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2008/06/19

箴言20章

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本来、聖書の一語一句は語られたものです。
読むのではなく、聖書の言葉に聞きましょう。
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箴言20章

 「主を待ち望め。主があなたを救われる」(22)

 箴言はどれも謎に満ちています。時代と場所がことなると同じことを語りな
がら、言葉が影響を受けるからです。ですから、安直に自分が置かれた状況に
引き当てて理解する、あるいは理解しないという判断は大変な危険を伴うこと
になります。

 物事は時間と場所という枠組みをもって現象します。何かがある、というこ
とはその何かには必ず時間と場所が特定される、ということになります。それ
に対して神さまのことばが永遠であるということは、神さまのことばは時間と
場所の枠組みを超えて真実であるということを意味するのです。この違いにお
いて、人間の存在、現象世界と神さまのことばとは区別されます。神さまは完
全に時間と場所の制約をご自身の支配下に治められているのです。御心のなる
時に現象するのであって、現象に従って御心がなるのではありません。意思が
現象を支配するのであって、現象が意思を支配するのではありません。このこ
とに神さまのことばの元型イメージがあります。そして私たちはその元型イ
メージに似せて造られているのです。私たちの意思は状況から独立して自由で
ありうるのです。伝統的に状況に支配される意思をもってサタンのイメージと
することが洋の東西を問わず行なわれて来たことは興味深いことになります。

 人間の意思は時間と場所から自由になりうるのですが、物事は時間と場所の
制約を受け、言葉は意思と場所、時間の制約を受けています。ここに人間の存
在様式の悲劇があります。私たちの言葉に力がないことの原因を見ることがで
きるのです。人の味わう挫折の原因もほとんどがこの原因に行き着くといえる
でしょう。私たちにはそこから逃れる道などありはしないのです。科学をもっ
てしても、それが人間の英知である以上は、その枠組みから逃れ出ることがで
きないのです。私たちはこの問題を目の前にして沈黙せざるを得ません。ただ、
それを超えることができる方が、私たちを憐れんでくださる故に感謝しましょ
う。この方、主なる神が永遠なるかたであるから、感謝しましょう。私たちと
ともにいてくださるから、感謝しましょう。私たちは救われるのです。
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今朝はどのような言葉を聴かれましたか?
応答のメールを感謝します。どんな内容でもお報せください。
古池 哲三/koike@brainsnet.cc
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