モナカ先生の日本語教師日記(オーストラリア)  RSSを登録する

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2010/01/20

【モナカ先生の日本語教師日記(オーストラリア)】2010年新学年がいよいよはじまります!

みなさん、こんにちは。
大変ごぶさたしたしました。
モナカ寅次郎こと野中恒宏です。
今日もブリスベンからお届けします。
今年もどうぞよろしくお願いします。

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長い夏休み
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オーストラリアの学校は12月から1月にかけて2ヶ月弱の長い夏休みをとります。

その夏休みが終わろうとしています。

町のスーパーや文房具屋に行くと、「Back to School」(学校にもどろう)という

文字がよく目に入ってきます。オーストラリアの学校は1月が新学年のスタートなので、

文字通り1年が今スタートしようとしているのです。

私たち教員は、明日から学校に行きます。でも、生徒たちはまだ休みです。

教職員たちは、3日間会議や研修や準備のための出勤をして、

来週水曜日からの授業に備えるのです。

さあ、今年はどんな一年になるかしらん?


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2010年の目標
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今年はこれまで以上に日本と積極的に日本と交流していこうと思っています。

9月には生徒たちと日本を訪問し、日本各地を回る予定でいます。

そして、8月には日本の夏休みを利用して多くの学校がオーストラリアを訪れますが、

積極的に招致活動をしていきたいと思います。

また、授業では昨年以上にコンピュータやインターネットを利用していきたいと思います。

日本の生徒さんたちと文通をしたり、学校紹介をしたり、様々な可能性を追求していきたいと

思っています。


普段の授業ではもっと多彩に文化活動を展開したいと思っています。

昨年はとにかく折り紙が大人気だったので、それを中心にやりましたが、

今年はもっと体全体を使う活動(例:日本の伝統的な遊び)もやってみたいと思っています。

さらに、もっとコミュニケーション能力を身につけてもらうために、

もっと表現し(express)、交渉し(negotiation)、理解する(understand)という三つの

コミュニケーションの中身にこだわってみようと思っています。

そのためには、文法的能力(grammatical competence)だけではなく、戦略的能力(strategic competence)、

文章構成能力(discourse competence)、社会文化的能力(sociolinguistic competence)をバランスよく

伸ばして生きたいとおもっています。


また、いわゆる「問題生徒」対策なのですが、これは私一人ではどうしようもない側面もありますが、

授業の中でできるだけそうした生徒たちにわかる機会、活躍する機会を与えようと思っています。

少しでも、参加して、わかる、楽しい、という感想を多くもってもらいたいと考えています。

私自身もそうした生徒たちに足をひっぱられないように、一回一回の授業でしっかり明確な

達成目標をもって情熱的に望もうと思っています。


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家庭教師もしてます
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誰でも「これをとったら自分じゃない」ということがあると思います。

私の場合は、「教えること」がその中核の一つになっています。

したがって、放課後や週末にも大人たちを中心に日本語を教えています。

最近、教え始めたイラク出身の生徒二人は、とってもユニークな生徒です。

彼らは誰にも教わらずに、日本のアニメや日本語学習の本などを読みあさり、

ある程度の基礎能力をマスターしていました。一日に50以上の日本語を覚えることも

あるといっていました。私はそのものすごい学習意欲に圧倒され感動すら覚えました。

彼らにその強い動機の理由を聞いてみました。

すると、「好きだから」というのが、一番強い理由のようでした。

やはり、外側に存在する動機ではなく、内側に存在する動機は強いと思いました。

これから彼らがどのように伸びていくかとても楽しみです。


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最近のオーストラリアの話題
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1.夏のこの時期、オーストラリアのビーチに行くときはちょっとご用心。

砂浜の近くに「ブルーボトル」(blue bottle)に注意という警告が出ている場合があります。

地元の人間でないと、一体何のことかわからないと思いますが、これは青いくらげのことです。

このくらげは長い触手をもち、これに巻かれるとものすごく強烈な痛みを感じます。

実際、私も海岸で何人も悲鳴を上げる被害者を見ました。命には別状はありませんが、

ブルーボトルの警告が出ていたら、泳がないことをおススメします。


2.オーストラリアの航空会社の最王手のカンタス航空が、国際線の運賃を5パーセント上げる

と発表しました。日本の国際線も経済的に厳しい状況に追い込まれていますが、こちらも

厳しい状況であることにはかわりがないようです。


3.1月4日に、連邦野党保守連合の環境スポークスマン、グレッグ・ハント議員が政府に、

「捕鯨日本を国際司法に提訴せよ」と公開状を送りました。でも、政府は外交による

解決を求めており、万策尽きたときのみに国際司法に提訴する可能性があるとして、

今回の公開状にはとりあわない模様。鯨の話題はこちらでは非常にホットです。


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おわりに
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オーストラリアに着てからこの4月で10年になります。

月日のたつのは早いものです。

日本とオーストラリアで通算12年学校教師をしています。

これからも教師道を深めていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします!

真夏のオーストラリアより

モナカ寅次郎



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 モナカ先生の日本語教師日記(オーストラリア)
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