大起産業『週刊マーケットレポート(穀物・為替編)』  RSSを登録する

商品先物市場(穀物、コーヒー)、外国為替市場の週刊レポート。ファンダメンタルズ分析を用いて、中期トレンドを考察します。テクニカルや内部要因ではなく、あくまでも需給動向や経済環境を重視したトレンド分析です。毎週、月曜日夕方発行です。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/09/18

大起週刊レポート【農作物・為替編】2009/09/18発行

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  大┃起┃産┃業┃ 
  ━┛━┛━┛━┛
    週┃刊┃マ┃ー┃ケ┃ッ┃ト┃レ┃ポ┃ー┃ト┃ 【農作物編】┃
    ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━━━━━━━┛
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009/09/18 Vol.139 ━━━━
 
 
 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
 
     商品先物取引ホームトレードシステム・GALAXY(ギャラクシー)
       
                 ☆口座開設・資料請求URL☆ 
           http://www.daikiweb.co.jp/galaxy/
 
             ☆お問い合わせ先ダイヤル☆
           0120-5-17140(平日 08:00-18:00 )

 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 ※今号から、発行日を月曜日から金曜日に変更いたしました。

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ■トウモロコシ -豊作見通しを織り込む展開が続く-
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 <豊作見通しと天候リスク>
 CBOTトウモロコシ先物相場は、300セント台前半でやや値位置を切り上
 げている。9月11日に米農務省(USDA)より発表された9月需給報告に
 特段のサプライズがない中、豊作見通しを織り込む動きが続いている。ただ、
 気温低下予報が伝わると、降霜に対する警戒感から急反発し、一時は約1ヶ月
 ぶりの高値となる347.75セントまで反発する場面もみられるなど、依然
 として天候リスクに対しては敏感な反応を示している。
 
 <気温低下には注意が必要>
 USDAが14日に発表したクロッププログレス(13日時点)によると、進
 捗率はドウが93%(前年同期は98%)、デントは66%(同86%)とな
 っており、概ね平年から1~2週間の遅れが生じている。これは平年よりも早
 霜被害を受け易いことを意味し、実際に8月のトウモロコシ相場は早霜被害の
 可能性を織り込む形で急反発した。結果的に早霜被害が確認されなかったこと
 が9月の安値更新局面につながったが、ここにきて再び寒気団の南下が予測さ
 れていることが、マーケットの注目を集めている。既にデントも後半に差し掛
 かる中、多少の気温低下でイールドが大幅な下方修正を迫られる状況にはない
 が、短期的な下げ過ぎ感からショートカバーが入り易い相場環境にあることは
 間違いなく、今後の気象環境に対する注意は必要だろう。ただ、降霜被害が確
 認されなければ、天候プレミアムを上乗せする動きはその後の急落相場に発展
 する可能性が高い。
 
 <300セントでのボトム確認は難しい>
 作況報告によると、「良」以上の比率は69%と依然として高いレベルを維持
 している。前年同期の61%を大きく上回っており、マーケットは9月報告か
 らのイールド、生産高の上方修正は必至とみている。このため、今後も好天が
 続けば豊作見通しを織り込む動きが一段と強まる見通しであり、300セント
 割れで目標達成感が広がるかは疑問視している。
 
 <豊作見通しを織り込む展開が続く>
 豊作見通しを織り込む動きが、下値の切り下げを促す展開が続く見通し。天候
 リスクが高まれば一時的に急反発する余地もあるが、自立反発の域を脱するの
 は難しいだろう。当面の目標は300セント割れになるが、更にもう一段階の
 下押し余地のある相場とみている。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ■大豆 -改めて豊作見通しを織り込む必要性-
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 <一時900セント割れも>
 CBOT大豆先物相場は、900セント台前半で揉み合う展開。一時900セ
 ントの節目を割り込むも、気温低下に伴う早霜リスクに対する警戒感から急反
 発する場面もみられ、値位置としては前週の水準を上回っている。基本的には
 豊作見通しを織り込む展開が続いているが、まだイールド確定には時間が残さ
 れており、天候リスクにも敏感な反応を示している。
 
 <豊作見通しを織り込む展開>
 基本的な相場環境は、トウモロコシと変わりない。9月11日に米農務省(U
 SDA)が発表した需給報告において、期末在庫見通しが8月の2億1000
 万Buから2億2000万Buまで上方修正されるなど、豊作見通しを織り込
 む展開が続いている。今年度は作付けの遅れから生産ステージ全体に遅れが生
 じ、平年以上に天候リスクの影響を受け易い生育環境になった。しかし、実際
 には特に目立った天候被害が確認されておらず、天候プレミアムの剥落から逆
 に記録的な豊作見通しを織り込む動きが優勢になっている。9月報告ではイー
 ルドが前月の41.7Buから42.3Buまで上方修正されたが、マーケッ
 トではこのまま早霜被害が回避されれば、更に上方修正の余地がある数値との
 見方が支配的である。まだイールドが確定していないことで豊作見通しは完全
 に織り込まれておらず、収穫期に向けて下振れリスクの残る相場環境になって
 いる。
 
 <豊作見通しを前提にしても>
 トウモロコシ相場との唯一の違いは、豊作見通しを前提にしても大豆需給の逼
 迫状況には大きな変化がないことである。9月報告時点での在庫率は7.0%
 であり、前年度の3.6%は大幅に上回っている。しかし、それでも在庫率が
 一ケタ台に留まることには変わりがなく、2億Buを僅かに上回る期末在庫で
 は、有事への対応が難しい。今年度は中国の旱魃被害で同国からの引き合いが
 上振れしているが、南米産が余程の豊作とならない限りは、歴史的豊作を前提
 にしても大豆需給のタイト感解消は難しい。これは、収穫を終えて需給相場入
 りした後に、大豆相場は大きな反発余地を残していることを意味するだろう。
 
 <下落余地は限定される>
 目先はトウモロコシ相場同様に豊作見通しを更に織り込む必要性が高く、再び
 900セント台を割り込む展開も十分に許容できる。ただそこから875セン
 ト、850セントと崩れる相場とは見ておらず、900セント割れで中立スタ
 ンスに修正したい。
 

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ■コーヒー -チャート主導で上方ブレイク-
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 <130セント突破でストップロス>
 ICEコーヒー先物相場は、130セント台前半まで値位置を切り上げる展開。
 需給環境には特に目立った動きは見られないが、ドル安などを背景としたファ
 ンド買いで130セントの節目を突破し、売り方のストップロスを巻き込む形
 で値位置を切り上げている。
 
 <テクニカル主導の上昇相場>
 需給に関しては、特に目新しい動きはない。収穫期にあるブラジルの気象環境
 にも特段の問題は生じておらず、特にリスクプレミアムを上乗せする状況にな
 い。散発的な降雨が観測されているものの、収穫に対する遅れや品質低下など
 の動きは報告されておらず、マーケットの関心は低い。完全にテクニカル主導
 の上昇相場になっており、今後もチャートを中心に考えるべきだろう。120
 セント水準で底入れを確認した形になっており、目先は8月10日高値138
 .60セントまで目立った抵抗線はない。米商品先物取引委員会(CFTC)
 によると、9月8日時点で投機筋は136枚の買い越しに留まっており、その
 後の上昇を考慮に入れても買い進む余地は大きい。これからブラジルの新穀供
 給が本格化することで、需給要因からは買い進むことが難しい状況にあるが、
 センチメントの改善で相場が吹き上げる可能性も想定しておきたい。
 
 <コロンビアの生産は伸び悩む見通し>
 コロンビア・コーヒー生産者連合会は、2009/10年度の生産高が従来予
 想979~1080万袋の下限に留まる可能性を指摘した。前年度は1150
 万袋の生産高になっているが、天候不順の影響が予想されていたよりも大きく、
 十分な供給を行えない可能性が高い。既にニューヨーク港湾在庫は極めて低い
 水準に留まる一方、ブラジルは隔年の生産サイクルが裏作にあたることで、中
 米からの供給が落ち込んでいる影響を相殺するのは難しい状況にある。足元で
 は、焙煎業者が買い遅れのリスクから調達量を増やす一方、生産国は十分な供
 給量を確保できておらず、短期需給要因からも下振れリスクは後退している。
 
 
 <チャート主導の上昇だが>
 チャート主導の上昇相場となっているため、130セント割れで急落リスクも
 あるが、同水準を維持する限りは、もう一段階の上昇余地のある相場となって
 いる。これから南米の収穫が本格化するが、それを考慮に入れてもコーヒー需
 給はタイト化の方向が必至であり、6月2日高値142.90セント水準まで
 の上昇は十分に許容できる。


 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 【免責事項】
 ※このメールマガジンは投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。
 弊社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づき作成したものですが、
 情報の正確性、安全性を保証するものではありません。投資に関する最終決定
 は、投資家ご自身の判断で行うようお願い申し上げます。※商品先物取引は証
 拠金取引であり、相場の変動によって利益も損失も生ずる恐れのある取引です。
 取引本証拠金の額に比べて何十倍もの金額の取引を行うため、その利益や損失
 も預託している取引証拠金の額に比べると高いものとなることがありえます。
 ※商品先物取引は委託に際して取引証拠金等の預託が必要になります。最初に
 預託する本証拠金の額は商品により異なり、最高額は最低取引単位(1枚)当た
 り135,000円です。但し、実際の取引金額は取引本証拠金の額の概ね10倍から3
 0倍という著しく大きな額になります。また、取引証拠金等は、その後の相場の
 変動によって追加の預託が必要になることがありえますので注意が必要です。
 但しその額は、商品や相場の変動によって異なり、一様ではありません。※商
 品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品によって異なり
 ますが、最高額は、最低取引単位当たり16,800円です。※弊社の企業情報につ
 きましては、弊社の本・支店及び日本商品先物取引協会の本・支部・ホームペ
 ージで閲覧できます。※本取引についてのご相談窓口 大起産業(株)取引相
 談室[名古屋市]:0120-706030、日本商品先物取引協会相談センター[東京都]:
 03-3664-6243
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ■発行      大起産業株式会社
 ■レポート執筆  大起産業株式会社調査研究室 小菅 努
 ■ウェブサイト  http://www.daikiweb.co.jp/
 ■マーケット情報 http://www.asumiru.com/
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ■各種お問い合わせ先
      大起産業株式会社 調査研究室 担当:小菅(コスゲ)  
         〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-2-13
       (TEL)052-201-6311   (FAX)052-220-1593
         (E-mail)kosuge_tsutomu@hotmail.com 
  Copyright (c) 2007-08 Daiki Sangyo Co., Ltd. All rights reserved.
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る