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  • 発行周期 週刊
  • 最新号 2009/12/13
  • 部数 303部
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2009/08/16

だれでもハズレは観たくない#164 ボルト3D

劇場公開中の新作・話題作からレンタル中の隠れた名作・おすすめ作品まで、
日本映画・アジア映画・洋画とジャンルにとらわれません。
1万本の映画の中から、とっておきをご紹介!!

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    週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』 
            ~新旧映画紹介~
                       
           #164 2009.8.16号 主宰・発行者 slow             
                                 
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『ボルト3D』


■ ストーリー 

ハリウッドのテレビドラマに出演するスター犬のボルト。
彼は生まれてこの方スタジオを出たことがなく、自分はドラマの中で
特殊能力を発揮し、悪の組織と戦うスーパードッグだと信じ込んでいた。
そんなある日、ひょんなことから彼はスタジオからニューヨークに運ばれてしまう。


■ レビュー

ちょっと前に観た『モンスターVSエイリアン3D』がストーリー的にも
演出的にももう一歩という感じだったため、『ボルト3D』には結構期待していました。
犬が主人公ということで多少地味な展開になることは覚悟していましたが、
オープニングからいきなり、スペシャルなハードアクションをこなしてくれます。
ドラマの中のストーリーを描いてはいますが、
このままでも一本作ってほしいくらいの興奮度でした。

中盤以降は、ボルトが出会った猫のミトンズとの旅を通して、
ボルト自身が自分の本来の立場に気づいていきます。
スーパードッグになりきって“愛する人間”・ベニーを救うことに
命を懸けてきた前半とはうってかわって、人間味(というか、犬味?)あふれる
アンニュイな表情にぐっときました。
人間に対する思いの違いなど、ペットの目から見た考え方というのもおもしろかったですね。

今回は日本語吹替版で観ましたが、ボルト役が佐々木蔵之介というのは、
はじめはちょっとびっくりしました。
男らしい声より、少年的な声のほうがあっているんじゃないかと。
しかし、クライマックスに向けて、ベニーを守るという使命感に燃えるボルトには、
やはりあの声がよかったのでしょう。
ミトンズの声の江角マキコは声優には向かないですね。
聴いた瞬間から江角さんだとわかってしまいます。
上手かったのは、キャイ~ン天野っち。
前に南下の番組のナレーションを聞いたこともありますが、
プロ顔負けですね。今後の声での活躍にもきたいしたいところです。

ところで、今回この作品は3Dで観ましたが、
正直言って2Dでもよかったかな、とは思いました。
前半のアクションシーンや、本編前のカーズ特別編での3Dは非常に効果的でしたが、
中盤はある意味心の交流に主眼を置いているので、地味に3Dを使用しなくても、
感じるレベルは2Dと比べてほとんど違いはないと思います。
めがねをかけて観にいったので、めがねの上に3Dメガネがのっかって、
鼻が重みで痛かった・・・・・・(蛇足です)

アメリカ横断の冒険モノとしても、心が躍りましたし、
クライマックスのボルトの活躍も、そのけなげさに涙腺が緩みます。
万人が安心して観られ、感動できる、まさにディズニーの王道でした。




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次回は 下半期イチオシ の作品をご紹介!




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