2009/08/01
蓼科だより・91号~田舎暮らし情報
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2009年8月1日(土)ー★ ★ 今回のテーマ:寄稿:日本はグローバル化してる? ★ 蓼科便りは,”田舎暮らし”と地域(長野県東信地区)の情報をお伝えします ★ 発行:田舎暮らし世話人・安江高亮 takasuke@mitsuyakogyo.co.jp ★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★ 拙稿86号以来,皆様からコメントを頂き,「日本は美しい,しかし,田舎は・・→阿蘇の大自然のすばらしさ→地(自然)は美しいが,図(まち)は汚い→これが 目指したグローバル化?」という流れで推移してきました。 先週は,親友からご紹介頂いた,”まちづくり”に傾注する実年ジャーナリストから,「グローバル化」について納得のコメントを頂いたので転載させて頂きます。 ーーーとーーーの間です。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 先日はありがとうございました。なかなか面白い議論なので参加させてください。 先日、お訪ねした時には、佐久平からバスで行きました。企んだわけではないのですが、あのバスは旧中仙道を辿っていくんですね。ところどころに宿場町と思しき 集落があり、独特の名前がついていてなかなか面白かったです。旧中仙道でも街並み保存に着手されているようでしかし、ややとき既に遅しの感も?最後は運転手に 教えられたところで降り集落の中を抜けてバイパスに出ましたが…。 ところで、新宿での「降りていく生き方」上映会に指一本ですが関わっております。「降りていく」というタイトルの解釈は人それぞれ思いがあるようですが、私は その街のことを知るには、足で歩いて回るのが一番と思っています。時間が許せば…ですが。なので溝尾先生の「日本は広い、シベリアは飛行機で」というのはなか なか面白かった。 それが壊されていったのは「グローバル化」もありますが果たして今の日本の「グローバル化」が真にグローバル化しているかどうかは疑問です。グローバル化は、 反面でローカル化をもたらします。これはJネイスビッツの提唱するところですが…。 例えば、強大な世界帝国を実現したイタリアは、没落したといえなくもありませんが、大企業といえばはフェラーリとオリベッテイぐらいのものです。彼らだって 日本的規模でいえば、光岡自動車ぐらいかも? しかし、世界ブランドを持つ中小企業がいくつもあり、フランスのブランドはイタリアの中小企業(工房)抜きには成り立ちません。イタリアの中小企業経営者は 平気でフランスやアメリカにも行きますし、でも帰ってくれば工房で働き、夕食は自宅で家族ととリ,夕食後は街の広場やパブへ友達に会いに出かけます。 いわゆる工業地帯は北部であり、南部は農業を主体とした第一次産業とその加工品です。ところが、世界の有数のバイオ企業や化粧品会社に産品を売ったりしてい ます。イタリア人気質というのは(法政大の岡本義行先生の受け売りですが)生まれた街で育ち、その街の大学へ行き、代々の仕事を継ぎ一生その町で暮らす(ビ ジネスやバカンスは別ですが)というものだそうです。 アメリカとヨーロッパはややニュアンスが違いますがこういった「グローバル=ローカル」な行き方を見ると日本の「グローバル化」は「根無し草化」に過ぎない と思われるのです。 今日のサンデージャポンでは「企業競争力をもたせる政策(派遣)を規制すると製造業はみんな海外へ出てしまう」と論じられていました。日本の企業(製造業) も「根無し草化」しているようです。自治体は必死で企業誘致に血道をあげていますが、企業は平気で不況になれば派遣を切り、工場を撤退します。 もっと悲惨なのは鳴り物入りで提灯報道されている「ショッピングモール」です。客に飽きられてくると平気でチェーン店は撤退します。空き店ばかりになった ショッピングモールは幽霊屋敷と化し、ますます客足が遠のきます。撤退し損ねるのは概ね、長年地元でやっていた店です。 しかし、確かに「季節労働力」がありうることも事実です。古くから日本の農家では、田畑を耕すだけでなく、わら細工を始め家内手工業で現金を稼ぐということ が行われていました。農業を始めとする第一次産業が健全であれば、「季節労働力」も供給されていたのではないでしょうか?しかし、今の環境では到底、第一次 産業にそれを吸収する力があるとは思えません。 「派遣切り」でまさに「根無し草」となった諸君が、第一次産業の担い手になるなど、幻想以外にないと思います。そして,「ホームレス」と呼ばれている人た ちは「流民=難民」であるように思われてなりません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 生まれた時から英語で育った人は別ですが,チャンとした日本語を読み書きできない人が英語の達人になれる訳がありません。「グローバル化」のことは,この こととよく似てないでしょうか? 筆者大河悠樹氏をご紹介致します。とてもステキです。リンクして下さい。 ブログ「千客万来」: http://asiabiz.jp/asianbreeze2/ ホームページ(まちづくり): http://asiabiz.jp/ アドレス: desk@asiabiz.jp 「降りていく生き方」新宿の上映会の情報についてもお問い合わせください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <お知らせサイト> 得!まだ間に合う。夏休み遊園地、温水プール券付信州リゾートの宿 ┃ (白樺リゾート池の平ホテル) http://www.ikenotaira-hotel.co.jp/ ┃ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <わたしのサイト> 田舎暮らし情報館(蓼科より): http://tateshinadayori.blogspot.com/ 田舎暮らし動画:http://jp.youtube.com/user/takasukey ★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★ [所在地] 〒384-2305 長野県北佐久郡立科町芦田2076-1 [連絡先] 090-3148-0217、0237-56-1033 [Skype] takasuke6(夜可。スカイプ同士は無料です) ★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


