作家のスケール from NY  RSSを登録する

スケール (Scale)とは、音階のこと。文字という音符を駆使ししながら、面白レポートや記事、またはその日のつぶやきなどを、NY在住作家がさまざまな音色で奏でます。ニューヨーカーの考え方、日米常識の違い、その行動の裏事情なども、お楽しみに。

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2009/10/09

■ The ARTIST'S WAY ザ・アーティスツ・ウェイ

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   ●  作家のスケール from  NY  ●              10/8/2009
 
                                                       第 41号                        
 
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みなさま、こんにちは! そして、夜の方は、こんばんは。

 
この、こんにちは、の “は”、そして、こんばんは、の “は” を、それぞれ 「わ」
って読ますのって、日本語を習う外国人に教えるのは難しそうだなーー、と、
いきなりですが、そんなことを考えてしまいました。

 
さて、こちら、最近のニューヨークですが、だんだん寒めとなってきました。
いわゆる、chilly (チリー) という天候です。
 

先回お伝えしたように、地球温暖化の影響なのか、ニューヨークの気候にも変化が
いろいろ出てきているのですが、
もしかすると、春と秋の期間が以前に比べたら、
長くなってきているかもしれません。
これは結構、嬉しいこと。

 
これまでのこちらの気候というのは、夏か冬しかないーー、そんな
感じでした。

昨日まで、寒い冬だったのが、急に暑くなって、今日は夏。 
昨日まで、暑い夏だったのが、一夜明ければ、寒い冬。
極端に言うと、こんな感じ。
 
春と秋は、そんな夏と冬の厚めの白いご飯のなかに挟まれた、
薄い海苔のような存在でした。( 例えが、ちょっとヘンですが )
 

それが、近年、なんか少しずつ春、そして秋の期間が
延びてきている気がします。
この9月、そして10月のはじめも、ずっと過ごしやすい
良い気候が続いています。
 

梅雨らしきものの到来といい、春、秋の存在感が増している
ことといい、ニューヨークの天候は、だんだん日本のそれに
似てきているように思う、今日この頃です。 
 
  
 
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■ The ARTIST'S WAY    ザ・アーティスツ・ウェイ  
 
                    by Julia Cameron ジュリア・キャメロン
 
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友だちでアーティストのキャサリンが、前から、

ザ・アーティスト・ウェイのモーニングページを、

毎朝書くのを日課としているのよ、これがすごいんだから、

なんて言っていたのだが、

私は、どう答えていいのかもよくわからないので、

フーン、と聞き流していた。
 


それがどんなものなのか、一応説明はしてくれていたのだが、

やはり、説明を聞いても今ひとつわからないので、

やはり、フーン、という感じであった。


 
なんでも、その、「The ARTIST'S WAY ザ・アーティスト・ウェイ」

という本は、世界で読まれているベストセラーで、

過去何年にもわたり、世の多くのアーティストたちから大きな支持を

得ている本だとか。


 
暗礁に乗り上げてしまい、身動きのとれなくなったアーティスト、

いわゆる、ブロックされてしまったアーティスト― Blocked Artist -

の多くの人々もこの本により救われ、パワーアップした

アーティストとなって活躍できるようになったのだとか。


 
相変わらず、フーンとしか答えようのない私であったが、

興味は湧いてきたので、近くにちょうど、

ボーダーズ ( Borders )のブックストアーもあったことだし、

一応二人で行って、見てみることにした。


 
店の人に、タイトルをひとこと言っただけで、ああ、その本はこちらです!

と素早い反応だったので、これはキャサリンのいうように、

かなり知られている本なのだな、と早くも分かった感じ。


 
表紙は、山に鶴が飛んでいる絵で、いやに東洋的だと思ったら、

裏表紙を見たら、その山はなんと富士山だとあった。


 
ペーパーバックとはいえ、かなりズシリとする重さで、

これは、ちょっとした教科書であった。

中を見ると、12Week まであって、それぞれの週に、

テーマがあり、課題がある。


 
自立心の回復、とか、自尊心を取り戻す、豊かさを感じる心、

等など、すべてアーティストの内側の心のことを扱っている。


 
定価が$16.95と表記されていたので、Amazonで買えば定価よりは

もっと安く買えると、確かに一瞬思ったことは思ったのだが、

そのときはどうしてか、ヨッシ、それでもここで買ってしまおう!

と太っ腹(!)な気分になっていた。

私をそういう気にさせる何かが、この本から漂っていたのだと思う。


 
ここでひと言いっておくと、この著者である、

ジュリアさんもいっているように、

ここでいうアーティストとは、

いわゆるクリエイティブな人生を目指すすべての人々を

対象にしています。

 
 
ということで、この本の恩恵を受ける人は、画家や彫刻家、

作家などの、いわゆるアーティスト、アーティストした人たちばかりでなく、

オフィスワークに従事している人も、工場で働く人も、教師も、

公務員の人たちも、主婦の人も、

だれでも、自分をなにかの形で表現したいと思う人は、みなアーティスト。


 
ということは、この世に生を受けて、今こうして生きている

一人一人の人が、みなアーティストといえるということ。

誰にでも、なりたい自分、そして表現したい自分というのが、

あるはずなので。


 
で、この本を得た私は、早速 モーニング・ページというのを

開始したのでした。


 
各週には、それぞれのテーマに沿った課題が出されるのですが、

モーニング・ページは、こうした週ごとに変わる課題とは別に、

毎朝変わらずにやっていくもので、なんでもいいから、とにかく

3ページ、頭に浮かんだこと、思いつくことを、どんどん

書いていくというもの。


 
手書きで書きましょう、という指示もあるので、3ページを

埋めるには、私の場合、30分から40分は掛かっています。

その効用は? ときっとみなさん、

興味あるのではないかと思いますが、

これは奥が深いんです。


 
私の場合は、モーニング・ページ一日目にして、なんと

これまでには経験したことがないような、頭も、心も

どこまでもスッキリするような、透明で、爽快な気分を

味わってしまいました。

心と頭のデトックス、とでもいいましょうか。


 
ジュリアさんは(もう他人とは思えないので、親しげに)、

瞑想に通ずる作業でもあるといっているように、なかなか

その効果というか、得られるものは、奥が深いと思います。

そして、この12週が終っても、このモーニング・ページは

続けることをお勧めとか。

ジュリアさんは、もうずっと20年?だったか、

毎日続けているようです。


 
心を無にして、思い浮かんでくることを、どんどん

書いていく。

簡単にやれそうなんですが、実際に続けられる人はそう多くは

ないようです。


 
12Weeksで、一応終了のコースですが、各章の読む文章の量も

結構あるし、課題もあるしで、12週でカッチリ終らせる

のは大変でしょう、きっと。



 
私の場合、時々一章を終らすのに数週かかることもありましたが、

今やっている9週目のところは、なんといろいろあって、

今週でもう6週やっているという、ちょっと掛かりすぎ。

今週こそは、次へと進もッ、と。
 

でも、モーニング・ページは欠かさず、頑張ってます。
 
翻訳本は、原書とはイメージが大分違う感じですが、

中味は同じはずなので、

興味がある方は、覗いてみてください。



そして、もし良かったら、

モーニング・ページも、体験してみてくださいね。



どんな感じの本なのかは、

こちらをクリックしてみてください。

http://kochiranewyork.seesaa.net/article/129853198.html


本の感じがわかるようにしておきましたので。



では、読書の秋、ということもあり、

良かったら、お楽しみくださいね。

 
 
 
 
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** 日本を襲った台風とのことですが、みなさんのところは
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