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2009/11/12

No.1354 参考にすべきヨーロッパの職業訓練!

アイデアよもやま話をご覧いただき、大変ありがとうございます。

10月16日(金)放送のワールドビジネスサテライト (テレビ東京)で職業訓練をテーマに取り上げられていましたのでご紹介します。

企業への雇用調整助成金を考慮すると、日本の潜在的な失業率はアメリカ並みに9%台に近い、とみられています。
また、千葉県の”ジョブカフェちば”では、求人数が1年前の半分以下とのことです。

このような状況について、日本総合研究所の藤井英彦チーフエコノミストは次のようにおっしゃっていました。
「日本の職業訓練所は失業者に対して雇用・就職できる能力をつけるという色彩が強い。」
「最先端の人材をジャンプアップさせるリスクにチャレンジする人材教育ではない。」
「ヨーロッパでは、訓練所で企業が欲しい時期までに欲しがるスペックの人材になれる、その努力をした人には失業保険をあげる。」
「日本の場合は、習得したからといって自分の行きたい会社、就きたい職業につけるかは自助努力である。」

確かに、基礎訓練も必要です。
でも、藤井さんのおっしゃるように実際に特定の企業がどのような人材を求めているのかを基にその要求を満たす人材を育てる、という基本方針は大切だと思います。
同時に、いろいろな職種で求人倍率が1以上に増えるくらいの経済の活性化とそれを補完するワークシェアリングが必要です。
要するに、企業、求職者、経済全体の安定、というような観点からトータル・システムとしてどういう仕組みにするか、が重要なのです。
失業者に対して雇用・就職できる能力をつける、というようにある部分だけを厚く補っても全体としては機能しにくいのです。

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