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フィリピン、ミンダナオのキダパワン、ムスリムと先住民族の地アポ山から、NGO「ミンダナオ子ども図書館」館長で絵本・児童文学・作家・評論;松居友(日本文芸家協会)が医療活動、読み聞かせスカラシップ、子供の様子など評論、文化論、教育論を交えて送ります。

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2008/12/03

松居友のミンダナオ子ども図書館便り

ミンダナオ子ども図書館便り:12月10日
本文を読む方は、以下をクリックしてください
http://home.att.ne.jp/grape/MindanaoCL/mindanews.htm
映像:ミンダナオ紛争と難民たち、をご覧になりたい方は以下をくりっくしてください。 

http://www.edit.ne.jp/~mindanao/eizou2008nanmin.htm

   以下:目次
1,日本からようやく、我が故郷?のミンダナオへ
  帰ったとたん、70名のスカラーたちが、歌声と共に迎えてくれた。
  よほどうれしかったのか、満面笑顔で笑っている。彼らの笑顔を見ると、日本での講演疲れが吹き飛んだ。

2,翌日は、間髪をいれず、ピキットの難民キャンプへ
  日本滞在中、とにかく気になったのは、難民キャンプの子どもたちの状況だった。 

  現地に帰り、まだ、かなり疲れが残っていたが、翌々日には、難民キャンプを訪れた。

3,ミンダナオの状況は、良いとも悪いとも言えない。
  今後、どのような展開を見せるかは余談をゆるさない。
  ピキットでは、戦渦は多少おさまったものの、
  ARMM(イスラム自治区)等では、今まで以上の激しい戦闘が起こっているとも聞く。
  ダトゥピアンなどでは、国際NGOが入ることが制限され、難民は悲惨な状況だと聞く。

4,難民キャンプでは、子どもたちの病気が問題だった
  今回、日本に行ったときに、当時アルバちゃんに会った行橋カトリック教会の「Mの会」メンバーと、山元眞しんぷから、
  「探して欲しい。できれば、ミンダナオ子ども図書館に小さな小屋を建てて、祖父母と共に、健康が回復するまで療養させて欲しい」
  と言う、希望を聞き、現地に足を運んだ。

5,今回何よりもうれしかったのは、元気なスカラーの子に会えたこと
  今後、12月は、クリスマス炊き出し支援と読みきかせを始める事に決定。
  年明けて、医療支援を開始する。
  もう一つのうれしい出来事は、
  上の写真の子たちと同じ、ブアラン村から難民になっているAlibai Adzis(13)さんに、支援者が見つかったこと。

6,日本滞在中の所感
  日本人にとって、生きる力とは何だろう。
  まず根本的に、ミンダナオの若者たちと、日本の若者たちの「生きる力」の解釈が異なるのは、
  日本では、生きる力は、「個人の力」として解釈されていることだろう。
  忍耐力、学力、決断力、実行力、これが国家単位になると政治力、経済力、軍事力となっていく。
  ミンダナオの若者たちにとって、生きる力は、どうも個人の力とは反対がわに有るように見える。
  ミンダナオ子ども図書館に来て、ここで共に生活を始める若者たち。
  彼らのとって、「生きる力」は、互いの壁を極力取り去って互いに協力しあい、助け合い、家族のように愛し合い
  たとえ贅沢な暮らしが出来なくても、極力みんなで分かち合い
  一歩一歩(例えそれが小さな小さな一歩でも)喜びながら未来へ進んでいくことなのだ。




ーーーーミンダナオ子ども図書館ーーーー
郵便振替口座番号  00100 0 18057 
加入者名 『ミンダナオ子ども図書館』 
寄付(自由寄付)をお寄せ下さった方々には、年四回季刊誌『ミンダナオの風』をお送りしています。
連絡先Eメール:mindanao@zap.att.ne.jp.(松居友個人宛)
http://home.att.ne.jp/grape/MindanaoCL/
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