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劇場公開中の新作・話題作からレンタル中の隠れた名作・おすすめ作品まで、ジャンルを越えた1万本の映画の中から、マニアックすぎず、軽すぎず、とっておきをご紹介!!

  • 発行周期 週刊
  • 最新号 2009/12/13
  • 部数 302部
  • メルマガID 0000200909
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2009/11/01

だれでもハズレは観たくない#177 サイドウェイズ

劇場公開中の新作・話題作からレンタル中の隠れた名作・おすすめ作品まで、
日本映画・アジア映画・洋画とジャンルにとらわれません。
1万本の映画の中から、とっておきをご紹介!!

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  週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』 
          ~新旧映画紹介~
                       
         #177 2009.11.1号 主宰・発行者 slow             
                                 
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『サイドウェイズ』


■ ストーリー 

売れない脚本家の道雄(小日向文世)は、留学時代の親友で
ロサンゼルスのレストランで雇われ店長をしている大介(生瀬勝久)の
結婚式に参加するためアメリカへやってきた。式を前に、ナパ・バレーへ
ワインを仕入れに向かった2人は、道雄のかつての片思いの相手、
麻有子(鈴木京香)と再会する。


■ レビュー

2004年のハリウッド作品を、海外のスタッフ中心でリメイクした本作。
全編アメリカロケで、カリフォルニア、ナパ・バレーを舞台に4人の男女の
恋模様を、時にドタバタコメディとして、時に郷愁を誘うノスタルジックに
描いています。

小日向文世さんといえば、いつでもニコニコしながら柔和な表情で
周りをなごます名脇役という印象。先日お昼の番組で中村雅俊さん
との思い出をべろんべろんに酔っ払いながら楽しげに話している様子を
見て、その陽気さと天然なところにいっそう魅力を感じました。
そんな彼と、NHK「サラリーマンNEO」のコントでおなじみの生瀬
勝久さんが主演なんですから、おもしろくないわけがありません。
掛け合いの一つ一つがものすごく新鮮でした!

鈴木京香さんは『重力ピエロ』で小日向さんと夫婦役を演じていましたが、
今回はまた違った関係でこれまた新鮮。
菊地凛子さんは『バベル』と『笑う大天使(ミカエル)』でしか知らなかったぶん、
本作のキュートなハーフっぽい話し方が初々しくて、芸達者な方だなあと
感じました。

また、ワインを飲むシーンが随所にでてきます。ほとんど飲まないわたしが
観ても、おいしそうに幸せそうにワインを口にする面々を観ていると、
ああ~、ワインて心を豊かにするんだろうなぁなんて感じました。

主要登場人物は4人の役者のみ。ゆったりとした気持ちでナパ・バレーの
のどかな景色を楽しみながら、回り道しながらもかつての青春をもう一度
取り戻したい大人たちのひたむきな生き方を楽しめる作品です。
あるいは、大人になりきれていないと感じる大人たちにピッタリの物語です。

「最短距離がベストな道とはかぎらない」
ゆっくりじっくりいきましょう。







週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』
since July.8 2006
主宰・発行者 slow
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