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2007/01/01

メールマガジン 『関空運輸の物流通信』

メールマガジン 『関空運輸の物流通信』


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【INTRODOCTION】
 新春を寿ぎ、メルマガ新年号をお届けします。旧年中は一方ならぬ御厚情を賜り
厚く御礼申し上げます。本年も相変わりませずご指導のほどよろしくお願い致します。
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【弊社社長ご挨拶】
 新年明けましておめでとうございます。
  
昨年は関空運輸にとって大きな節目の年となりました。一昨年の10月に創業者で
あり、私の父である先代社長が亡くなり、初めて迎える一年であり、ただでさえ大変
な状況の中、大きな新規業務もスタート致しました。社員にも大変な思いをさせました
が、昨年一年間を大きな事故、トラブルも無く無事過ごす事が出来たことは私にとって
も、社員全員にとっても大きな自信となりました。

これもひとえにお世話になっているお客様、同業者様、お取引先様の支えがあってこそ
と深く深く感謝しております。本当に有難うございます。

今までの経験を活かし、物流アウトソーシング企業としてレベルアップを図っていける
よう、今年も社員全員でイキイキと挑戦を続けていきます。本年もどうぞ宜しくお願い
致します。

                          代表取締役 内畑谷 剛

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LLL     VOL.5:物流センターに必要なもの     LLL
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 前回、ディストリビューションセンター(DC:在庫保管型センター)について述べ
ましたが、今回はもっと枠を広げて、物流センターの運営について述べたいと思います。
 私は、前職の物流コンサルタント時代を含め約40箇所強の物流センターを見学する
機会がありました。TC(通過型センター)もあれば、前述のDCもありました。
 各センターとも荷姿・センター形態・センター規模等々形は違えど共通している部分
も多々あり今回は、センター運営を行うに当たって必要なものにフォーカスして述べた
いと思います。

 ◆物流センターに必要なもの◆ −−−−−−−−−−−−−−−−−
 |1.挨拶が全従業員できること(来訪者の耳に届く大きさの声) |
 |2.整理整頓ができていること                |
 |3.清掃ができていること                  |
 |4.タイムマネジメントができていること           |
 |5.現場に『工夫』があること                |
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 1.挨拶が全従業員できること(来訪者の耳に届く大きさの声)

 まず、センターを訪問した時にそのセンターが管理できているかどうかを判断する
ものは、入館時の受付の対応と来訪者が来る旨を把握し適切に応対できるかどうかで
です。
「関空運輸の岡本です。本日は、○○時より○○様とお約束させて頂いております。」
と言った時に、応対者が
「○○さん関空運輸の岡本さんが来てま〜す。」という対応か
「関空運輸の岡本様ですね。お待ちしておりました。では、こちらへどうぞ。」
という対応かで、その物流センターの程度が分かってしまいます。できれば、事務所
の全員が起立しお客様をお迎えすることが望ましいと考えます。ここまでできている
物流センターは、私が訪問した企業では、1社もありませんでした。かくいう私の
センターでも全員が起立してお迎えできるようには、まだなっていません。今後の
課題と認識しています。
 また、現場(庫内)を視察している時に、現場で働いている社員は、もちろんの
こと、パートや派遣までもが「いらっしゃいませ」と相手に聞こえるぐらいの声で
きちんと挨拶ができるかです。この挨拶が“全員”できている企業は、私が訪問した
40箇所の物流センターでも大手・中小問わずそう多くはありませんでした。
やはり、しっかり挨拶ができている物流センターを訪問するのは、気持ちの良いもの
です。


 2.整理整頓ができていること

 庫内も当然のことながら、事務所内も整理整頓がしっかりできている物流センター
は、挨拶同様気持ちの良いものです。
 ちなみに、整理整頓の意味は、
「整理」=いらないものを捨てること。
「整頓」=収納する場所を決めきちんと収納されていること。

 お客様が来るからといって、あわてて取り繕っている現場は、見ればすぐに分かり
ます。その工程に必要なものが点在しており、使う時に使いやすい状態になっていない
からです。前述のポイントで現場を観察すると、普段、整理整頓ができていない現場
は、すぐに分かります。


 3.清掃ができていること

 普段清掃を行っている現場は、大変多いものですが、意外と忘れがちなのが、トラッ
ク接車口や入館入り口、そしてトイレです。清掃員を雇っている物流センターも8社
ありました。
 まず、トラック接車口や入館入り口ですが、物流センター周辺の環境にも因ります
が、風等で飛んできたゴミがセンター内に滞留してしまう環境にある場合は、
物流センター周辺の清掃も定期的に全員で実施すべきです。お見合いやプレゼンも第一
印象でおおよそ決まってしまうとおり、物流センターも第一印象であるトラック接車口
や入館入り口でその印象が決まってしまいます。いくら最新式のマテハンを導入して
ミスが少ない物流センターであっても、その魅力は、半減してしまいます。
 次に、清掃員を雇っている物流センターですが、私としては反対です。自分達できれ
いにしようと意識していないセンターは、お客様である荷主の商品(自分達が取り扱っ
ている商品)に対しても意識せず、商品が汚損していてもそのまま出荷していること
は、容易に想像できます。私どものセンターは、センター長からパート・派遣まで全員
で当番制による掃除を実施しています。また、各掃除エリアでのチェックポイントを
設け、チェックポイントに1箇所でもひっかかれば、掃除やり直しです。
『全員で掃除することの意義』を全員が共有することが必要と考えます。


 4.タイムマネジメントができていること

 時間管理ができている現場は、多いと思います。とある視察先の物流センターでは、
進捗管理システムが導入されており、そのセンターで案内して頂いた方は、自慢げに
我々に説明していました。そこで、現場のパートさんに、進捗管理システムの表示板
に掲示されている数字は、何かと尋ねると、帰ってきた答えは、「それは社員しか
分かりません」とのことでした。またある現場では、「現在荷揃えが完了したピース数
です。」との答えでした。そこで私は、「では今日荷揃えをしなければならない
全ピース数は?」と尋ねると、「さあ、分かりません。」との答えでした。
ごらんの通り、一部の者にしか分からない進捗管理システムは無用の長物です。現場で
働くもの全てが(最低でもそのシステムを使用している部署)理解し、確認できる状況
にしなければ、何の意味もありません。
 進捗管理システムを導入しなくとも、タイムマネジメントを行う手立ては、いくらで
もあります。5.の現場に『工夫』があることでその内容を述べたいと思います。


 5.現場に『工夫』があること

 私どものセンターでは、進捗管理システムなどという高額なものは何もありません。
 しかし進捗が把握できる状況にしています。まず、TCの入庫口では、当日入庫する
ベンダー(倉庫)ごとのケース数や才数の一覧を貼り出し、TCの従業員が入庫の都度、
マーカーで消しこみを入れています。つまり、マーカーで消しこみを入れていない
ベンダーは、まだ入荷してしないという判断ができる分けです。全体の入庫数が記載
されていますので、現時間で全体の何%が入荷されたかというのが全員把握できます。
 また、ソーター(自動仕分け機)の通過件数が時間帯別に把握できるため、13時と
15時に館内放送で「現時点で○○ケース通過です。残り○○ケースです。」という
アナウンスを入れることにより、全員に時間に対する意識を付けさせています。
その他現場での工夫ということでいうと、1週間のDC入庫予定表や庫内事故報告書を
休憩室に掲示し、朝礼で注意克己し全員で情報を共有するシクミにしています。
 その他にも、全員で情報を共有しようという工夫を随所に行っています。キーワード
は、『全員で情報を共有しよう』という取り組みです。1人1人が情報を知ることに
よって各々の動きが変わってきます。進捗が遅れていれば、今何を自分がしなければい
けないのかを考えながら動くようになります。
 その他に、ホワイトボードを使った管理方法もあります。これは、次回ご紹介したい
と思います。


                                     以上



                             (文責:岡本 高士)




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