だれでもハズレは観たくない~幅広く新旧映画紹介~  RSSを登録する

劇場公開中の新作・話題作からレンタル中の隠れた名作・おすすめ作品まで、ジャンルを越えた1万本の映画の中から、マニアックすぎず、軽すぎず、とっておきをご紹介!!

  • 発行周期 週刊
  • 最新号 2009/12/13
  • 部数 302部
  • メルマガID 0000200909
  • 個別ページ
最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/09/08

だれでもハズレは観たくない#167 BALLAD 名もなき恋のうた

劇場公開中の新作・話題作からレンタル中の隠れた名作・おすすめ作品まで、
日本映画・アジア映画・洋画とジャンルにとらわれません。
1万本の映画の中から、とっておきをご紹介!!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
                              
    週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』 
            ~新旧映画紹介~
                       
           #167 2009.9.8号 主宰・発行者 slow             
                                 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆





『BALLAD 名もなき恋のうた』


■ ストーリー 

何事からも逃げてばかりの真一(武井証)は、ある日突然戦国時代に
タイムスリップしてしまう。歴史に名を残していない春日という小国で
“鬼の井尻”と恐れられる侍・井尻又兵衛(草彅剛)や廉姫(新垣結衣)と
出会った真一は、彼らに受け入れられ、ともに暮らし始める。

■ レビュー

もともとあまり観る気はありませんでした。
原案がクレヨンしんちゃん劇場版ということや、俳優陣がそれほどファンで
ないということや、宣伝攻勢が激しくクサナギくんやガッキーのメディア
登場回数がものすごく多く、すでに観た気になってしまった部分もあったからです。

それでもあえて観てみたのは、監督・脚本・VFXが『ALWAYS 三丁目の夕日』
『続』の山崎貴監督だったからでしょうか。
『ALWAYS』の感動、VFXを駆使した壮大な世界観を再び感じたいという気持ち。
その部分、果たしていかに。
要は、感動できるかどうか。

結論から言えば、
感動は そこそこ。
VFXは 地味。
ストーリーは 期待以上でも期待以下でもない、思ったとおり。
証少年やガッキーは よくがんばっていました。
クサナギくんは ああいう演技なんですね。

ファミリーなんかは十分満足できそうな、
無難といえば無難、若干チープな世界観。
真一をとりまくご都合主義的な展開も、あのチープさなら許されます。
戦国だけど無血の展開は、やはりファミリー向け。
『レッドクリフ』とかと比べること自体が無意味。
それにしても、ラストの大沢たかおとの対決はもう少しがんばってほしかった。

そういう中で、ある程度の水準を保てていたのには、
音楽(佐藤直紀)の貢献度が大きいですね。
起伏に富んだ、情感たっぷりな旋律と、
壮大なオーケストラは実に気分のいいものでした。

ただ、ラストのありがちな展開が残念なところ。
能天気な展開でほとんどのことがうまく進んでいたんだから、
エンドロールまでそのまま突っ走ればよかったのにと思ってしまいます。
山崎監督の『リターナー』という作品で見せたどんでん返しがあると
話全体がしまったと思います。
が、まあ、やはりファミリー向けゆえに、そしてクレヨンしんちゃん原案ゆえに、
この展開はやむをえなかったのでしょう。
総じて、ここ最近の日本映画のベンチマーク(標準値)的作品ではないでしょうか。



★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 


日or木発行のところ、変則的な火曜発行になってしまい申し訳ありません。
次回は9.10(木)、今月は5,6回発行予定です。
よろしくお願いいたします。






週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』
since July.8 2006
主宰・発行者 slow
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る