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「日本から飛行機を使わずにケープタウンまで行ってみよう」それが当初の旅の目的だった・・・3年4ヶ月世界一周半。累積訪問国110ヶ国以上。アジア、中東、アフリカ、中南米、中央アジア、ロシア。「辺境」を好んで旅した著者による記録。是非ご登録下さい。【相互紹介歓迎】

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2009/08/10

SHIZA旅(キムチハウス:ウィーン3)

SHIZA旅(キムチハウス:ウィーン3)
2009.08.09 15:30作成:日本
2009.08.09 18:37貼付:日本
2009.08.10 02:00配信予定(日本時間):時差0時間
まぐまぐ:310部 melma!:444部
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【このメールマガジンについて】
これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に
旅の思い出などを中心に語るメールマガジンです。

現在は、日本で再就職をしていますので、
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(まぐまぐ)
http://archive.mag2.com/0000206271/index.html

内容は同じです。
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【目次】
1.街の中
2.シュテファン教会
3.ウィーン少年合唱団
4.ソプラノ
5.編集後記
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【1.街の中】

冷たい風が吹きぬけていく。
空は白く曇り、太陽は姿を見せない。

2003年10月18日。
私はウィーンの街を歩いている。

洗練された都会には、歴史のある建築物が並び、
コートを着た背の高い人たちが颯爽と歩いていく。

道端には、焼き栗のようなものを売る人が立っている。

前夜、キムチを食べ過ぎたためか、その日の朝は腹痛だった。
刺激物を取りすぎたためか、体がやけに気だるく感じられる。

体の不調を振り払うようにして私は早足で歩いていく。
肌寒いウィーンの街を。

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【2.シュテファン教会】

途中、デパートでトイレを借り、シュテファン教会に行った。
教会の中は、暖房が効いていて暖かい。
やっと、安らげる空間に来たという気がする。

教会の後ろの方にある椅子に腰を下ろして私は辺りを見回す。
キリストの像を始め、多くの偶像が飾られている。

教会に来てみると、キリスト教は本当に偶像崇拝なんだなと思う。

そして、やはり偶像のように「分りやすいもの」は
人々の心を掴むためには必要なんじゃないかとも。


オルガンが始まった。
ミサの時間なのだ。
オルガンの音が、教会の中に満ちていく。
それは、いつまでも建物に響き渡り、
次々と、くり出されていく和音が絡み合っていく。

人は歌い、何を祈るのか?
願いは叶ったのだろうか?

暖かい教会を出ると、再び冷たい風の中を歩く。

フロイドの家の博物館を見学し、ドナウ川見て、
第三の男の舞台となったプラター遊園地を見学した。

再びシュテファン教会に戻り、夕方には「キムチハウス」に戻る。

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【3.ウィーン少年合唱団】

翌日、2003年10月19日は日曜日だ。

朝起きると、私たちは「ある場所」に向かった。
今日は無料でウィーン少年合唱団を聞くことが出来る日なのだ。

宿で知り合った韓国人数人と私は連れ立って会場へと向かう。
9時には、列に並び、その後、ゆっくりと中に入っていく。

ロウソクの匂いが鼻を衝き十字架が目に入る。
天井からはシャンデリアが架かっている。

そうだ、ここは教会なのだ。
本当の宗教施設。
しかも、長い歴史がある場所なのだ。

そして、これから行なわれるのは本物のミサなのだった。

私たちは、後ろの方で立ったままだが、
もう既に座席は人で埋まっている。

ミサに似合わず、
それはザワザワという騒音が支配する空間だった。

ミサが目的というよりも、
少年合唱団を見るために来た人も多いのだろうか。

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【4.ソプラノ】

起立。

オルガンの音が響くと、少年たちが歌い始める。
その不思議なソプラノは、
遠い世界から降ってくるような感じがした。

いつか、美術館で見た絵画を私は思い出す。

それは何かの宗教画で、
天使が空中から女性を見守っている画だった。

ミサは、静かに進行していく。
祭壇には、十字架に掛けられたキリストの偶像があり、
その前で、少年たちが並び、ソプラノを響かせる。

もの凄いフラッシュ。
こういうときは、日本人観光客が多いのかと思ったが、
必ずしもそういう訳ではなかった。

欧米人の観光客も多く集まり、
カメラを持ち出し傍若無人に写真を撮り続けている。

厳粛な雰囲気はもはや消え去り、
光り続けるフラッシュに少年たちの顔は照らされている。


クリックすると写真が表示されるはずです。
(飛べない場合はコピペして下さい)

シュテファン教会
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/vienna03.jpg

プラター遊園地
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/vienna04.jpg

ウィーン西駅周辺
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/vienna05.jpg

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【5.編集後記】

2008年8月8日というと、グルジア紛争のことを思い出す。
あれからもう一年が経ったのだ。時が流れるのは早い。

あの後、世界経済の大混乱があり、資源価格の下落があり、
ロシア経済も弱体化した。

この先、状況はどうなるのかは分らないが、
グルジアが、南オセチアを取り戻すのはきわめて難しいだろう。

イングーシの状況をみれば分る。
(イングーシは、北オセチアとの領土紛争がある)

それから、2006年8月7日に3年4ヶ月の旅から帰国して、
3年という月日が過ぎていった。

3年・・・

この3年間は実に多くの出来事があったように思う。
この次の3年は、一体どんな日々になるのだろうか?

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http://www.mag2.com/wmag/osusume/toukou.html
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