ロシア。「辺境」を好んで旅した著者による記録。是非ご登録下さい。【相互紹介歓迎】

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2009/09/28

SHIZA旅(マレー半島から帰国)

SHIZA旅(マレー半島から帰国)
2009.09.27 18:05作成:日本
2009.09.27 22:26貼付:日本
2009.09.28 02:00配信予定(日本時間):時差0時間
まぐまぐ:311部 melma!:459部
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【このメールマガジンについて】
これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に
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(まぐまぐ)
http://archive.mag2.com/0000206271/index.html

内容は同じです。
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【目次】
1.バトゥ・パハ
2.虫
3.ナンキン
4.F1
5.編集後記
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【1.バトゥ・パハ】

マレーシア、シンガポールの旅から帰ってきた。

24時間前には、
シンガポールの中華街辺りを歩いていたというのが信じられない。

今回は、シンガポールに入国後、朝のMRT(鉄道)を待ち、
(チャンギ国際空港で徹夜した)
ブギスという駅で降りて、マレーシア行きのバスに直ぐ乗った。

ジョホールバル、バトゥ・パハ、マラッカ、メルシン、
ジョホールバル、シンガポールという順番で旅をしてきた。

一番良かったのは、「バトゥ・パハ」
ここは詩人の金子光晴も何度も訪れたことがあるという。

古い街並み(と言っても街の歴史は浅い)がまだ残っている。
80年ぐらい前の家がまだあり、
それは金子光晴も見た光景なのかもしれない。

金子光晴については、マレーシア近辺を旅する人には、
よく読まれているようで、
「アジアンジャパニーズ」という本にも引用されている。

さらには、以前紹介した、瀬川深さんの
「飛天の瞳」
という短編にも引用されていた。

「飛天の瞳」は、
単行本「チューバはうたう mit Tuba」に収録されている。

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【2.虫】

今回は本当に暑い日々だった。

ただし、8月末のバンコク程ではなかったと思う。
日差しは強烈で、耐え難いほどだったが、
日陰は予想以上に涼しかった。

旅をしたのが海沿いの地域であったためか、
夕方や夜などは、海からの風が心地よかった。

それでも、9月末の日本の風の心地よさとは比べ物にならないが。

ところで、今回は、虫に悩まされた。

ゴキブリ、ノミ、蚊、ナンキンムシ。

マラッカで泊まった宿はゴキブリがたくさんいた。

夜中、足を蚊に刺されてあまりの痒さに目が覚める。
部屋の電気を点けて、薬を塗ろうとしたところ、
「黒いもの」が凄まじい速さで移動していた。

ベッドの下を除いてみると、
全部で6匹のゴキブリが慌てて走り回っている。

床に穴が空いていて、その隙間から這い出してきたのだ。
恐らく食べ物を探していたのだろう。

そして私が電気を点けたことで驚いて逃げ惑っているのだ。

ちなみに、この宿は、蚤もいて、体中、赤くなっていた。

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【3.ナンキン】

更に凄かったのはメルシンの宿。

ここは、35RM=約1000円と高いのに、ナンキンムシの巣窟だった。
これほど酷いのは、世界広しと言えどもここぐらいか?

ベッドの上を歩いているのを見つけ、マットレスを裏返したら、
ナンキンムシがたくさんでてきた。

10匹ほど潰して、さて寝ようとしたら、壁の隙間にも!
それも潰して電気を消す。

嫌な予感がして、懐中電灯で壁を照らすと、
次から次へと、ナンキンムシが湧き出してくる。

最初はティッシュペーパーで潰していたが、
面倒になって、爪の先で次々と潰していった。

ウトウトしては、懐中電灯で壁を照らす。

すると、必ず新たなナンキンムシが這っている。
いったい、どこにこれだけ隠れているのだ!

ナンキンムシは潰すと、「青臭い」ような匂いがする。
(カメムシの匂いに似ている)

ゴキブリがいかに「マトモ」か分った。

ナンキンムシは容赦なく血を吸っていくが、
ゴキブリは臆病なので
直接、こっちに危害を加えるようなことはしない。

(伝染病の媒体にはなるらしいけれど)

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【4.F1】

ところで、シンガポールではF1が行なわれていた。
決勝が9月27日だから、私が居たときは、フリー走行と予選だった。

F1のために、街は、あちこち閉鎖され歩きにくかった。


9月25日(金)の昼にシンガポールに戻り、
安宿(とは言ってもドミで1000円)にチェックイン。

街を歩いていると、金網の隙間から、練習走行を見ることができた。
音は煩いが、かなりゆっくりした走り。

そのとき、一台クラッシュして、クレーン車で持ち上げられ、
台車に乗せられどこかに走り去っていた。

さてこのF1だが、
金曜の夜、土曜の夜とエンジン音が煩く響いていた。
私は音だけ聞いていたが、あまりのことに驚いた。

速い。

音だけ聞いていてもそれは分る。
ここまで速いとは思わなかった。

しかもコースは街の一角で、かなり曲線が多いはずだ。
それでも、これだけの速度を出せるとは。

F1のゲートで音を聞いていると、突然声を掛けられた。

「You need ticket?」
(いわゆるシングリッシュ)

ダフ屋までいるのだった。

余談だが、チケットは10万円ぐらいする。
5000円ぐらいのチケットもあるが軒並み売り切れだった。

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【5.編集後記】

帰り、チャンギ国際空港から日本行きの便に乗った。

利用したのはターミナル1(一番古い)だったが、
ターミナル2とターミナル3も見物した。

このターミナル3はすごい。
2008年の1月9日開業というから新しいのだが、
建築物としても立派で、圧倒された。

そして、うらやましいとさえ思った。

シンガポールの人たちは、自分の国が埋没しないためには、
何に投資をすれば良いのかを知っているような気がして。

どの国も必死になって、豊かになろうとしている。
それは、ただの旅行者である私にも痛いほど感じられる。

そんな国が周囲にはたくさんあるのに、
努力を怠ったらいったいどうなるんだろう?

埋没していくのを誰にも止められない。
帰国の後、そんな哀しさが日本には漂っていた。

ただし、シンガポールも、マレーシアも
いつ民族の対立が表面化して、混乱に直面するのか?
私は心配で仕方がなかったが。

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