だれでもハズレは観たくない〜幅広く新旧映画紹介〜 RSSを登録する

劇場公開中の新作・話題作からレンタル中の隠れた名作・おすすめ作品まで、ジャンルを越えた1万本の映画の中から、マニアックすぎず、軽すぎず、とっておきをご紹介!!

  • 周期 週刊
  • 最新号 2008/08/16
  • 発行部数 252
  • マガジンID 0000200909
  • 個別ページ
最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2008/06/11

週刊『だれでもハズレは観たくない』第96号

この記事を取り寄せる

劇場公開中の新作・話題作からレンタル中の隠れた名作・おすすめ作品まで、
日本映画・アジア映画・洋画とジャンルにとらわれません。
1万本の映画の中から、とっておきをご紹介!!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆                              
◇ 週刊「だれでもハズレは観たくない〜幅広く新旧映画紹介〜」 
◆                              
◇                  第96号 2008.6.11               
◆                               
◇              主宰 slow             
◆                                 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

●はじめに●

日が完全に沈みながらも、まだ夜にはなりきれない、影の消えた
幻想的な時間。この時間をマジックアワーと呼ぶそうですね。
最近なんかあわただしい時間が続いています。
自然を感じるこそを大切にしたいものです。


★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 


『ザ・マジックアワー』(劇場公開中)


ご存知、三谷幸喜の脚本・監督4作目です。
ここ最近、ものすごい勢いでテレビに出まくってますね、三谷さん。
一日2番組ずつくらいコンスタントに出てないですか?
フジテレビはまだしも、他の局にもガンガンに登場しています。
あまり番宣色の強い露出過多というのは『少林少女』もそうでしたが、
過ぎたるは及ばざるが如し、といいたくもなる嫌悪感につながりかねません。

個人的に三谷幸喜はとても好きな作家(あえて作家と呼びます)です。
『古畑任三郎』『王様のレストラン』などの人気ドラマはもちろんですが、
もともと舞台で大活躍してきた劇作家ですので、演劇作品も非常に印象深いです。
残念ながら三谷さん主宰の劇団・東京サンシャインボーイズ(現在充電期間中)
の公演作品は少ししか観たことがありませんが、それでもその後の
パルコプロデュース作品などは結構観てきました。(たとえば、松本幸四郎・
市川染五郎主演の『マトリョーシカ』なんかは、本気で隠れた名作です)

そんな中で、映画4作目は果たして三谷さん本人がいうような
「過去最高におもしろい」作品になっているかというと、
んんんん〜・・・どうでしょうか。
レベル的には『THE有頂天ホテル』と同じくらいでしょうか。

もともと三谷さんは、ご自身の作品にカセをつけるのが得意でした。
こだわりだったといってもよいかもしれません。
舞台においては一幕モノにこだわり、それはドラマにおいても「限定人数」
「限定空間」という普通の脚本家では太刀打ちできない設定の中で大きな
笑いを生み出してきました。
『古畑任三郎』『王様のレストラン』などは究極の“カセ”モノですよね。

しかしながら、彼もいまや、押しも押されぬ人気作家となり、人も金も
集め放題な状態にあります。だからこそ、ここ2作なんかは超豪華セット、
超豪華俳優陣となっており、なんか、成金趣味的な印象を持ってしまうのです。
もっと小規模でかまわないから、練りに練りこんだノンストップな笑いを
創ってほしいですね。

辛口かもしれませんが、今一度、『ラヂオの時間』『12人の優しい日本人』の
ような方向性で活躍してほしいです。舞台作品で言えば、いまや伝説と
なった斉藤由貴主演の『君となら』(三谷至上最高作品!!)。
『笑の大学』で実感しましたが、正直三谷作品は、映画よりテレビ向きで、
テレビより最も舞台があっているわけです。
テレビ局がバックにある今、素朴な作品を創るのはなかなか難しいのかもしれ
ませんが。(舞台すらも有名俳優オンパレードですもんね)

ただ、家族や友人と映画館へ観に行くぶんには、やはり三谷作品は王道と言えます。
安心してご覧ください。
佐藤浩市演じるデラ富樫がギャングのボスに初めて会うシーン、
観客が多ければ多いほど、大爆笑は必至です。








週刊『だれでもハズレは観たくない』
主宰 slow
【最低1週間以内に次号刊行!!】

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る