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2009/02/28

幻月占い

幻月占い   2009年2月28日号

 2月も今日で終わりですね。
今月は日曜日から始まって、土曜日に終わっているので
カレンダーを見ると、すっきりしている感じがします。

 今回は飢渇祭について、お話します。
餓渇祭(けかちまつり)とは、雨乞いの正反対のことを願う儀式です。
雨乞いの儀式の方は有名ですが、餓渇祭は干ばつになって、
米が凶作になり、飢饉になるように願う儀式なのです。
餓渇祭の儀式をする人は、室町時代の米商人の中に多くいました。

 室町時代は一般市民のするような犯罪では滅多に死刑になることはありませんでした。
室町幕府第6代将軍足利義教が恐怖政治を行っていた期間を除けば
将軍暗殺・一揆扇動レベルで死刑になるくらいでした。
もっと言いますと、嘉吉の変を起こした赤松満祐が幕府に謀反を起こしたのは
嘉吉の変が初めてではありませんでした。
赤松満祐が家督を相続した時、室町幕府第4代将軍足利義持が
赤松氏の所領(播磨など3カ国)のうち、播磨を幕府に渡すように命令しました。
これに激怒した赤松満祐は京都の自分の屋敷に火を放ち、国元に帰ってしまいました。
足利義持は遠征軍を出そうとしましたが、他の守護大名たちが揃って反対したため
遠征軍は出せず、赤松満祐は無事に3カ国の守護大名になれました。
このように、室町時代は明らかに幕府の命令に背いても
死刑にも所領没収にもならなかったのです。
 一般市民がするような犯罪で死刑になる可能性がありそうなのは、
前に挙げた一揆の扇動くらいですが、実は、餓渇祭も死刑に相当する重大犯罪でした。
餓渇祭をして、本当に飢饉になってしまったら一般市民が困るのみならず、
最終的には一揆などの原因になって室町幕府存亡の危機になってしまうからです。
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