衆議院議員 山内康一 『蟷螂の斧』  RSSを登録する

衆議院議員の山内康一です。私の仕事は皆さんと国会をつなぐ「窓」となることです。まずは、私自身が日々考えていることや感じていることを皆さんに分かりやすい形で知ってもらうために、メールマガジンを発行することにしました。よろしくお願いいたします。

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2009/11/13

衆議院議員 山内康一 『蟷螂の斧』

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             『蟷螂の斧』             
        衆議院議員 山内康一 メールマガジン        
          2009年11月13日(金)発行            
                                  
─────────山内康一公式サイト http://www.kou1.info/───

■もくじ
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□1  2009年11月9日 (月) 天下りの公式認定? 
□2  2009年11月10日 (火) 政党のお金の使い方
□3  2009年11月11日 (水) 排他的で独善的なのは?
□4  2009年11月12日 (木) 事業仕分けに財務省の影
□5  2009年11月13日 (金) 天皇陛下ご在位20年記念

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□1  2009年11月9日 (月) 天下りの公式認定?
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私が10月29日に提出した質問主意書(*下記1)に対して、
鳩山由紀夫内閣総理大臣の名前で回答(*下記2)がありました。

日本郵政の役員人事に関する質問とそれに対する回答でした。

一昨日(11月7日)の各紙朝刊で報道されていたので、
お読みになった方も多いかもしれません。
ポイントは天下りのあっせんを政府が事実上認めたことです。

足立盛二郎・元郵政事業庁長官の退職後のポストについて、
「役所のあっせんはあったか」という質問に対する答えが以下です。

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「足立氏の再就職に際しては、記録等では確認できないが、
 略歴の送付等があったと考えられる。」
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役所が天下り先に対して再就職に関する情報提供を行うことは、
天下りの「あっせん」の定義のひとつにあたります。

「略歴の送付」はまさに情報提供の典型例であり、
役所のあっせんを内閣総理大臣の名前で公式に認めたことになります。

質問主意書に対する回答によれば、「天下り」の定義は、

「府省庁が退職後の職員を企業、団体等に再就職させることをいう。
 したがって、公務員が、法令に違反することなく、
 府省庁によるあっせんを受けずに、
 再就職先の地位や職務内容等に照らして適材適所の再就職をすることは、
 天下りには該当しない」

となっています。

足立氏の場合は「府省庁によるあっせん」を受けているので、
政府の定義に従い、いわば「正式な天下り」と認定できそうです。

1.質問主意書(10月29日付)
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-4a14.html

2.鳩山内閣からの質問主意書への回答(11月6日付)
http://www.your-party.jp/file/20091108/yamauchi_amakudai_kaitou.pdf


このブログのURL
 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-9238.html


□2  2009年11月10日 (火) 政党のお金の使い方
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今朝(11月10日)の東京新聞におもしろい記事がありました。

自民党の経費節減に関して「朝食もトイレも経費節減」というタイトル。

政党助成金が激減し、企業献金の激減も予想されるなかで、
自民党が涙ぐましい努力をはじめたようです。

自民党では、いつも朝8時からの部会でふるまわれる朝食が、
箱弁当からサンドイッチやおにぎりにグレードダウンしたり、
トイレの手ふき用ペーパータオルを廃止したり、
と経費節減の努力がはじまっているそうです。
よいことだと思います。

今年の年末は伝統の「モチ代」支給もなくなるそうです。
この「モチ代」は派閥の領袖からもらうのが通常ですが、
もともとは党のお金を派閥に割り振って、
そのお金をさらに派閥内で割り振るというシステムのようです。

ちなみに私は無派閥だったので派閥からお金をもらっていませんでした。
私自身が自民党議員時代に「こんなのムダだな」と思う支出が、
前述の箱弁当以外にも、けっこうたくさんありました。

自民党関係者はやたらとホテルの会議場での会議を好みます。
ホテルだと会場費が高いのは当然です。
憲政記念館とか、中小企業会館とか、誰でも借りられる公共施設を使えば、
ずっとコストを削減できるのに、もったいないと思っていました。

自民党で何となく多いのは「議員満足度」重視の過剰サービスです。

議員が求めたり、党職員が議員に気を使ったりで、過剰なサービスを提供し、
それが結果的に高コストにつながる、というパターンが多いように感じます。
政党が重視すべきは、「党員満足度」と「有権者満足度」です。
あるいは「国民満足度」と言ってもよいかもしれません。

党員や有権者に満足してもらうためには、すぐれた政策を立案し、
情報提供や広報活動に力を入れることが大事だと思います。

みんなの党は、事務所家賃をはじめとして、管理費はなるべく節約しています。
党本部はワンルームマンションの一室で、とても政党本部には見えません。

得票数ではほぼ同等の社民党が、立派な自社ビルをお持ちなのと対照的です。
私はそれでよいと思います。むしろそれが望ましいと思います。
その代わり広報活動や次の参院選対策にお金をかけるべきだと思います。

また政策立案のためにも、外部のプロの手助けを借りているので、
政策立案や調査研究にも、小政党のなけなしのお金を使っています。

ベンチャー企業なのにやたら立派なオフィスを借りたがる会社は危ない、
と誰かに聞いた記憶があります。
わが党はベンチャー政党ですが、立派なオフィスには入りません。
もっと重要なことに、なけなしのお金を使います。


このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-0cf0.html


□3  2009年11月11日 (水) 排他的で独善的なのは?
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新聞報道によれば、小沢代表がキリスト教やイスラム教を
排他的な宗教と評したそうです。怒りを覚えます。

森元総理の「神の国」発言がかわいく思えるほど、無茶な発言です。

たいへん一面的で誤った宗教観を持つ小沢氏が、
日本の総理大臣じゃなくてよかったと思います。

新聞報道を拾い出してみると、小沢代表曰く;

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キリスト教もイスラム教も排他的だ。
排他的なキリスト教を背景とした文明は、
欧米社会の行き詰まっている姿そのものだ。
その点、仏教はあらゆるものを受け入れ、
みんな仏になれるという度量の大きい宗教だ。
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キリスト教文明は非常に排他的で、
独善的な宗教だと私は思っている。
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キリスト教よりましだが、イスラム教も排他的だ。
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私自身は実家が浄土宗なので、仏教徒のカテゴリーに入るでしょう。
しかし、イスラム教国(インドネシア、アフガニスタン)にも、
キリスト教国(フィリピン、イギリス)にも、住んでみて、
多少は国際政治学や社会学、地域研究をかじってみた者からすれば、
たいへん誤った宗教観だと思います。

キリスト教でも、イスラム教でも、ユダヤ教でも、仏教でも、ヒンズー教でも、
一部に原理主義者がいて、さらにその一部が暴力的なテロに走ったりします。

自爆テロ=イスラム原理主義のようなステレオタイプがありますが、
キリスト教徒や仏教徒の中にも自爆テロを行う人はいます。

イスラム社会でも穏健派は多いのですが、穏健派は問題を起こさないので、
事件を起こして世界の耳目を集めることはありません。
イスラム教は、他宗教に対してもともと寛容なところも多い宗教です。

伝統的にイスラム教徒とキリスト教徒が平和共存している社会も多いのですが、
紛争を起こしていない地域のことは報道されず、知られていません。

スリランカなどでは仏教徒が、ヒンズー教徒を弾圧しているケースもあり、
日本でも徳川家康を一番手こずらせたのは戦闘力の高い一向宗でした。

オウム真理教のような特殊な新興宗教はともかくとして、
イスラム教やキリスト教といった伝統ある世界の大宗教は、
どの宗教も、包容力があり、寛容なところがあります。
そして同時に、一部に過激派や原理主義者を抱え込んでいます。

それに「キリスト教の欧米社会は行き詰っている」という認識も疑問です。
イギリスに住んでみて、イギリス社会の多文化への寛容さや社会の健全さを
うらやましい気持ちで眺めた覚えもあります。

もちろんイギリス社会も多くの課題を抱えていますが、小沢代表が言うほど、
行き詰っているようには私には思えません。
それなら仏教徒が主流を占める日本社会は行き詰っていないのでしょうか?

小沢代表は「イスラム教徒やキリスト教徒は排他的で独善的」と評することが、
他宗教の人から見れば「仏教徒の排他性と独善性の証拠」と写る恐れがあるのを
ちゃんと認識しているのでしょうか?

イスラム教徒やキリスト教徒からすれば「排他的で独善的なのはお前だろ!」
と思いっきり突っ込みたくなるような発言内容です。
こんな不寛容なコメントをする小沢代表こそ「排他的で独善的」だと思います。
党内の活発な議論が封殺されている民主党の現状を見ると「なるほど」と思います。


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□4  2009年11月12日 (木) 事業仕分けに財務省の影
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民主党政権の事業仕分けがスタートしました。

鳴り物入りでスタートした事業仕分けでは、
さっそく事業の廃止という判定が連発しています。

自民党で河野太郎さんの下で事業仕分けをやったときは、
厚生労働省や国土交通省、農林水産省等の一番ムダが多い役所は、
担当外であったため、事業仕分けを行うことが出来ませんでした。
これらの省庁はざくざくムダな事業を指摘できそうです。

事業仕分けに力を入れていることは評価できます。
しかし、これまた財務省の影が見え隠れします。
見え隠れどころか、財務省主導で事業仕分けが行われています。

通常の事業仕分けでは、事業担当者(省庁や市役所の担当課)から、
事業の概要、意義、予算などの説明を始めに受けます。
その上で「仕分け人」が質問し、事業担当者が回答します。
質疑後に「仕分け人」が事業の存続、廃止、民営化等を判定します。

しかし、今回の民主党政権の事業仕分けでは異例なことをやっています。

最初に事業担当者(各省庁の担当課)から事業の説明を行った後に、
財務省の主計官が「論点等説明シート」というのを配り、
主計官が削減の必要性を説明した上で、議論がスタートします。

順序からいっても、まさに「財務省主導」で議論を進めています。
「仕分け人」が質問する前に、財務省が結論めいたペーパーを配布し、
議論の方向性を決めてしまっているのが、実態のように見えます。

事業仕分けの大事なポイントの公開性や民間人の参加は担保しつつも、
やっぱり財務省の影響力が強く及んでいることは間違いありません。

歳出削減に熱心な財務省主計局と民主党政権の利害が一致して、
官僚主導的なムードで事業仕分けが進んでいるように感じます。

新聞報道でも「議論をリードしたのは財務省主計局」とか、
「論点シートで“操縦”」とか書かれているのは、
これまで“民”主導でやってきた事業仕分けのイメージを損ねるものです。

財務省幹部も「こちら側が紙を出したから、議論がスムーズに進んだ」と
コメントしているようで、財務省の思い通りに事業仕分けが進んでいます。
こんな「官僚主導型事業仕分け」で本当にいいのかな、と疑問に感じます。

財務省が予算をカットするときの“お墨付き”を与えることを目的に、
事業仕分けが使われているとすれば、とても残念に思います。

やっぱりここでも「財務省の覇権」が再確認されました。恐るべし、財務省。

10月28日付ブログ(財務省の覇権)
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-cf73.html

このブログのURL
 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1d06.html


□5   2009年11月13日 (金) 天皇陛下ご在位20年記念
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昨日は政府主催の天皇陛下御在位20年記念式典に参加しました。

鳩山総理主催の式典で、衆参両院議長、最高裁長官、駐日各国大使、
そして衆参国会議員他で約1000人が出席した大きな式典でした。

この20年間の陛下の事績を詳細するビデオを30分ほど見て、
正式な式典がスタートしました。
思ったよりこじんまりした会場でした。

新聞報道によれば参加者は約1000人でしたが、
てっきり3000人くらい呼ばれていると思っていました。

天皇陛下、総理、各国大使、閣僚等など、日本中のVIPが勢ぞろいで
皇宮護衛官、警視庁のSP・機動隊、秘書官、大会関係者、国会関係者等、
式典の正式な参加者以外の人が多かったようです。

皇室というのは、遠い世界のことのように感じていましたが、
式典で流されたビデオを見て感動しました。

全国各地の被災地や障害者施設などを小まめに視察され、
あたたかいお言葉をかけられる天皇皇后両陛下の映像を見ていると、

「総理大臣の仕事ならなんとかやれるかもしれないけれど、
 天皇陛下のご公務は絶対に自分にはできない」

などと不遜なことを想像してしまいました。
ふつうの人ではまねのできない大変なご公務だと思います。

ちなみに、衆議院議長も年を重ねればやれるような気がしますが、
最高裁長官は絶対、私にはムリな仕事のひとつです。

宮内庁雅楽部の公務員楽師さんなんかもムリな仕事のひとつです。
さらに、今朝はこれから宮中茶会です。

無作法な私は、お茶の作法なんてまったく知りません。
いきなり宮中のお茶会に出るのは無謀かもしれません。
隣の人の見よう見まねで通用すればいいのですが、

万が一、列の先頭だったりしたらアウトです。
気をつけなくては・・・


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