2009/06/25
『だれでもハズレは観たくない』#156 トランスフォーマー リベンジ
劇場公開中の新作・話題作からレンタル中の隠れた名作・おすすめ作品まで、 日本映画・アジア映画・洋画とジャンルにとらわれません。 1万本の映画の中から、とっておきをご紹介!! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』 〜新旧映画紹介〜 #156 2009.6.25号 主宰・発行者 slow ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆ 『トランスフォーマー リベンジ』 ■ストーリー オプティマスとともにディセプティコンを倒したサム(シャイア・ラブーフ)は、 大学進学のためにはじめて親元を離れることになった。 彼女とは遠距離になっても変わらぬ愛を約束するが、そんなとき、 倒したはずのメガトロンが新たな仲間を導き復活する。 彼らの頂点に立つ、メガトロンよりも邪悪な“ザ・フォールン”は ある計画を実行しようとしていた。 ■レビュー いやあ、ヴィジュアル・エフェクトはどこまで進化するんでしょう。 『ターミネーター4』や『アイアンマン』の比ではありませんでした。 はるかに凌駕しています。 ちょっとびっくりな映像です。 『1』をも圧倒的なスケール(と圧倒的な制作費)で完全に上回りました。 たまげました。 前作はわりと序章的だったのでメカ同士のバトルが後半に集中しましたが、 今回はしょっぱなから大暴れです。 上映時間2時間30分に、間延びするのではという不安を抱きまくっていましたが、 始まってみれば意外と集中できました。 いきなりでっかいのが出てきたり、ものすごい勢いでトランスフォームしていく ので、めまぐるしすぎてただただ唖然としてしまいました。 スローでトランスフォームすればいいのにと、 超高速なチェンジに贅沢さを感じました。 『ターミネーター4』同様に、さまざまなタイプのトランスフォーマーが登場します。 めちゃくちゃちっちゃいのから、とてつもない大きさのものまで、 もう、なんでもありです!! 大学でサムに言い寄る美女なんかは、もはや設定が訳わかりません。 これは『ターミネーター』か? ディセプティコンたちは、あれが可能だったらもう、 ガンガン人類を侵略できてしまうんじゃないでしょうか!? 未見の方には伝わりにくいかもしれませんが、とんでもない設定になってるんですよ。 まあ、ストーリーは所詮、期待してはいけないでしょうし、 もともと期待してませんでした。 オプティマスが中盤あまりに弱く、クライマックスはあっけないほど強くなる あたりはどうなんでしょうか。 人間ドラマを主軸に据えたかったからサラッとさせたのかもしれません。 (日本の平成戦隊モノのほうが圧倒的に話の流れはいいと思います) ただ、登場人物の工夫点で前作と比べてよかったと思ったのが、 サムの大学のルームメイト。 初めはやなヤツかと思いましたが、彼のコミカルな役どころが、 メカ同士の壮絶なバトルや、シャイア・ラブーフの『イーグル・アイ』を 上回る逃げまくりの切迫感ある場面の合間で和ませてくれます。 この映画はとてつもなくめまぐるしい。 感動とか人間ドラマとか哲学とかそういうのはいっさい抜きにして、 圧倒的なトランスフォームと映画館ならではの ダイナミックな映像を堪能しましょう。 専門家はこの映画を冷めた視点で論じるべきではありません。 これは超ド級のアトラクション・ムービーなんだから。 疲れている人はこの映画で現実逃避してください。 DVD化に際しては、ぜひトランスフォームするシーンを スローモーションで見せてほしいですね。 また、『3』を作ることになりましたら、 ぜひとも「3D」で作ってもらいたい!! 週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』 since July.8 2006 主宰・発行者 slow



