2009/12/13
だれでもハズレは観たくない#186 ワンピースフィルム STRONG WORLD
劇場公開中の新作・話題作からレンタル中の隠れた名作・おすすめ作品まで、 日本映画・アジア映画・洋画とジャンルにとらわれません。 1万本の映画の中から、とっておきをご紹介!! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』 ~新旧映画紹介~ #186 2009.12.13-2号 主宰・発行者 slow ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆ 『ワンピースフィルム STRONG WORLD』 ■ストーリー 自らの足を切り落とし海底監獄インペルダウンを脱獄した 金獅子のシキ。20年の歳月を費やし、ある壮大な計画 を実行しようとしていた彼は、ルフィたちの前からナミを連れ 去る。空飛ぶ島“メルヴィユ”で、ルフィとシキの戦いが始まる。 ■レポート ここ何年か、足繁く映画館に通ってきましたが、 ここまでチケットが取れない映画は前代未聞。 毎回の上映回がすべて満席。 こんなことはここ10年で初めて。 エヴァンゲリオンの初期劇場版『air/まごころを君に』 以来か。 ワンピースは大学時代に読み始め、アラバスタ編で完全に はまり、七武海がちょこちょこ登場するたびに興奮していました。 さすがに社会人になってアニメと劇場版は見ていませんでしたが、 あれから13年、コミックスを買い続けてきました。 先日発売された56巻で、ついにエースとロジャーの血筋が 明らかになり、いよいよクライマックスに向けて物語が大きく 動き出しました。そういうタイミングの中で、今回の劇場版は マーケティング戦略がスゴイ! 漫画原作者尾田栄一郎がシナリオとキャラクターデザインを 行ったうえ、ロジャーの宿敵シキという、メインストーリーに絡み そうな、最強キャラを出し、極めつけは入場者先着150万人に、 原作の20年前の世界を描いた書き下ろしミニコミック“第0巻” が配られるという、ファンの心理を完全に鷲掴む超絶マーケティング。 午前のうちにネットでチケットを予約しようと思ったのですが いっさいつながらず、3時間が経過。しかたなく劇場へ行ったら、 6時間後の上映回までほぼ満席。 午後4時になんとか午後10時半の最終回の席を確保。 すでに前方隅くらいしか空いていませんでした。 いったん家へ帰り、第0巻を読みました。 さまざまなキャラの昔が描かれ、20ページ強の書き下ろしを 繰り返し読みふけりました。 すでにこの時点で目的達成、みたいな気持ちになってきましたが、 せっかくなので、夜に再び劇場へ向かいました。 夜間上映のため、客層は大半が大学生~20代・30代男性。 意外と女性のみグループも目立ちました。 ■レビュー 初の劇場版鑑賞。 今回のレビューに限っては、原作を知らない人が読んでも なんのことやらさっぱりの世界だと思います。 興味なし、っていう方、まずは原作読んでみてください。 印象的だったのは、ラピュタとナウシカの世界観をうまーく 取り入れていたこと。ジブリファンにはたまりません。 そして、キャラたちの衣装がめちゃめちゃオシャレ! これまでのアニメ映画にはない、斬新な演出ですね。 さらに、フリーザの声のキャラ。 原作者尾田さんのドラゴンボールへの愛を勝手に感じました。 全体としては週刊少年ジャンプの三大原則 「友情・努力・勝利」を激しくスタイリッシュに体現した 最高レベルの作品になってます。 アニメ映画のシリーズモノとしてはなかなかいい感じ。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ●あとがき いよいよ今年も残すところあとわずか。 あと2,3作品配信しましたら、 年末には恒例の、下半期映画グランプリ、 年間総合グランプリを開催します。 今年皆さんの中でもっとも印象に残った 作品はなんですか。 オススメ作品がありましたらぜひ おしえてください。 週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』 since July.8 2006 主宰・発行者 slow


