2009/04/29
週刊マガジン・ワンダーランド 第137号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.wonderlands.jp/ マガジン・ワンダーランド(小劇場レビューマガジン) 2009年 4月29日発行 第137号 毎週水曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆劇評を書くセミナー「座・高円寺」留学コース5月開講。締め切り間近! http://www.wonderlands.jp/info/seminar09the.kohenji1.html 【目次】 ◇手塚夏子「プライベートトレース2009」 眼差しが照り返されて生のありように向けられる 武藤大祐(ダンス批評) ◇連載 カトリ式小劇場の歩き方−5月に何を見るか 第5回 The Fool on the Hill カトリヒデトシ(香取英敏、改メ) ▽連載【レクチャー三昧】 第37回 連休 高橋楓 ■web wonderland から===================== http://www.wonderlands.jp/ ◇リミニ・プロトコル「カール・マルクス:資本論、第一巻」 「本人」が演じる「ウソ」と「本当」 演劇への根源的な問いかけ 第二次谷杉(劇作家) ◇劇団印象「青鬼」(再演版) 「妻の愛情物語」ではもったいない 跳びぬけた舞台になっけど 西村博子 ◇劇団印象「青鬼」(再演版) 愛おしい存在を食べざるをえなくなるつらさ 風間信孝 ◇パラドックス定数「インテレクチュアル・マスターベーション」 「わくわくした。以上」から踏み出して「一抹の淋しさ」を考える 川口典成(演出、劇団地上3mm主宰) ◇劇団サーカス劇場「カラス」 抒情から喜劇へ 新生サーカス劇場の挑戦 芦沢みどり(戯曲翻訳家) ◇劇団サーカス劇場「カラス」 「友達」を探し求める物語 ガード下に漂う甘いにおい 小畑明日香(学生) ◇ワンダーランド支援会員を募集中! http://www.wonderlands.jp/info/members2009-1.html ===================================================================== ◇手塚夏子「プライベートトレース2009」 眼差しが照り返されて生のありように向けられる 武藤大祐(ダンス批評) どれだけ「斬新な」ダンスか、どれだけ「秀逸な」作品か、などということ より、それに立ち会うことが自分の日々の生活にどれだけ深刻な影響や衝撃を およぼすか、ということを基準にして、作品なりダンスなりに立ち会いたい。 いいかえれば、日々の瑣末事や社会の中の諸々の出来事とともに生きている自 分の身体をきちんと携えたままで作品やダンスに行き当たりたい。そんな気持 ちを目覚めさせてくれたという意味では、まるで湯水のように「作品」が大量 消費される年度末の東京の不毛な公演ラッシュにも感謝せずにいられない気さ えする。 (もちろん、瑣末事にこだわった「等身大」の表現の方がより身近に感じられ るとか、そういう考え方などはもう立派に消費の対象(スペクタクル)になっ てしまった。しかし本質は見かけや意匠ではなくて、経験の内容がどれだけ生 活に突き刺さってくるかというところにあると思う。) とにかく、手塚夏子の『プライベートトレース2009』を見た後、精神がまと もでいられなかったのは、見るということが審美的な鑑賞や観察のレヴェルを 突き抜け、むしろ自分の眼差しが作品に照り返されるようにして、自分の日々 の生のありようへと向けられていったからだ。作品そのものは何も「語る」よ うなことはしていない。にもかかわらず、われわれが生きている今のこの世界 に対する見方(しかも単一ではなく複数のそれ)をはっきりと差し出している ようで、少しばかり放心気味の状態で家まで帰った。 この作品で手塚は、いくつもの録音された音声と戯れながら、日常生活の中 で誰もが無意識にしているような動きを延々と執拗に反復してみせる。膝を抱 えて座った状態で頷く動作と、椅子に座った状態で体を前のめりに波打たせな がら腕で空を掻く動作、どちらもほんの数秒間の動きをきわめてリアルに、ス ロー再生しているように見えるのだが、それを導くように流される音声が三種 類ある。一つは、動きのタイミング、胴のねじれ具合、骨の位置、顔の角度ま で、体の動きや状態を事細かに記述したもの。これは体を外側(第三者的な立 場)から指示して動かす時に使われる類の言葉だ。二つ目は、必ずしも意味の 通らない、擬態語や擬音語などを中心にして構成されたリズムや鼻歌のような もの。これは実際に体を動かす時に記憶しておくことで再生を容易にするタイ プの言葉(?)だろう。そして三つ目は、この身振りが抽出された元の(と思 われる)映像そのものの音声で、どうやらこれは男性と女性(種を明かせば本 人とその夫なのだが)が幼児(これも実際の子息)とともにいるところを写し たごく短いホームヴィデオの断片であるらしいことが、作品が進むにつれて明 らかになる(ただし映像そのものは映写されない)。 どういうシチュエーションかわからないが、とにかく夫は「しんどいよ」と 言い、手塚は「だいじょうぶ、誰も見てないって」という言葉を(おそらくは 幼児に向けて)発しながら、体や顔を動かすさまをひたすら手塚がスローで反 復する。観客は、その意味や文脈は抜きにして、動きのミクロな細部を長時間 に渡って注視することになる。忍耐を要求すると同時に、きわめて異様な体験 だ。現実にはほんの一瞬の、些細な挙措が、言葉および反復による「トレース 」を通じて、見たこともないような明瞭なフォルムとして刻々立ち現れてくる のである。 しかしここまでなら、超精密なパントマイムということで納得されてしまう かも知れない。マイムは、動きに記号化を加えて意味を圧縮し、誇張するが、 ここでは記号化の網の目からはおよそ漏れてしまうような、意味性の稀薄な動 作の断片が精密にキャプチャーされ、反復されているというわけだ。ところが 不思議なのは、この極限まで精密な反復動作を見ていると、いつしか、手塚の 動きを通じて、手塚がトレースしている元の映像が透かし見えてくるような錯 覚が生まれる。意識の焦点がそちらの方にズレる、とでもいえばいいか。そし て現実の肉体の方が、むしろ映像のシミュラークルであるかのように思えてく る。いや実際にそうなのだ。どこまでも模造でしかないシミュラークルに対し て、「本当の」現実は映像の中にあるのだから。そしてそれはどこまで迫ろう としても迫り切れない、無限遠の彼方にあるのだ。 人間の目と神経、そして筋肉が捉え尽くそうとする細部の量に比して、ヴィ デオカメラのレンズは全てを余すところなく捉えている−こういう図式ができ あがる。そして何だかそれは、人間を高いところから見守る超越的な存在(= 神)の包容力のようでもあると同時に、至るところに偏在する監視カメラの無 機質な透視力をも当然想起させる。ATMの背後に、エレベーターの中に、深 夜の駅のホームに設置された機械=神の眼差しが、われわれを守ってくれてい るのだし、現にわれわれはそれを必要としているのではないか。そんな風に思 う時、作品の中で聞こえる「しんどいよ」「だいじょうぶ、誰も見てないって 」という言葉が、元の意味とは無関係に、何かとても重くて複雑なものに響き さえするのだった。 テクノロジーと、宗教的なものが、ねじれて通底してしまうような、そうい う時代の感覚というものが確かにある気がする。少なくともこの作品を見て以 来、そんな考えが頭から離れなくなってしまった。 【筆者略歴】 武藤大祐(むとう・だいすけ) 1975年生まれ。ダンス批評。群馬県立女子大学専任講師(美学、ダンス史・ 理論)。01年より『Ballet』『シアターアーツ』『舞台芸術』『plan B 通信 』『Theater der Zeit』等に執筆。企画制作チーム「Dance Asia」メンバーと しても活動している。『シアターアーツ』編集委員。個人サイト http://members.jcom.home.ne.jp/d-muto 【上演記録】 手塚夏子『プライベートトレース2009』(30分バージョン) 東京芸術見本市2009 インターナショナル・ショーケース/ダンス・ショーケ ース http://www.tpam.or.jp/japanese/inter.html 会場=恵比寿ザ・ガーデンルーム(2009年3月5日) ・手塚夏子ブログ(手塚夏子の公演案内 Natsuko Tezuka's information ) http://natsukote-info.blogspot.com/ http://natsukote-archive.blogspot.com/search/label/ 09227%20|%20%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%99%E3 %83%BC%E3%83%88%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B92009 ===================================================================== ◇連載 カトリ式小劇場の歩き方−5月に何を見るか 第5回 The Fool on the Hill カトリヒデトシ(香取英敏、改メ) カトリは「丘の上荘」というアパートに住んでいる。まさに題名とおり(笑 )。センダンはフタバより芳し、でなくって筋金入りは住むところにも才能が 発露する(爆)。 ただ昨年から「おバカ」もファッションになってしまった…。 世の中への屈託が、「バカ」ということばに込められていたはずなのに、ほ んとうに笑われるしかないキャラによって(しかも多分につくられたものによ って)、「バカ」すらが「売り」にされていく事態はいかがなものか(机をた たくSE)。 しかし依然としてカトリの中では「バカ」はかなりグレードの高い誉めこと ばだ。「バカ」とは、罵倒語でありつつも、「しょうがねぇなぁ」といって笑 ってもらえる体のものだが、それが練度のある技術や巧まれた計算の上に正し く発動すると、「つくりもの」を越えて「余剰」や「過剰」として現れ、人々 を唖然とさせる。それを「だってやりたかったモン!」と毅然たる態度で貫け ることができれば、かなりカッコよいと思うのである。 ただ注意点はある。世間ではおとしめる「バカ」という枠組みに重きを置き すぎると、ルサンチマンというよりも、よくある二元論的な韜晦趣味、諧謔趣 味になってしまう。「世間が見向きもしないものに価値を見いだすオレって素 敵でしょ」的な自己陶酔を起こしてしまったら、それではほんとうの「馬鹿者 」である。 で、5月はカトリ・セレクト「バカ演劇」祭りである!(紹介されたカンパ ニーが笑い飛ばしてくれず、怒り出したら、それはそれで、カトリの戦略に乗 っている。我田引水)。 バカ演劇の孤高の巨岩城といえば「池袋シアターグリーン」 (http://www.theater-green.com/)である。今月はここに3本もお気に入り がそろい踏み。 グリーンは老舗だが、ほんとにすてきな小屋で、90年代の新宿THEATER/TOPS のような時代を代表する劇場になってほしい、なりうるところである。大好き 。見やすいし。 まず、「劇団電動夏子安置システム」である。もう劇団名からして…でしょ 。ところが略すと「DNAシステム」。…センスあるじゃないか。 その「利己的な遺伝子」たちが組織化して見せてくれる芝居は今回 「Performen IV 〜Inferno〜」(5/7(木)〜12(火)。 http://www.dna-system.com/next/021/index021.html)。惹句によると、「 『人間再生』をテーマに据える神聖喜劇−人間が神の駄作なのか。神が人間の 駄作なのか。」とある。大きく出たなぁ。電夏はミステリ芝居では他の追随を 許さない「バケスト」(バカの最上級。カトリ造語)劇団。複雑な筋、入り組 んだ人間関係というだけでは、ミステリ「芝居」にはならない。いうまでもな く、ミステリを芝居にするのは難しい。舞台という制約上、動機や過去の因縁 なんかもセリフで説明するしかなく、「本陣殺人事件」のトリックやアリバイ 捜査なんて、芝居に入れ込むのは不可能でしょ。「電夏」は舞台の約束事を逆 手にとりミステリを展開していく。 隣にたっていても、すれ違ったとしても、舞台上では同じ空間とは限らない 。 上手で芝居を止めている間に下手で違う時間を進行させることも舞台では普 通のこと。 舞台上ではある人には見えても、別の人には見えないということも起こりう る。 そういった、演劇ならではの「約束事」を利用し、ミスリードとして縦横に 使い、みごとに複雑な筋を構成していき、「奇妙な味」を作り上げる。 今回はミステリではなく、「マクロで高尚な哲学を、ものすごくミクロでベ タな『不条理コント』で綴る」という。ペダンティックな能書きにもいつも感 心するので、演劇の「読解力」には自信のある向きや、さらには演劇の可能性 について思弁されたいかたには、おすすめである。2時間があっという間とい うだけでなく、ついてくだけで頭パンパンになると思いますから(笑)。 次はスクエア「泊、」(5/22(金)〜24(日)。http://square.serio.jp/)。 大阪ならではの人情喜劇をみせる劇団。しかし、スクエアは○○新喜劇のよ うなすばらしい「お約束」をこれでもかと重ね、安心して楽しめる定番「浪速 人情もの」を超越しちゃいます。指導力に自信をなくした若手教員を仲間たち が温泉旅行に連れ出す、という話らしい。登場する人間たちのユルさ、その野 放図な脳天気ぶりには、「浪速のアホ力」(by中島らも)を見せつけてくれま す。すでにTIF(東京国際舞台芸術フェスティバル)などで東京公演もベテラ ン。もうちょっとのブレイクを願っている。東京演劇にはない、みた人を茫然 自失とさせる120%ポジティブな人間賛歌は、愛しいです。のんきなチラシ (国語ドリル付き)もぜひ! とくに北村守という怪優に注目。二枚目なのに 、なに考えてるかわからない不気味さ。柳原可奈子風にいうと「ウッソ、ウケ るぅ〜〜!」。 そして、最後はカトリお勧め劇団のベスト5に食い込む(なんだその何の権 威も感じられないランキング)「劇団競泳水着」。結成5年目にして今年「劇 団化」した競泳。ユニットとして上手くいってたのに、わざわざ劇団にするっ て、このご時世にわけわかりません(笑)。 劇団名だけでなく、作品は「トレンディードラマシリーズ」(!)、劇団是 に「唯一の鉄則は『絶対に劇中で競泳水着を着ないこと』」と謳う姿勢といい 、「バカ」にしかみえないでしょ。 ところが、ここは題名から想像される、単なる「恋愛ドラマ」をはるかに超 越した、心の機微に富む心理劇を提出してくる。前シリーズでは小分割された 舞台空間を映画のカット割りのように、しかもシーンのつなぎに絶妙な演劇的 工夫をこらし、淡泊なんだが、スタイリッシュで心に残る芝居を作り上げた。 単なる「オシャレ」だけではない青春模様を編んでくる上野脚本は精緻な世界 を構成する。結構カッコいいんだ、ビックリします。 「競泳」のバカさは、表層的なものではない。目的のためには手段を選ばな いというのは普通。そこをつきぬけてしまって、表現したいこと(テーマや意 味といったもの=目的)よりも表現方法や表現そのものに重心が移行し、いっ てみれば、「手段のためには目的を選ばない」転倒をおこしてしまっていると ころにある。 バカは戦略であることを思いださせてくれるのだ。局面を打開するための 「戦術兵器」としては、ヘナチョコだけども、戦線を一挙に打開する「戦略兵 器」としての破壊力は状況にダメージを与えるのに有効であるなぁと、競泳を 見ていると感じるのである。 今回は「NOT BAD HOLIDAY」(5/19(火)〜26(火) http://k-mizugi.com/holiday/)、チラシみて! おしゃれで、かわいくって 、美人(団員細野)が映ってる。小劇場テイスト一切なし! そこで引いちゃ うゴアたちも多かろう。しかし二枚目面で腰は低いが意外と肝がすわっている 主宰上野と同様舐めていると、ものすごくいいものを見逃します。柿喰う客玉 置、花組堀越という名優を迎え、魅力あふるる美女団員(大川大好き!)たち とガチ対決。これをまとめ上げるのは超たいへんそうだが、演出家としての上 野の真価が問われそう。がんばれ! 最後に、大きな声でぇ、サンハイ!「バカ演劇」ばんざい!! それではみなさん、来月も劇場でお会いしましょう。 【筆者略歴】 カトリヒデトシ(香取英敏、改メ) 1960年、神奈川県川崎市生まれ。大学卒業後、公立高校勤務の後、家業を継 ぐため独立。現在は、企画制作(株)エムマッティーナを設立し、代表取締役 。ウェブログ「地下鉄道に乗って−エムマッティーナ雑録」を主宰。 http://plaza.rakuten.co.jp/ksh21c/ ==================================================================== 連載【レクチャー三昧】第37回 連休 -------------------------------------------------------------------- ゴールデン・ウィークのご予定は?・・・と言っても、大学でのレクチャー は殆どありません。この隙をねらって(?)劇場に通いまくるか、お家で「貯 金」(読書および課題の予復習)にはげむか、ためていた映像を観まくるか、 はたまた普段と変わらず仕事や雑務に追いまくられるか・・・。あれっ、旅行 とかの選択肢は?(高橋楓) *無料でも予約が必要なことがございます。必ずウェブサイトでご確認下さい 。 *各情報の真偽・変更・取消・思想信条背景等につき一切の責任を負いません 。各自ご確認の上お越しください。 *【レクチャー三昧】カレンダー版(ウェブサイト)もご活用下さい。 http://www.wonderlands.jp/info/lectures.html ▽篠田正浩監督連続講演会 早稲田大学小野講堂 無料、要申込 ▽▽日本の芸能者の運命 2009年5月13日(水)14:40〜16:10 ▽▽私と寺山修司、そして『無頼漢』 2009年5月20日(水)14:40〜16:10 ▽▽私の中の『写楽』 2009年5月27日(水)14:40〜16:10 https://www.wnp.waseda.jp/portal/services/Application/module/Application.php?mode=preview&enq_id=4dd52ec5f7d9541fe6c411 ▽メビウス∞描線がつなぐヨーロッパと日本 2009年5月9日(土)13時30分〜16時00分(12時30分開場) 明治大学駿河台校舎アカデミーコモン3Fアカデミーホール 無料、先着順(定員1,050名) 講師はメビウス、浦沢直樹、夏目房之介、藤本由香里の諸氏 http://www.meiji.ac.jp/koho/hus/html/dtl_0004084.html ▽平和のための文化イニシャティブの役割〜日独からの提言〜 2009年5月15日(金) 15:00〜18:00/レセプション 18:00〜19:00 東京ドイツ文化センター 日英同時通訳付 無料、要申込、申込締切5月7日(木) http://www.jpf.go.jp/j/intel/new/0904/04-01.html ▽甦るドストエフスキー −『罪と罰』と『カラマーゾフの兄弟』の世界 罪と罰の不条理 ― ラスコーリニコフはどう裁かれたのか? 2009年5月16日(土)13:30〜15:00 東京外国語大学研究講義棟101 無料、申込不要 講師は亀山郁夫氏 http://www.tufs.ac.jp/insidetufs/doc/09042101.pdf ▽誰のためのアート? ―カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオスの美術事情― 2009年5月21日(木) 18:30〜20:30 ジャパンファウンデーションJFICホール 無料、要申込、先着順(定員80名) http://www.jpf.go.jp/j/culture/new/0904/04-01.html ▽外来種の来た道、行く道 2009年5月22日(金)10:00〜17:40 国連大学本部ビル 日英同時通訳付 無料、要申込、先着順300名、申込締切5月15日 http://www.unu.edu/events/files/2009/Biodiversity_Symposium_20090522_brochure_jp.pdf ▽手が語る日本とアジアの近代:批判的日本文化論の試み 2009年5月22日(金)18:30〜20:00 立教大学池袋キャンパス11号館A203教室 無料、申込不要 「手」という身体器官が歴史的条件(特に19世紀のモダニティーというパラダ イム)のなかで、新たな意味を与えられたことを明らかにする試み講師は五十 嵐恵邦氏(バンダービルト大学歴史学部準教 授、東アジア研究学科長) http://www.rikkyo.ac.jp/events/2009/05/5055/ ▽メンデルスゾーンとハイドンの礼拝合唱曲 2009年 5月21日(木)18:30〜20:00 立教大学池袋キャンパスチャペル 演奏と講演 講師はスティーヴン・モーガン氏(本学大学院キリスト教学研究科准教授、教 会音楽研究所所員)、演奏者は英国大使館合唱団(ブリティッシュ・エンバシ ー・クワイア)、立教学院諸聖徒礼拝堂聖歌隊(賛助出演) 無料、申込不要、定員 200名 http://www.rikkyo.ac.jp/events/2009/05/4814/ ▽公共劇場を規定する法律 2009年5月29日(金)19時〜21時 世田谷文化生活情報センター 世田谷パブリックシアター主催 1,500円、要申込、40名 講師は小林真理氏(東京大学大学院人文社会系研究科准教授) http://setagaya-pt.jp/workshop/2009/05/post_84.html ▽ベルナルド・モンテと室伏鴻を囲んで 2009年05月29日(金) 19時30分〜21時00分(18時30分開場) 東京日仏学院エスパス・イマージュ 無料 http://www.institut.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1434 ▽アモコ・カジス号による原油汚染:怒りから連帯へ 2009年05月22日(金)19時00分〜21時00分/18時30分開場 東京日仏学院エスパス・イマージュ フランス語(映画、パネルディスカッションとも日本語同時通訳付) 無料 上映会&パネルディスカッション http://www.institut.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1428 ====================================================================== 【編集日誌】 ☆手塚夏子さんのパフォーマンスを見た方はご存じでしょうが、コンテンポラ リーダンスによく出てくる「お馴染み」がありません。まず踊りたくなるよう なリズムのきつい音楽がほとんど流れません。飛んだり跳ねたりギンギンに動 き回ることもありません。だから、いわゆるグルーブ感がないので、物足りな いという人もいるようです。でもなぜ、引きつけられるのか。その謎の一端が 、武藤さんの寄稿で開けてきたのではないでしょうか。東京芸術見本市のイン タナショナルショーケースは初日の「音楽」が3月4日、ダンスは5日、演劇は6 日でした。しかし4日のステージが終わった後に風邪でダウン。その後の予定 を全部キャンセルして、手塚さんのパフォーマンスを見られませんでした。残 念。次の機会ですね。 ☆日常の仕事のレベルが落ちてきた、と実感することが最近増えてきました。 物忘れ、勘違いがあり、それがミスに結びついて現れると、気が付いているの が自分だけでもややがっくり。他人の目に付くようになると、かなりへこみま す。目立つ現象は、目立たない多くの現象を水面下に引き連れているからです 。そういうときの防禦策の一つがルーチン化でしょう。作業項目を決め、あら かじめ定めた手順で課題を進めていく−。しかし急な変更にぶつかると項目も 手順もばらばらになり、かえってリスクは高くなってしまいます。困ったこと ですが、仕方がありません。まずは急がない、焦らない、手順を踏む。デスク の前で大きく息を吸って、キーボードに向かう。遅れは運のうち、と開き直る しかありません。そこが小さな避難所です。 ☆劇評を書くセミナー「座・高円寺」留学コース(全8回)を5月10日からはじ めます。応募締め切りは8日(金)です。セミナーの詳細は次のページをご覧 ください。読者の参加を歓迎します。全部出席できない場合は事務局までご相 談ください。 http://www.wonderlands.jp/info/seminar09the.kohenji1.html (北嶋) ====================================================================== 発行 ワンダーランド 〒202-0002 東京都西東京市ひばりが丘北4-1-9 Tel& Fax: 042-422-5219 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