2009/03/14
『だれでもハズレは観たくない』#140 DRAGONBALL EVOLUTION
劇場公開中の新作・話題作からレンタル中の隠れた名作・おすすめ作品まで、 日本映画・アジア映画・洋画とジャンルにとらわれません。 1万本の映画の中から、とっておきをご紹介!! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』 〜新旧映画紹介〜 #140 2009.3.14号 主宰・発行者 slow ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆ 『DRAGONBALL EVOLUTION』 ■ストーリー 封印から解かれ世界制服をもくろむピッコロ大魔王(ジェームズ・マースターズ)の 野望を打ち砕くべく、悟空(ジャスティン・チャットウィン)はブルマ (エミー・ロッサム)とともにドラゴンボール探しの旅に出る。 ■レビュー なんじゃこりゃ〜!!!!!!!! まったくもって週刊少年ジャンプの『ドラゴンボール』の世界観は 消えうせていました。 原作を愛すれば愛するほどに、この映画は受け入れがたいでしょう。 まず、悟空とじいちゃんの修行シーン。 これはドラゴンボールではなく、『ベスト・キッド』!! まさしくダニエル少年とミヤギに、完全にダブっています。 そして、高校の同級生・チチとのロマンス。 これはビバヒルかなんかかと見まがうほどの、かなりありがちなアメリカン・ ハイスクールムービー。名前が悟空とチチというだけで、顔立ちもスタイルも 友人関係も展開もすべてお約束の展開。 そもそも悟空がアメリカの高校生ってどういうこっちゃ!!!!! 次にピッコロ。『スターウォーズ』に出てきてたハンニャみたいなやつといっしょ。 なぜか触覚が収納されたまま!リアルすぎて気持ち悪い。 ピッコロのしもべになぜか田村英里子。オリジナルキャラのマイって誰?? ブルマはフランス映画のヒロインぽくて、後半はフランス映画のバイオレンス アクション張りのレーザーガン乱射。ヤムチャという役名のついた男は、 どう見てもチェ・ホンマン。どこがヤムチャじゃい!!! 主要登場人物に原作の面影いっさいなし!! 亀仙人にチョウ・ユンファって、そこからおかしいし!! エロキャラ付け加えても全然ちがうし。漫画原作の映画化に絶対欠かせないはずの “世界観”ぶち壊し。 製作総指揮・鳥山明って書いてありましたが、ほんとうでしょうか。 原作者が自分の作品をこんなわけのわからないものにするはずがない!! 感動も興奮もなにも残らない三流アクション。 嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼 こんなの、なんで作っちゃったの!!?? 『20世紀少年』のように、日本で作ったほうがよかったのでは!!?? 悟空とピッコロの戦いはあまりにショボすぎ、お粗末すぎ。 予告編はとりあえず激しいところばかり手短に集めていましたが、 本編は微妙すぎ。エボリューション(進化)というより、退化。もしくは突然変異。 そして、最後にエンドロール途中に突如表れるいわくつきのシーン。 そんな展開誰も望んでいません。『2』が作られたら奇跡です。 関めぐみの出演する意味が分からない。 映画を鑑賞後、ゲオで原作借りなおしました。 そういう気分になる映画です。 嗚呼、苦悩。 週刊映画レビュー『だれでもハズレは観たくない』 since July.8 2006 主宰・発行者 slow


