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「日本から飛行機を使わずにケープタウンまで行ってみよう」それが当初の旅の目的だった・・・3年4ヶ月世界一周半。累積訪問国110ヶ国以上。アジア、中東、アフリカ、中南米、中央アジア、ロシア。「辺境」を好んで旅した著者による記録。是非ご登録下さい。【相互紹介歓迎】

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2009/06/29

SHIZA旅(ラピュタの城:スロバキア1)

SHIZA旅(ラピュタの城:スロバキア1)
2009.06.27 17:30作成:日本
2009.06.28 16:48貼付:日本
2009.06.29 02:00配信予定(日本時間):時差0時間
まぐまぐ:311部 melma!:441部
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【このメールマガジンについて】
これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に
旅の思い出などを中心に語るメールマガジンです。

現在は、日本で再就職をしていますので、
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(まぐまぐ)
http://archive.mag2.com/0000206271/index.html

内容は同じです。
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【目次】
1.最後のブダペスト
2.朝の光
3.コシツェ
4.城へ
5.編集後記
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【1.最後のブダペスト】

頭の奥に金属の塊を詰められたような感じがする。
体が重く、今は、ゆっくりと動くことしかできない。

無理も無いだろう。
時計は午前4時を表示している。

就寝したのは0時近かったから、
4時間ほどしか寝ていないことになる。
6時の列車に乗るために、早起きしたのだ。

4時に起き、米を炊いた。
ハムと卵を、フライパンで加熱。

今日も米は上手く炊けた。

一晩、水に漬けて置いただけあって日本の米のように柔らかい。
甘味が口の中に広がっていく。
炊きたての米をゆっくり噛み締めて味わう。

食器を洗い、洗顔した。

余った卵は、
「自由に食べて」と英語で書いた紙を貼り付けてある。

こうした紙を貼り付けてあれば、
あと数時間後には誰かの胃の腑に収まっていることだろう。

昨夜、同部屋の韓国人に「卵あげるよ」と言ったら
「卵はあまり好きじゃない」という答えが返ってきたのだ。

生卵を持ち歩くわけには行かないから、
卵好きな人に食べてもらおうと思ったわけだ。

今考えると、ゆで卵にしておけばよかったのだが、
もう時間的余裕は無い。

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【2.朝の光】

雲が桃真珠の色に輝き始め、いつしかそれは純白の煌きに変わった。
列車は、どこまでも続く草原を駆け抜けていく。

近くの草は次々と後方へ飛び去り、遠くに見える木々の姿は、
ゆっくりゆっくりと移動していく。

私は、Hidasnemetiという国境の駅を越えて、
スロバキアに入国する予定なのだ。

ハンガリーの平原がどこまでも続いている。

気がつくと、空はヒツジの雲に覆われ、
ささやかな青空が顔を覗かせている。

凄まじい速さで列車は小麦畑を駆け抜けていった。
今は10月。収穫の季節なのだろうか。

この小麦がパンになり、麺になり人々の生命を支えていく。
そんな小麦畑がどこまでも続き、
一瞬、畑が途切れたかと思うと小さな村が現れた。
教会の屋根が天に聳えて見える。

今日は2003年10月11日。
土曜日だ。

静かな村を通り抜けた後、私はスロバキアに入国するのだ。

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【3.コシツェ】

午前11時。

突然、鐘が鳴り始める。

国立劇場前の噴水のある広場で、私は長椅子に腰を下ろしていた。


コシツェ(コシュツェ)は美しい街だった。

ここはスロバキア東部、ハンガリー国境にも近い。

大聖堂や劇場、そして噴水のある広場。
どこまでも続く大草原を抜けてきた目には、
街の建物が鮮やかに見える。

もちろんそれは、ブダペストなどと比べたら小さな街に過ぎない。
しかし、その洗練された街は、極めて魅力的だ。

それはどこかの美術館で鑑賞した絵画に似ていた。
そうだ。私は絵画を見ているようだ。
立体的な絵画。街が絵画なのだ。

しかし、私は決してこの絵の中には入り込めない。
旅を続ける私は、鑑賞者に過ぎないのだ。


この街には湿った風の匂いが満ちている。
道を行く人は皆のんびりと歩いている。

ここから見える建物の一つ一つが街全体に溶け込んで、
何とも言えない雰囲気を醸し出している。

勝手に一つの家を建てるのではなく、
街全体の調和を考えているのだ。

注:
旅行案内書を持たない私は知らなかったのだが、
コシツェはスロバキア第二の街だということだ。

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【4.城へ】

私はコシツェ駅に戻り、バスターミナルへ向かう。
ここから「ラピュタの城」を目指すのだ。

「ラピュタの城」は、「情報ノート」で見た情報で、
本来は、「スピシュ城」というらしい。

ガリバー旅行記の「ラピュタ」から取ったという題名のその映画は、
日本人の愛好家も多いとと記憶している。

「スピシュ城」は、
その作品に出てくる城に良く似ているというので、
旅人の間で評判になっていたのだ。


SPISSKE PODHRADIEという村にそれはある。

コシツェから12時10分発のバスに乗り、
私は「スピシュ城」に向かった。

(バス料金は106SK=約300円)

バスは、コシツェを出ると山道にさしかかる。
コシツェは山に囲まれた街なのだ。

山道を走り終えると、急に視界が開けた。
空の下には、草原が広がっている。
何気なく左手に目を向けると、思わず息を呑んだ。

(続きは次回)

1SK=約3円

クリックすると写真が表示されるはずです。
(飛べない場合はコピペして下さい)

コシツェの街1
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/slovakia01.jpg

コシツェの街2
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/slovakia02.jpg

コシツェの街3
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/slovakia03.jpg

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【5.編集後記】

先週のメルマガで、イランの抗議行動が沈静化していると書いた。
しかし、その後、大規模な抗議デモに発展した。

現在(6月28日)は、特に新しい報道は見られていない。
(一般的に手に入るニュース)

しかしこの先、状況がどうなるか予想がつかない状況になっている。

過去に、パフラヴィー2世(パーレビ国王)を見捨てたアメリカが、
今回の「改革派」をどこまで支持できるか疑問が残るが、
保守派の内部対立によっては、一気に流動化する可能性もあるという。


余談だが、現在、ブータン旅行の情報を集めている。
しかし、旅行会社の担当者のやる気のなさに困り果てている。

質問しても、ホームページを見てください。
とういう回答だけだった。

ホームページに載っていないので聞いている訳なのだが。

昨年も、同じ担当者のやる気の無さで、
結局チケットは取ってもらえなかった。

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(melma!と「まぐまぐ」ではIDが異なりますのでご注意ください)

http://www.mag2.com/wmag/osusume/toukou.html
【「SHIZA旅」3年4ヶ月 世界一周ひとり旅】ID:0000206271 
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