2009/06/20
昭和初期の暮らし・蓼科だより・85号~長野田舎暮らし情報
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2009年6月20日(土)ー★ ★ テーマ:”田舎暮らし”と地域(長野県東信地区)の情報をお伝えします ★ 発 行:田舎暮らし世話人・安江高亮 takasuke@mitsuyakogyo.co.jp ★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★ 14日の日曜日から朝型(農楽型)に切り替えようとしているが、なかなかうまくいかない。10時に寝て5時半に起き、6時には外に出るようにしたい。 皆に笑われそうだが私は宵っ張りの朝寝坊型なのでけっこうシンドイこと。朝はやはり農楽をやりたいので、早くこのリズムを作りたいものです。 前回の「蓼科便り」に、私の両親がお世話になった名古屋在住の大先輩ご夫人から、昭和初期の暮らし振りについて貴重な記述を頂きましたので披露させて頂きます。 「蓼科だよりも84号となり、長野田舎暮らし情報も毎回楽しく見せていただき、楽しんでいます。農楽の日々、色々新しい問題や失敗や感動に出会いながら、 土作りから始まった農作業も日を追って本格的になり、もう水田の稲は青々と風になびいて居る事と想います。 私は岐阜県と長野県の県境の坂下(現在は中津川市になってしまいましたが)に生まれ、15歳尋常高等小学校を卒業するまで百姓家の子供として大家族(15人) の中でよく働いてきました。朝は暗い内に起きて、学校に行く前に庭掃き縁側廊下の雑巾がけなど、冬は炭小屋から夕方家中の炬燵に入れる山炭を炭箱一杯 とってきて、それから学校まで40分急いで行っても3日に1度くらい遅刻して校庭で全校生徒の体操が始まっている後ろへソット並んで体操をして、帰りは早く 帰って田・畑・山へ、子供も手間の一人に数えられていて、遅いと叱られ(日清戦争の未亡人と言う立派なおばあさんが居て)家で勉強などするものなら 『家の子供らは学校で勉強してきて家に来てまで勉強をする』と言われ、どうしても予習をしていきたい時は起きる前に布団の中でソット今日習う処を読んで いくのが精一杯でした。 蚕が始まると、春蚕、夏蚕、秋蚕、晩秋と、その間は母は暗い内から夜中まで休む暇なく、私達も学校から帰ると桑摘み、網はらい、蚕のろじのしたがえの 手伝い ・・・・・其の間に田植、田の草取り、畑の草むしり、夜は囲炉裏の瑞でおばあさんが『2人ありました』家中の 草履を作ってくれますので、 昼間のうちに藁をうって置くのも子供の仕事でした。 冬が来る前に山へたきぎしょい 炭焼き 母はむしろ網み 機織り 年が明けると 紙漉きのこうぞの皮むき 味噌豆を蒸して味噌球を作って、5個づつわらに 包んで、天井からつるし、春を待って味噌の仕込み、8斗樽が並んでいました。 紙漉も紙屋場があり、鎌や鍬も作る鍛冶屋場もあって・・・・ 低学年の頃は近所の友達が遊びに来るとかくれんぼをして、広くてどこを探しても見つからなくて、 其のうち帰ってしまっていなくなったり・・・・うさぎのえさをとってくるのを忘れていて薄暗くなる頃慌てて取りに行ったり、農家の仕事は際限もなくいろいろ あって、坂下でも町の子供は百姓の子供のようなことはないので羨ましいと思ったものです。 今、春秋の彼岸、お盆、年末と墓参をかねて在所へ行きますが 昔の農業とすっかり様変わりして、田植も稲刈りも機械で、家の中も都会と変わりなく、 子供も1人か2人多くて3人とか 広い家は綺麗に改築されて、昔の農家の様に馬や牛や、ウサギ、豚、鶏なども居なくて・・・・・ 野菜作りは96歳になる兄が一手に引き受けてやっていたのが、長男が定年過ぎて延長の勤めも終わって家に帰り、去年から甥が今風の農業をついているようです。 蓼科だよりを拝見しているうちに 子供の日の事が思い出されて ついつい くだらんらんことを書いてしまいました。」 以上です。ありがとうございました。本当に隔世の感があります。 戦争に負けた日本が、何故これほどの変化を成し遂げたのでしょうか? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <関心サイト> 猪瀬さんのメルマガより:迫力あります。 東京都公式ホームページに、財政再建中の北海道夕張市に派遣された東京都 職員のレポートが公開されました。 http://www.soumu.metro.tokyo.jp/03jinji/yuubari/index.htm ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <わたしのサイト> 長野 田舎暮らし情報館: http://tateshinadayori.blogspot.com/ 田舎暮らし動画:http://jp.youtube.com/user/takasukey ★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★ [所在地] 〒384-2305 長野県北佐久郡立科町芦田2076-1 [連絡先] 090-3148-0217、0237-56-1033 [Skype] takasuke6 (夜でしたら通じます) ★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★



