2006/07/16
電子計測の九十九折の臨時増刊1号
◆◆◆◆◆◆ 電子計測の九十九折 ◆◆◆◆◆◆ 【十分に備え、運を呼び込み、成果を挙げる】 発行人 : 創作幸房 稲岡 辰夫 ◆◆◆◆◆◆ http://www.creation-works.com ◆◆◆◆◆◆ 今回は電子計測の九十九折の臨時増刊1号です。 現在【不良品を市場に出さない10ヶ条】を刊行していますが、 お問い合わせをいただいており、 今回は特に前提や位置づけを説明いたします。 この10ヶ条は担当技術者の心構えを応援しています。 半導体の製品のサンプル評価や量産検査(Go-NoGo判定)など 主に半導体のデバイスの測定に係わる技術者を対象にしています。 心構えは半導体デバイスだけでなく、半導体を主とする最終製品の 担当技術者の方にもお読みいただける内容にしていきたいと 考えています。 また記述のほとんどは仕事を担当する中(組織、チーム)での 「個人の自覚と備え」の部分となっています。 従って、個人が所属する組織のルーティンワークやプロジェクトなど 基本的な部分は別の機会に譲りたいと思います。 回路とプロセスの設計と設計検証や、サンプル評価、試作・量産検討、 イールドモニタ、不良解析など必要な仕事の流れは各々の作業標準 (または等価)により適切に実施されているものとしています。 これらの作業が思惑通り運用されていても、 必ず何らかの問題が生ずることを前提に、その予想外の問題に対処する 際の心構えを主な対象として展開しています。 例えば、このメルマガで「量産のプログラムをあなた自身が理解 している必要があります」と述べているとき、これは 「組織が十分機能していないので理解していない」との考えでは ありません。 ここではむしろ形式上、作業上きちんと引き継ぎがなされた。 そして責任上、担当の方はこのプログラムを理解した。 そこから始まります。 しかし、この引継ぎのなかで担当される技術者のかたの個人の 心構えや備えにより、仕事の出力品質に幅が生じる可能性が あるとの立場をとっています。 感情や好き嫌いはプロフェッッショナリズムからすると当然 持ち込まないし、左右されない前提ですが、見かけ上十分に コントロールされていても、個人の心の中に起きるメカニズムは 実際ははるかに振れ幅が大きく、広いと考えられています。 その他の例として「事前に兆候を察知すれば、止められるかまたは 被害の程度を少なく出来る」と述べている場合でも判断を安定させ 個人のばらつきをなくすアプローチと優れた個性の発揮を試みる 場合の両方があったほうが、品質が向上する可能性があるとの 立場をとっています。 個性をそろえてバラツキを押さえ、標準化を進めるアプローチも もちろん大切な切り口となりますが、 ここでは、個性を十分に発揮するための基礎力のかさ上げなど 足りない部分のへこんでいる部分をなくしていくなどの捕らえ方を しています。 そして個性を十分に発揮するためのアプローチとしては 優れた部分を延ばしていくことは言うまでもありません。 ここで再度このメルマガの意図するところです。 「このメルマガではこれからも、心構えを中心として 掘り下げるべき項目をお伝えししたいと考えています」 あなたのご意見とフィードバックを歓迎いたします。 contact@creation-works.com もし既に個人の自覚で、具体的な信号処理などの学習が必要だ と感じられている方は以下の発行者のWebサイトをご覧ください。 http://www.creation-works.com テスタ上のデジタル信号処理の技術の問題に備えるための方法を ご案内しています。 次回は前回の予告に戻って、不良品を市場に出さない10ヶ条のその3として 「問題は必ず起きる。そして大切なことはどうやって解決していくかだ」 を取り上げる予定です。 次回も楽しみにお待ちいただければ幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 ******************************************************************* ●発行者 創作幸房 ●Webサイト http://www.creation-works.com ●お問合せ contact@creation-works.com メルマガの登録と解除はこちらから↓ http://www.mag2.com/m/0000200247.html *******************************************************************


