旧刊、新刊ガイド またまた創刊号1 (06年7月19日号)
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目次
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◇このメルマガの主題
◇ご挨拶
◇「戦雲の夢」(司馬遼太郎著)〜戦国時代、敗れ去った側の武将の人物考〜
◇ひとこと マリナーズ・イチロー
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【 このメルマガの主題 】
人生の目標が自己実現と協力関係を作り上げる事であるとすれば、現代は自己疎外
と利害関係の方向への誘惑が多い。自分のやり方にのみ、しがみつく硬直した心は、
同時に内面の葛藤に疲れて、行動はだらしなくなってしまう。逆に成熟した心は、
自信という形で安定し、更にいい方向へ、流動していく。
硬直とだらしなさから、安定と流動へ。傲慢と卑屈から、勇気と謙虚へ。
いい本との出会いは、自分の進む方向を少しずつでも、確実に成長に導いていく。
行き詰まり打開のきっかけにできる。
魔の手口を見抜き、その力ですら、転換し、自分のプラスのエネルギーにしていき
たい。
少しでも、そんな本を紹介できれば、また紹介してもらえればと、考えています。
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◇ ご挨拶
今晩は 赤石厚蔵です。よろしくお願いします。
これからまたまた、メルマガを発行していきます。某メルマガサイトPに続き、
Mまで閉鎖をしてしまい、しばらく休んでいました。
今、言いたいことは、上のテーマにも記したことです。
大上段にテーマを掲げていますが、あくまで目標です。
時々、椎名誠さんばりの、バカ話になっても勘弁してください。
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◇「戦雲の夢」(司馬遼太郎著)〜戦国時代、敗れ去った側の武将の人物考〜
長曽我部盛親
不運の武将、長曽我部盛親の生涯、大名から、一介の素浪人になり、大阪冬の陣、
夏の陣で滅ぶ。全編に「詩」のような雰囲気が漂う。資料もあまりない武将だから、
司馬遼太郎の創造が生き生きしている。
読後、才能があっても、報われない人生もある。しかし、自分の自己実現をし、
いい人間関係に恵まれれば、それでいいのではないか。金銭は、それなりにあれ
ばいいのだ、という気持ちにさせられる。
「戦雲の夢」から抜粋、最後のほうの一場面です。この文書に、この小説のテーマ
が表現されていると思います。
「そちも、あのような者に仕えたがために難儀をみることじゃな」
「あのような者とは?」
「才あって骨細き者じゃ。いわば、鎌倉のむかし、九郎判官義経もそのような者で
あったろう。
義経は名将というが、いまの世なら足軽にもなれまい。いまの世の武将は、天然欲
ふとく、時勢をみるに敏で、利のためなら糞土にまみれるとも平然たる男でなけれ
ば、名将といわれるほどの武士になれぬ。盛親は、義経に似ている。どちらも名門
にうまれて、はじめから一軍の特になったが、その器でないためにやがては地位か
ら落ちた。盛親は平凡な気質の好人物にすぎぬ。たたの家にうまれてさえおれば、
儒者か坊主になって世を送ったであろう」
「しかしどこと無ういとおしいお方でござりまするな」
「いかにも」
⊡ 人物プロフィール ⊡
織豊時代の大名。幼名千熊丸。通称右衛門太郎。土佐守。元親の四男。関ヶ原の戦
では西軍に属し美濃南宮山に布陣したが戦わずして帰国。領国を没収された。以後
伏見に潅居して大岩祐夢と号し,寺子屋の師匠などしていたという。豊臣秀頼の招
きに応じ大坂の陣に参陣したが敗走,京の大路引回しのうえ六条河原で斬られた。
『世界大百科事典(平凡社)より抜粋』
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◇ ひとこと
メルマガスタンド、Pが廃止になり、引き続いてMが廃止になった。メルマガ不要論
まで、ブログやアフィリエイトの紹介、分析記事の中にはある。
しかし、自分の思いをつづりたい、いい本を紹介したい、という場合、このメルマ
ガの手法は、これからまだまだ進化をしていくと思う。
なにより、時代は戦国時代のようだ。「希望格差社会」という本を、自分も読んだ
が、なるほどという部分も多かった。しかし、この時代、自己実現を目指し、いい
協力関係の中、可能性を伸ばしている人もいる。
アメリカ大リーグ・マリナーズのイチローは、いい例ではないだろうか。少年時代
から、360日バッティングセンターに通っていたという。父親は毎日つきそっていた。
バカ親だ。打法についても、それまで否定されていた振り子打法を、当時オリック
スの仰木監督に認められ、伸ばしていった。父親、仰木監督、他、様々な出会いの
中で、イチローが生まれた。
こういう例は無数にある。しかし悲しいことに、その逆の例も、ひどいことになっ
てきた。傲慢と卑屈から、勇気と謙虚さへ変革する道、その糸口に、本や、旅、出
会いがなっていけばいいと思う。これから、よろしくです。
ではまた 赤石厚蔵
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発行者: 赤石厚蔵
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