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「日本から飛行機を使わずにケープタウンまで行ってみよう」それが当初の旅の目的だった・・・3年4ヶ月世界一周半。累積訪問国110ヶ国以上。アジア、中東、アフリカ、中南米、中央アジア、ロシア。「辺境」を好んで旅した著者による記録。是非ご登録下さい。【相互紹介歓迎】

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2009/08/16

SHIZA旅(ブータンに行きます)

SHIZA旅(ブータンに行きます)
2009.08.15 11:35作成:日本
2009.08.15 23:56貼付:日本
2009.08.16 02:00配信予定(日本時間):時差0時間
まぐまぐ:310部 melma!:443部
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【このメールマガジンについて】
これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に
旅の思い出などを中心に語るメールマガジンです。

現在は、日本で再就職をしていますので、
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http://archive.mag2.com/0000206271/index.html

内容は同じです。
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【目次】
1.ブータン行き
2.個人旅行
3.ブータンの場所
4.消滅する文化
5.編集後記
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【1.ブータン行き】


「このときのために生きてきたのだ」


というのは、さすがに言いすぎだとは思うが

「このときのために、困難に耐え続けてきたのだ」
というのは決して言い過ぎではあるまい。


あと、一週間後に、私はブータンに向けて出発する。

6月から多くの旅行会社に打診し、情報を集めてきた。

ブータン行きが決定してから、
「私が感じる世界」は急速に変容し始める。

何もかも、何もかもが音を立て変わっていくようだ。

本当に、あの場所に立てる。あの国に降り立てると考えるだけで、
胸は高鳴り、どんな苦難も、些細なことのように感じられる。

うん、そうだ。この感じ、この感じを求めてきたんだ。
何度も何度も自分に言い聞かせている。

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【2.個人旅行】

ブータンは、基本的に個人旅行はできない。
ガイド、ドライバーを雇わなければビザが下りないのだ。
(という説明を私は受けている)

ブータン旅行を扱う、数少ない旅行会社で、
ガイド、ドライバー付きのツアーに申し込むのが一般的だ。

しかし、個人旅行もやろうとすればできる。
個人で、ガイド、ドライバーを雇えばいいのだ。
(このあたりの情報は、何年も前から収集している)

その場合は、ツアーよりも料金が高くなる可能性もあるが、
旅行会社によっては、ツアーとほぼ同じ料金の場合もある。

今回は「ある旅行会社」を利用し、
予想以上に安く押さえることができた。
ツアーに参加するよりも安い程だ。
(しかし、それでも、相当の額になるが)

(まあ衆院選後、日本経済が大混乱になる可能性を勘案すれば、
インフレで価値が目減りする前に、使っておくのも悪くはない)

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【3.ブータンの場所】

「ブータンって一体何があるの?そもそも、どこにあるの?」
という質問を受けたことがある。

ブータンの場所は、インドの北方。
バングラディシュ北部と言った方が分りやすいか。

インドとチベットに南北を挟まれている。

西側に滅亡した「シッキム」という国があり、
そのさらに西にネパールがある。

シッキムは、現在はインドの領土。
チベットは、中華人民共和国の領土になっている。

その中に、奇跡のように独立を守っているのがブータンだ。

恐らく、数少ない(あるいは唯一の?)
チベット仏教圏の独立国だろう。

地球上で急速に消え去りつつあるチベット文化を
ここでは堪能できる。

しかし、チベット仏教も宗派によって異なり、
ブータンは、たぶん「ドゥク派」だ。
(他にもいくつかあるようだが)

ブータンは、現地の国名を、「ドゥク・ユル」といい
それは「雷龍の国」とかいう意味があるようだ。

それから、私が搭乗するのは「ドゥク・エアー」という。

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【4.消滅する文化】

余談だが、
人民解放軍に滅ぼされたチベット本国(ダライ・ラマ)はゲルク派。

移民のネパール人に政治を乗っ取られ、
インドに併合され滅亡したシッキムはニンマ派らしい。

チベット文化は急速に消滅しつつある。
急速に失われていくものを、自分の目で見て、体験できるのは、
今しかない。

という思いが強く私を促したのだ。

ブータンは、チベット文化が色濃く残っている。
しかし、それも年々変化しつつあるという。
特に、この数年は変化が急激ということだ。

恐らく私が見たとしても、ブータンの文化も消えていくことだろう。

そういう「大きな流れ」は、
何の力もない一個人では変えることは難しいし、

もしかしたら「ブータンの文化が消えていく」ことを
ブータン人は望んでいるかもしれないのだ。

それがいいのか悪いのかは私には分らない。

しかし、時間だけは取り戻せない。

後、何十年後かの自分が後悔しないように私は生きてみたい。
今しか見られないブータンを私は見ておきたいのだ。


余談ついでに、滅び去ったシッキムを考えると、
外国人が政治に関与するとどうなるか?が良く分かり興味深い。

また、中国に滅ぼされたチベットの経緯も、
国の滅亡事例という意味では大変興味深いのだ。

残念ながら、
今後、両国とも独立を回復する可能性は極めて低いだろう。

滅亡した国々を旅してきた私にとっては、
国の滅亡は、他人事とは思えない。
滅亡した後の、人々の困窮もこの目で見てきた。

日本も、これからますます衰退していくことだろう。
恐らく、それが加速する転機となる日は、2009年8月30日。

何故かブータンの旅を思いながら、この国のことを考えてしまう。

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【5.編集後記】

今日(2009年8月15日)は終戦記念日。
日本の歴史でも大きな転換となった日の一つだ。

この間、日本は随分とたくんさんのことがあった。
それ以上に、世界は、多くのことがあった。

この先、どうなるのか良く分からない。
しかし、財政難→インフレ という流れになるととても怖い。


ちなみに、シッキムの話題は、ブータンにも大きく関係がある。
「移民ネパール人と国の存亡」については、
長くなるので機会があればまた書くことにして今回はこれで終了。

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