2008/05/08
モナカ先生の日本語教師日記
---------------------------------------------------------------------- はじめに ---------------------------------------------------------------------- みなさん、こんにちは。 モナカ寅次郎こと、野中恒宏です。 はじめてこのメルマガをご覧になっていらっしゃる方もいらっしゃいますので、 簡単に自己紹介しておきますね。 現在40歳、4歳の娘とワイフといっしょにブリスベンで生活しつつ、 公立学校で日本語を教えております。 日本で5年間教職経験があり、こちらでも5年ありますので、 合計10年教師をしてきたことになります。 思えば遠くへきたもんだ、って感じですね。 ---------------------------------------------------------------------- 日本語教師になるための法則 ---------------------------------------------------------------------- 日本語教師を長くやってますと、日本の方々からどうしたらオーストラリアで 日本語教師になれますか? という質問をよくいただきます。 みなさん、かなり情熱的で、ぜひその情熱を日豪交流に使っていただけたら、 と思うのですが、いくつか誤解をされている方もいらっしゃるようですので、 今回はその誤解を解き、日本語教師になるためのヒントを少し書きたいと 思います。 まず誤解の第一は、日本で日本語教師の資格を取る必要がある、という誤解です。 ぶっちゃけた話、オーストラリアでは、日本で日本語教師の資格をとっていようと いまいと関係ありません!(きっぱり) 実際、私は日本で教職経験こそあれ、日本語教師の資格はとりませんでした。 オーストラリアで一番大切なのは、こちらの大学で学び資格を取るということです。 実際問題、こちらの大学で資格をとられたかた、こちらの大学で留学した方の ほうが、就職は断然有利です。 誤解の第二は、オーストラリアでの日本語教師の資格は他の国でも使えるという 誤解です。オーストラリアは州ごとに異なる教育システムが採用されており、 したがいまして、教員の採用基準も州によって異なります。たとえば、 私のいるクイーンズランド州でとった資格は他の州では通用しません! 誤解の第三は、日本語教師なのだから英語はあまりできなくてもいい、という 誤解です。実際に、日本語教師になるためには、英語の試験にパスしなければ なりません。州ごとに基準は異なりますが、IELTSというテスト(日本でも受験可) で読む、書く、聞く、話すの4つのジャンルで7のスコアをとらなければいけません。 英検でいったら、2級か準1級くらいのレベルでしょうか。 誤解の第四は、オーストラリアではオーストラリア人の日本語教師しか採用しない、 という誤解です。実際は多くの日本人の日本語教師が働いていますよ! 私が日本語教師を志した1999年、東京のオーストラリア大使館が主催した イベントに参加して、日本語教師の採用状況を聞いたところ、 「オーストラリア政府はオーストラリア人のみを採用するので、日本人は 日本語教師になれない」といわれました。 自分の夢をあきらめきれなかった私は、それでも留学し、何度か失敗しながら 日本語教師の職を獲得しました。 今思うと、以下のことが大切だったのかなあと思っています。 1.日本語教師に絶対なるんだという強い決断をした。 2.自分の目標を明確にして、それを紙に書いて毎日読み上げていた。 3.毎日、自分の夢に近づくために何かしらの行動を起こした(たとえば、英語の勉 強、英語の試験、イベントへの参加、オーストラリアへの旅行や留学など)。 4.自分のアプローチがうまくいかなかったら、何度でもうまくいくまで アプローチを変更した(私の場合、英語がネックで、クラスや一人で勉強しても 思うような成果が出なかったので、ネイティブにマンツーマンの指導を してもらった)。 5.あきらめそうになったとき、もう一度、「一度きりの人生」であること を思い出し、トライしないで後悔するよりはトライして後悔するほうがいいと 考え、何とか乗り切った(自分の生きる目標を紙に書き出したのも役立った)。 6.実際に日本語教師をやっている方と連絡を蜜にとり、つねに新しい情報を しいれていた。ネットワークはとっても大切です。 といった感じでしょうか? 当時、私が読んで私の人生観を大きくかえるきっかけになった本は スティーブンRコビー氏の「7つの習慣」でした。 お読みになった方も多かったかもしれませんが、まだの方はぜひ お読みください。人生の必読書のうちの一つです。 その本から学んだことは多かったのですが、とくに大きかったことは 「インサイドアウトの原則」でした。 これは、自分の周囲の状況をかえるためには、まず自分自身を変える 必要があり、自分がかわれば他者も周囲もかわるというものでした。 私の場合は、周りがかわらないと自分も変わらないと強く信じ切って いたので、この原則は衝撃的でした。 読者の方の中には、にわかに信じがたいとおっしゃる方もいらっしゃるかも しれませんが、どうぞお試しください。 明日から自分を意識的に変えてみてください。 周囲も変わってくることを意識できるでしょう。 結論。 自分の人生は自分次第。 さらにいえば、 自分の人生は自分の選択次第。 ---------------------------------------------------------------------- いまやっていること ---------------------------------------------------------------------- 去年までいた人口2万の小さな町マウントアイザをはなれ、今年から ブリスベンという大都市で働いているわけですが、 子どもたちの日本や日本語文化への興味関心の強さはかわりません。 通常の授業にくわえ、 日本人の小学生と文通したり、 日本の学校へ送る学校紹介、文化紹介のDVDの作成、 日本への修学旅行、 日本の生徒の受け入れ、 日本からの日本語アシスタントの受け入れ、 など、ちゃくちゃくと進んでいます。 今月、二人の方が日本から私の学校へ遊びにいらしゃいます。 きっと楽しいものになるでしょう。 ---------------------------------------------------------------------- お知らせ ---------------------------------------------------------------------- よろしければ、どうぞ私のサイトにも遊びにきてください。 http://mrmonaka.spaces.live.com/ 日常生活の中で体験したことや考えたことなどをみなさんと共有できたら最高です。 日本語教師アシスタント募集や、私の子育て日記へのリンクもあります。 ---------------------------------------------------------------------- おわりに ---------------------------------------------------------------------- 最近、朝晩冷え込んできました。 日本とは正反対の季節ですが、こちらでの生活ももう8年目を迎えました。 こちらで生活すればするほど、日本という国がいかにすばらしい国であるかが わかります。日本にいたときは、イヤな面ばかりに目がいっていたのですが、 こちらに来たとたん、日本びいきになりました。皮肉なもんですね。 それでは、また。 遠くオーストラリアの空より モナカ寅次郎 追伸 私へのメールは、mrmonaka@gmail.com までお気軽にどうぞ。 ---------------------------------------------------------------------- モナカ先生の日本語教師日記(オーストラリア) 本サイト:http://mrmonaka.spaces.live.com/ バックナンバー:http://blog.mag2.com/m/log/0000202942/ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000202942.html ----------------------------------------------------------------------


