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2009/04/13

SHIZA旅(台湾温泉紀行)

SHIZA旅(台湾温泉紀行)
2009.04.11 11:02作成:日本
2009.04.12 16:04貼付:日本
2009.04.13 02:00配信予定(日本時間):時差0時間
まぐまぐ:323部 melma!:435部
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【このメールマガジンについて】
これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に
旅の思い出などを中心に語るメールマガジンです。

現在は、日本で再就職をしていますので、
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(まぐまぐ)
http://archive.mag2.com/0000206271/index.html

内容は同じです。
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【目次】
1.記憶の底
2.博物館
3.地熱谷
4.瀧乃湯
5.編集後記
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【1.記憶の底】

この風景をいつ見たのだろう?

どこか懐かしい風景が、消え去ろうとする記憶を呼び起こす。

それは、あまりにも小さくかすかで、
手繰り寄せようとしても儚く消えてしまいそうだ。


それが、ここに来た時の印象だった。

もちろん、この場所に来たのは初めてだったし、
写真ですら見たことは無いはずだった。

どこか懐かしい風景。

そこには、かすかに「日本」が忍び込んでいるのだろうか?
それとも、中国本土を旅して見てきた風景が、
私の記憶に沈殿し、こういう思いを抱かせているのか?

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【2.博物館】

懐かしい記憶を呼び起こす駅前を抜けた。

川沿いを歩く。
少しずつ道はせり上がっていく。

穏やかな風に乗って、硫黄の匂いがかすかに漂ってくる。
これだ。この感じ。上手く言えないがとてもいい感じだ。


台湾の先住民に関する展示のある「文化館」を訪れ、
(台湾では「原住民」と呼ぶ)
さらに坂道をゆるゆると登っていく。

右手には、開けた土地がある、
その向こうに小さな川が流れているのが見える。

新北投温泉

私が歩いているところの名前だ。
台北からMRTと呼ばれる交通機関でここにやって来た。

日本統治時代に温泉として名高く、
現在(2009年3月)も温泉旅館が残されている。

「新北投温泉博物館」にたどり着いた。
ここは1913年に建設された昔の公共浴場だ。
1913年ということは、当然、日本統治時代である。

入り口で靴を脱ぎスリッパに履き替える。

畳のある大広間があり、その下の階には、大きな浴場がある。
まるで日本どこかの都市にあるような施設だ。

それにしても100年近く昔のものであるのに、
今でも十分に使えそうなのは驚きだ。

(現在は、博物館としてのみ使用され、
入浴施設としては使われていない)

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【3.地熱谷】

施設を出ると再び山道を登っていく。

硫黄の匂いが強くなってきた頃、
左手に道を折れ、しばらく歩くと
ゆらゆらと湯煙の立ち上るのが見える。

「地熱谷」だ。

濁った池から湯煙が立ち上っていく。
周辺には柵が設けられていて池に下りることはできない。

90度の高温と言うから、かなり危険だろう。
ここでは、温泉卵もできるという。
恐らく危険だという理由で、今では禁止されているようだが。

踵を返して、再び、川が流れる道へと戻る。
この川からもゆらゆらと湯気が立ち上っている。

ここも温泉なのだ。
足を川に入れている人がいる。
足湯をしているのだろう。

その場所の近くに「親水露天温泉浴池」と呼ばれる施設がある。

ここは混浴の露天風呂がある。

台湾では混浴に入る際には、水着を着用する必要がある。
このときのため、しっかり水着を用意してきた。

しかし「これから昼休みに入るので1時間後に来てくれ」という。
さすがに1時間も待っていられない。

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【4.瀧乃湯】

「瀧乃湯」と呼ばれる共同浴場に行く。
男女別の内風呂で、水着着用する必要は無い。

90元(邦貨:270円)を支払い中に入っていく。

脱衣所があるかと想像していたが、
目の前にはいきなり大きな浴槽が出現した。

脱衣所などの緩衝地帯がなく、いきなり浴槽だ。

浴槽の右手に木製の棚が置いてあり、
そこに脱いだ衣類を置いておく仕組みになっているようだ。


軽くシャワーを浴びた後、湯に体を沈める。

熱い。

じんじんと体に沁みこんで来るような熱さだ。
湯船の周りには、体を休めている人がいる。
マットレスのようなものに横になっているのだ。
じっと目を閉じたまま体を動かす気配も無い。

反対側には、屈伸運動をしている人がいる。

まるで、日本の古い温泉郷にあるような共同浴場。
ここが外国であることを忘れてしまうような瞬間だ。

私は熱い湯に浸かりながら、
いつまでも屈伸運動をする人を見ている。

しばらくそれは止みそうにもない。

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【5.編集後記】

私が住む地域では急に暖かくなってきた。

これで花粉の飛ぶ量も少なくなれば、
花粉症の私にとっては楽になるのだが。

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【「SHIZA旅」3年4ヶ月 世界一周ひとり旅】ID:0000206271 
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