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衆議院議員の山内康一です。私の仕事は皆さんと国会をつなぐ「窓」となることです。まずは、私自身が日々考えていることや感じていることを皆さんに分かりやすい形で知ってもらうために、メールマガジンを発行することにしました。よろしくお願いいたします。

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2008/03/28

衆議院議員 山内康一 「公募新人奮闘記」

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            “公募新人奮闘記”             
        衆議院議員 山内康一 メールマガジン        
          2008年3月28日(金)発行            
                                  
─────────山内康一公式サイト http://www.kou1.info/───

■もくじ
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□1  2008年3月21日 (金) 道路財源の一般財源化
□2  2008年3月23日 (日) 民主の横暴、自民の無策
□3  2008年3月25日 (火) 4月1日ショックの現実味
□4  2008年3月27日 (木) NGOと外務省と政治家
□5  2008年3月27日 (木) 福田首相ルビコン川を渡る?

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□1  2008年3月21日 (金) 道路財源の一般財源化
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与党は道路特定財源の一般財源化に向けて動き始めました。
私も微力ながらその動きにちょっとだけ、からんでます。

安倍政権時代に道路特定財源の一般財源化の議論の時も、
私は一般財源化に賛成でした。

このところ国会改革の勉強会を一緒にやってきた、
河野太郎さん、水野賢一さん、柴山昌彦さん、私の4人で、
道路特定財源に関する新提案を準備してきました。
途中から3人の仲間が加わり、7人で新提案を、
自民の谷垣政調会長、公明の斉藤政調会長に持って行きました。

特に公明党の斉藤政調会長からは高い評価を頂きました。
与党の修正案は、われわれの提案にかなり近いものになりました。
新提案の内容は以下の通りです(河野太郎さんメルマガより抜粋)。

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1 これまでの国及び地方の道路特定財源の暫定税率を、自動車重
  量税の暫定税率を除き、本則にする

2 中期計画は20年秋に新将来交通需要推計に基づいて合理的な
  水準まで圧縮する

3 国の道路整備予算は、今後五年間3%のシーリングで毎年減少
  させる

4 上記道路整備予算相当額の揮発油税は今後五年間、道路特定財
  源とする

5 道路整備予算を上回る分の揮発油税は一般財源となる「新税」
  に置き換える

6 六年目以降、揮発油税の四分の一は地方に一般財源として交付
  され、四分の三は一般財源とする

7 石油ガス税、自動車重量税は一般財源化する

8 自動車重量税の暫定税率は廃止するが、暫定税率分を含めた自
  動車重量譲与税相当額を引き続き地方に譲与する

9 地方の道路特定財源は、これを二年間維持した後、地方の一般
  財源とする

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*詳しい解説は、河野太郎さんのブログ(3月14日)をご覧ください。
http://www.taro.org/blog/

私の考えは、以下の通りです。

1)道路以外の支出に使えない税はムダの温床。特定財源に反対。

2)環境に配慮すれば、ガソリンへの課税を減らすのに反対。

3)財政が厳しいので、減税に原則として反対。(消費税増税にも反対。)
民主党の提案する一般財源化には、前々から賛成です。

そもそも小泉政権も安倍政権も一般財源化を目指していました。
しかし、暫定税率の廃止によるガソリン25円値下げには反対です。

環境に対する責任、財政に対する責任を考えると、
国民受けは悪いかもしれませんが、ガソリン値下げに反対です。

また、道路特定財源のムダや不正を徹底して追及するのは、
野党やマスコミがやる前に、与党議員がやるべき仕事でした。

自民党の「公益法人改革部会」では、棚橋座長のもとで、
道路特定財源を使っている公益法人の支出の徹底した見直しを、
スタートすることになりました。

私もメンバーの一員として、公益法人のムダの見直しに取り組みます。
省庁や公益法人の問題点は、野党やマスコミに先に見つけられると、
問題が複雑になり、感情的で過激な解決策が出てきてしまいます。

改正建築基準法が建設不況を招き、日本経済に打撃を与えたのは、
記憶に新しいところです。これも耐震偽装・姉歯事件の衝撃で、
感情的で過激な解決策が提案された結果かもしれません。

役所や公益法人に問題があれば、野党やマスコミに追及される前に、
わが党の議員が先に見つけ出してオープンにして、
妥当な解決策をあわせて提案していく、のが理想だと思います。

昨年、ベトナムの円借款案件のカントー橋工事で
54人の死者を出した事件にしても、野党やマスコミが先に騒いだら、
けっこう大きな問題に発展したかもしれません。
しかし、塩崎前官房長官、小野寺外務副大臣、河野太郎代議士と連携し、
早い段階から、政府与党の内部から問題点を指摘し、
具体的な解決策を提案したことで、問題の深刻化・政局化を防げたと思います。

野党議員が政府の問題点を指摘すると華々しいのですが、
与党議員が政府の問題点を指摘する作業は、かなり地味になります。
地味だけど重要な仕事です。

官僚主導では、役所の問題点は見えません。
政府の行為に問題があれば、与党議員が先に見つける、という原則も、
政治主導の確立のために重要だと思います。


このブログのURL
 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_f610.html


□2  2008年3月23日 (日) 民主の横暴、自民の無策
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日銀総裁人事も道路特定財源の問題も、
与野党激突モードのままです。

与党側がやっと道路特定財源の修正案を提示し、
かなり民主側に歩み寄った提案をしています。
しかし、民主側はまったく歩み寄りません。

民主党は「国民生活が第一」ではなくて、
選挙に勝つための「党利党略が第一」という路線で、
突っ走っています。
民主党でも心ある議員は嘆いていることでしょう。

日銀総裁同意人事については、
与野党で真剣に話し合う場を設けるべきです。

道路特定財源については民主党の側も歩み寄るべきです。

このままでは4月に国民生活の大きな影響を与え、
日本経済が「政治不況」にまっしぐらです。

与党も野党もメンツや党利党略を捨てて、
危機的な日本経済の現状を考えて、手を打つべきです。
いまの状況は、民主党は横暴だし、自民党は無策です。

道路特定財源については、われわれのグループの提案を、
与野党で真剣に検討してもらいたいと思います。

自民党と民主党で日本国内のコップの中で争うよりも、
台頭する中国、インド、ブラジル、原油高で好調のロシア、
統一が進む欧州、いまだ世界最強の米国経済など、
日本が全力を尽くすべきはグローバルな競争だと思います。

私が昨年「国民本位の政治を実現する会」を設立したのは、
永田町の党利党略の政争ばかりが続けていては、
国民の政治不信が深まることを危惧したからです。
いまの状況では、政治不信はますます深刻化します。

政治不信がピークに達したときや、景気が悪いときに、
威勢のいい排外主義やマッチョな全体主義が力を得ます。

国の強さを強調するのは、弱さの自覚の現れです。

戦前の政党政治の腐敗が、軍国主義を招いた不幸な歴史を、
繰り返さないために、政治不信を取り除く必要があります。

大げさかもしれないし、考えすぎかもしれませんが、
今のうちに政治に対する信頼を取り戻さないと、
全体主義や軍国主義のまずい方向に進みそうな気がします。

核武装論を唱えるような人が政治家のなかにもいます。
杞憂かもしれませんが、警戒は怠らず、
全体主義の温床となる民主主義の退廃を防ぐため、
政治に対する信頼を取り戻すため、がんばります。


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 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_7a20.html


□3  2008年3月25日 (火) 4月1日ショックの現実味
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衆参のねじれにうまく対応できない与野党の国会対応のため、
いわば「4月1日ショック」とでも言えそうな危機が、
やってくる可能性が高まっています(ほぼ確実かもしれません)。

4月1日はエイプリル・フールですが、笑い事ではありません。
危機的な状況になりそうな気配です。

年度をまたぐとまずいのは、道路特定財源だけではありません。

各種の税制優遇措置もそうだし、在日米軍駐留経費負担の問題など、
外交的にも大きな問題になりそうな案件もあります。

政府・与党の側にも当然ながら責任の一端はありますが、
まったく協議に応じようとしない民主党の徹底した審議拒否戦略が、
日本の経済、国民生活、外交関係に大打撃を与えそうです。

福田政権および自民党に打撃を与えるためなら、
国民生活や日本経済、日米同盟を犠牲にしても構わない、
というような民主党の決意がひしひしと伝わってきます。
敵兵を殺すためなら、民間人が巻き添えで犠牲になっても構わない、
と、そんな戦略に走っているように感じます。

参議院第一党が自爆テロみたいな戦略をとる状況は、絶望的です。
小沢代表の民主党は、なんでも反対の昔の社会党になりました。
なんでも反対の野党は、少数野党である分には、問題ありません。

しかし、いまの民主党は参議院の第一党であり、
単なる反対のための反対だけの政党では、あまりに無責任です。

民主党は参議院第一党として「分割政府」の担い手です。
なんでも反対の民主党には、大人になってもらいたいものです。


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 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_07f3.html


□4  2008年3月27日 (木) NGOと外務省と政治家
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今年日本が主催国として開催される国際会議である、
アフリカ開発会議(TICAD4)とG8サミットに向け、
NGO関係者と外務省関係者と自民党議員で集まり、
ざっくばらんに意見交換する場を持ちました。

途上国の貧困、保健医療、人権・平和に関心をもつ
NGO関係者のネットワーク組織の方々と、
アフリカ開発会議に関心を持つNGO関係者の方々と、
小野寺外務副大臣や外務省幹部職員、
自民党の国際的NGO小委員会の関係議員で意見交換しました。

まずNGO側から日本政府(外務省)に対する要望と提言を聴き、
それに対して外務省や自民党側からコメントしました。
また、とても珍しいことですが、逆に外務省と自民党側からも
NGO関係者に対して要望をぶつけました。

双方向の対話型の意見交換会になって良かったと思います。

私がNGOに務めていた頃に比べると、
外務省もかなりNGOに理解を示すようになってきました。
NGOと外務省と政治家の三者の間でかなり問題意識を共有できました。
よい傾向です。
こういう対話の機会を持ち続けたいと思います。


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□5   2008年3月27日 (木) 福田首相ルビコン川を渡る?
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与野党協議が進まないので、政府・与党側から更なる譲歩を求め、
有志を募って「決議」というのをつくりました。

新人議員だけで23名、当選2回以上数名、合計30名ほどが賛同しました。
新人議員の取りまとめ役を私が担当しましたが、
わずか1日でこれだけの賛同者を集めるのは、
けっこうたいへんでした(文句も言われました)。

決議の内容を要約すると、

1)道路特定財源の廃止、および、一般財源化。

2)59兆円の道路整備計画を大幅見直し。

3)道路特定財源に関わる公益法人の抜本改革。

4)地方自治体に出ていた道路特定財源の予算の穴は埋める。

といった感じです。

その決議を本日14時、福田首相に提出しました。
福田首相からは「ストライクゾーン真ん中だね。」とのコメント。

その直後の16時に福田首相は記者会見を開き、
道路特定財源の一般財源化等の改革案を示しました。
われわれ有志の決議内容と近い改革案でした。

しかし、福田首相のこの決断は、道路族を怒らすことになります。
おそらく明日からは道路族と国交省の逆襲が始まるでしょう。

昨日、小泉元首相や武部元幹事長が福田首相への支持を表明しました。

道路特定財源の一般財源化はそもそも小泉政権で言い出したことです。
道路特定財源の改革という難しいテーマに取り組む姿勢を、
福田首相は明確に示し、改革の旗を掲げました。

道路特定財源の見直しに向け、決議を持って行ったわれわれ有志も、
福田首相の方針を支持して、がんばります。


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