2007/12/18
【木材の情報源】 建築基準法と木材界の今
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●菅野kaz−木材の情報源 (2007年12月18日) 木材業界に入って35年。主に木の知識と情報を発信するサイトです。 日本・カナダ・その他各国の木のアドバイスをします。 木造住宅の良い点、悪い点など住いに関する情報も満載。 ---------------------------------------------------------------- □ 発行者 : 菅野一夫 □ サイト: http://trees.rulez.jp/component/option,com_frontpage/Itemid,1/tckg,kanno/ □ プライバシーポリシー: http://trees.rulez.jp/content/view/26/30/ □ メルマガ解除 :http://www.mag2.com/m/0000205529.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 木材の情報源 http://trees.rulez.jp/ @菅野一夫です。 秋は建設需要期で、例年だと、一年を通して、建設が活発な季節である。 ところが今年は6月に建築基準法の改正があり、建築確認が従前にくらべて 厳しくなり、業界と制度の間に齟齬がおきて、建築が例年と比べてかなり 建築関連業界の生産調整や生産の落ち込みがめだち、産地のカナダなどにも 大きな影響を与え、こんなに悪いのは初めて体験すると木材業界関係者の 多くは悲鳴を上げていると聞く。 流通も在庫調整・相場の低迷・維持に苦戦しているようだ。 寒冷地域の冬は、積雪や、地面に霜柱が立つので、基礎工事の仕事は出来るだけ 避け、また屋外の仕事も寒さに影響され、建物内部の仕事しかできなくなって くる。 木材界は秋の住宅建設に期待をかけていたもので、木造住宅が住宅シェアーの ほとんどを占めていた当時、秋は木材を一番使うのに適する季節ということを 大工が良く知っていたことと、彼らの技術が発揮できる季節だったのでそういう 活発なシーズンになっていたようだ。 秋は湿度が少ない季節のため、柱と梁をつなぐとき、木材のつなぎの仕口・加工 の施しをした後、木材が膨張したり、縮小して、つなぎがうまくいかなくなったり 木が狂うことが少ないのだ。 「住まい」のためのプラニング、見学などは、FOUR SEASON こまめに見て周ったり 計画を立てたりして充分に案を練り、建設は秋から取り掛かることをお勧めする。 次に、どんな「不動産業者」「建設会社」が良いのかあるいは良い業者の 見分け方、見つけ方についても質問を良く受けるのだが、地域の風土、地域の 業界情報を知っているわけではないので、具体的な返答は出来ないのが実際 である。 地域の風土情報を良く知っていて、自分のほしい住まいを実現してくれる 技術を持っていて、相性のあう人たちに相談して頼むことだろう。不満・不信を 抱えながら取り掛かることは絶対にしないことである。 幸せになれると思うことを実践できるのが良いので、それに協力してくれそうな 人たちに依頼するのだが、その信頼できる人たちをどうやって選択できるのかの 問題である。 この広い日本で、住宅に携わっている人は数多くいて、消費者の好みに合致する 人たちも数多くいるのだが、消費者の側から自主的に探索するのがよく、どんな 建築履歴が有り、その履歴を見学して回り、疑問を感じたらノートに書き取り、 そのメモを見ながら自分らの夢を実現してくれそうなグループを見つけることと、 自分たちの周りにいる人たちからどこが良さそうか聞き出し、それも自分たちで 調べて、総合的に決定することだと思う。 自分たちのお気に入りを見つけることが重要だ。 世の中は常に変化・進歩しており、過去と同じことは何も無く、「住まい」に おいても同じことである。そのときのベストを尽くし、後で後悔をしないことだ。 後悔するほうが人間らしく、人の良い方が多いと思うが、成功している人は 総じて後悔する人が少ない気がする。 今年を象徴する言葉として、「偽(にせ、ぎ)が選ばれたようだが、建設業界でも 建材偽装が発覚しており、昨年の耐震偽装に続いており、そのことも「住まい」 に関して、複雑な心情にしている一因であると思う。」 いずれにしても、「住まい」等に関して何か相談事があれば、ソット尋ねてみて ください。わかる範囲内でお応えします。 ■■ 編 集 後 記 ■■ -------------------------------------- 今年ももうわずかで暮れようとしている。 なんといっても、建築基準法の改正による建築確認の厳正化による認可の遅れ から、新規住宅着工数は7月から年後半に向かって大幅な落ち込みが顕著になり、 2007年の大幅な落ち込みが予想され、それにより経済成長率も影響を受け、 下方修正を余儀なくされていると MEDIA は伝えている。 建設関連業界の業績も下方修正している。来年の第一・二四半期まで確認の ゴタゴタが続きそうなので、来年前半までは業界関連の業績は良くない見通しの ようだ。ある意味では、他企業と差をつけるチャンスでもあるので、それ以降の ことを、今から充分に練っている企業もあるようだ。それまで持たない企業は、 歯を食いしばって頑張るしかないが体力が保つかどうか心配である。 USA のサブプライムローンの債権化による金融資本の世界的な大幅な損失が 出ているが、実体経済にこれからどういう影を落としてくるのかわからないが、 影響が無いということは楽観的過ぎるようだ。 いずれにしても、先進国、後進国などの今までの地図が劇的に変わってくるよう な気がする。新興国の経済成長がUSA, EU の経済停滞をかなりの程度補うと 云われており、又、そうなっている。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― □ 編集・発行 : 菅野kaz−木材の情報源 □ サイト : http://trees.rulez.jp/ □ メール : info@trees.rulez.jp □ メルマガ解除 :http://www.mag2.com/m/0000205529.html ―――――――――――――――――――――――――――――――――― Copyright(c) Kanno Kaz. All rights reserved.


