プロの焙煎士が伝授!美味しいコーヒーの入れ方講座
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プロの焙煎士がお届けするコーヒーのおいしい話 第5号
by http://www.krf.co.jp/
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こんにちは、当メルマガの大家である“焙煎人”です。
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さてさて、前号までのシリーズであった約千年の珈琲の歴史の旅、
前号の ■ヨーロッパへ渡ったコーヒー
に続きまして・・・
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■コーヒー抽出器具の開発史
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これまで、コーヒーの飲用史としてアラビアからトルコを経て、
ヨーロッパにまで伝播したコーヒーのお話しをして来ました。
それでは、コーヒーはその飲用史の中で、どの様に淹れられて
飲まれていたのでしょうか? 記録に残されている中から、
今回は抽出器具の歴史についてお話ししたいと思います。
皆さんはトルココーヒーと言う呼び方をよくご存知と思います。
イブリック(ジャズベ)と言う器具にコーヒーを細かく挽いて入れ、
煮出して上澄みをカップに移して飲みます。飲み終わったカップ
に残るコーヒーの粉の形で占いをする事でも知られています。
コーヒーの伝播史の中でもトルコでのコーヒー文化は重要な位置
にあります。 そしてヨーロッパ各地に伝わったコーヒーも、
実はトルココーヒーの飲み方が伝わったものでした。
筆者の私も、生産国で今もトルココーヒー式のコーヒーを飲む光景
を見聞きする時、ヨーロッパ人がかつて生産現地の人々にコーヒー
を伝えた当時の風景を想像します。
それではヨーロッパに伝わったコーヒーはどのような抽出方法の変
遷を辿るのでしょうか?
年表を追って抽出器具の歴史を見たいと思います。
(今日のドリップ式)・・・透過法
1710年頃 ネル地の濾し袋の開発が始まる
(フランス)
1763年 ネルフィルター式ドリップポット
(フランス ドンマルティン)
1800年 ドゥ・ベロア式ドリップポット
(フランス ドゥ・ベロア)
(トルココーヒーと同じ原理)・・・煮沸法
1817年 コーヒービギン イブリックを改良したポットの中
でコーヒーと湯を合せる。
(今日のサイフォン式 )・・・浸漬法
1840年 バキューム式 スコットランド造船技師
ロバート・ナピャー考案
1842年 ダブルグラス・バルーン フランスで開発
(エスプレッソ式)・・・透過法
19世紀後半 イタリア・フランスで模索
19世紀後半 フランス マチネッタ
(反転式コーヒー濾過ポット)開発
1901年 イタリア べゼラ
業務用エスプレッソマシンの特許獲得
1905年 イタリア パボーニ
エスプレッソマシン製造開始
1906年 べゼラ
『カフェ・エスプレッソ』の名でミラノ万博出品
今回は、早足でコーヒー器具の歴史を追いかけてみました。
コーヒー抽出器具開発の歴史は煮出すコーヒーから濾過するコー
ヒーへのスイッチと言えるかも知れません。
現在にも残る古い器具に触れる時、どの抽出方式や器具が機能的
に優れているのかを語ることよりも、その時代に生きた、コーヒ
ーに携わる人々の息吹を感じることに喜びを感じますね。
次回からは、いよいよ栽培史に入りたいと思います。
次号もお楽しみに!
■編集後記
いかがでしたか?
本メルマガではコーヒーに関する美味しい情報などを
プロの焙煎士の目からご紹介していきます。
皆さまに少しでもコーヒーのよさをお伝えできるよう
頑張ってまいりますので
今後とも宜しくお願いいたします。
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発行責任者:金澤屋珈琲店 店主
本メールマガジンに関するご意見・お問い合わせは
こちらまでお願いします kanazawa@krf.co.jp
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