2009/07/26
蓼科だより・90号~田舎暮らし情報
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2009年7月25日(土)ー★ ★ テーマ:”田舎暮らし”と地域(長野県東信地区)の情報をお伝えします ★ 発 行:田舎暮らし世話人・安江高亮 takasuke@mitsuyakogyo.co.jp ★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★ 梅雨明け宣言が出てからよく降りますね!おまけに災害まで!こういう事故を見て,いつも疑問に感じることがあります。今回の場所も「土砂災害警戒区域」に 指定されており,元々危険な場所ということが判っていたらしい。砂防ダムも大事であるが,そういう場所に作らないのが一番肝要なのではないでしょうか。 谷の出口は危険に決まっています。 86号に絹谷画伯の「日本ほど美しい・・・国はない」という新聞論説を引用致しましたら,私が長年ご指導頂いている溝尾良隆先生(元立教大学観光学部長,現帝京 大学教授)からご寄稿を頂きましたのでご紹介いたします。かつて景気の良かった頃,海外の視察に連れていってもらったものです。ーーーとーーーの間です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「日本の自然は美しい、しかしまちがきたない」 日本の自然の美しさが述べられている文をなんどか拝読しました。日本の自然はたしかに美しいですね。新緑・サクラ、紅葉、雪景色と四季の変化にも富んでいます 。南北にながく気象の変化があり、そのため植生も地域ごとに異なる様相を見せてくれます。2000~3000m級の山々で脊梁山脈を形成し、長く複雑な海岸線が日本の枠 組みを形作っています。 こんな日本を江戸時代末期から明治にかけて訪れた外国人は、ことごとく日本の風景の美しさを絶賛しています。それは単なる自然だけでなく、人間が自然に働きか けて作り上げた耕作風景や江戸のまち並みに感動したのです。地上の天国、微笑む自然と日本の風景を表現し、緑におおいつくされ、運河や河川が網の目のように張り 巡らされていた江戸のまちに驚いています。 明治20年ごろ、来日したイギリスの作家キップリングは「日本は風景が美しい。だが日本にはあまりにも風景が多すぎる」といいました。つまり、日本の風景は地域 ごとに特色をもち、ていねいに見ていくと時間がかかり、日本は広くて大きい国だというのです。文部省唱歌「汽車」の「今は山中、今は浜・・・回り灯篭の絵のよう に、変わる景色の面白さ」の世界です。シベリア鉄道沿線の風景は、物理的な面積は大きくても、ほとんど変化がなく、鉄道より飛行機からみるのがちょうどよいでし ょう。 こうした日本の風景が壊れてきたのは、昭和30年代後半からの高度経済成長以降でしょう。経済優先で遠浅の海岸を埋め立てま四角な工場用地にし、市民が海に接す ることができなくなってしまいました。欧米の旅行者が絶賛した瀬戸内海も見る影もありません。 いまでも、日本の自然(「地」)はきめ細かですが、その自然にのるまち(図)がきたないし、全国どこも画一的なまちになってしまった。地方都市の衰退ぶりはめ をおおう。それに対して、ヨーロッパでは「地」の自然が平坦で牧草地や小麦畑がつづき風景は単調ですが、その地にのるまち、図がきれいです。 日本のきめ細かな自然をとりこんだまちがどうしてできないのでしょうか。 (http://ja.wikipedia.org/wiki/溝尾良隆) ーーーーーーーーーーーーーーーー 日本中、同じ駅・同じ街・同じ家。地元の大工も左官屋もいなくなり,住宅は大型トラックで運んできてクレーンで組み立てます。ショッピングセンターには海外か らきた食品・物品が並んでいます。地域文化と誇りはどこに行ってしまったのでしょうか? もしこれがグローバルスタンダードの結果であるとしたら,どこか間違っていると思えてなりません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <お知らせサイト> ■信州の花火特集:夏祭りに花火は欠かせませんよね! http://www.nagano-tabi.net/contents/season_guide/hanabi.php ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <わたしのサイト> 長野 田舎暮らし情報館: http://tateshinadayori.blogspot.com/ 田舎暮らし動画:http://jp.youtube.com/user/takasukey ★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★ [所在地] 〒384-2305 長野県北佐久郡立科町芦田2076-1 [連絡先] 090-3148-0217、0237-56-1033 [Skype] takasuke6 (夜でしたら通じます) ★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


