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2007/01/12

★★合気ニューウェーブ★★ 第51箇条

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こんにちはozekeyです。
小春日和って、いいですね。

★危機察知能力と目薬★

なぜ僕らは合気道を稽古しているのでしょうか。
それには色々な理由があると思います。
もちろん、その理由はなんでもいいわけです。

僕の場合はもはや理由などありません。
護身術で使うわけでもない、ケンカが強くなりたいわけでもない、
健康法?でもない、宗教・哲学関連、でもない。

ただ、合気道が好きだからやってるだけなんです。
もうすこし詳しく言えば、まったく力をいれずに相手を崩すあの感覚が
好きでたまらないのです。自分でやっていることを言うのはおかしいですが、
不思議なんです。なんで崩れるんだろう、と不思議でしょうがないのです。

で、上で護身術という単語が出ましたので、それ関連の話をしてみたいと思います。

護身術として合気道は有効か?という議論があります。
僕の結論は、「人によります」で終わりです。
使える人は使えるし、使えない人は使えない。
誰にでもすぐにカンタンに使える護身術、なんてあるわけないでしょう。
そんなんだったら、凶悪犯罪はなくなっています。
だからある人の合気道が護身術として有効でなかったとして、
それが合気道の無用性を証明したことにはなりません。
護身術として使うなら、それなりの方法があるのです。

よく言われていることですが、護身の基本は、
「危ない場所・人に近づかない」ことです。
護身とは、身を護ることですから、当然ですね。
「危ない場所・人に近づかない」の前にするべきことがあります。

それは「ある場所・人が危険がどうか判断する」ことです。
これがすべてのはじまりなのです。

ある対象が危険かどうか分からない、ということが
いちばん危険なのです。
だからまずは、危険なものを見抜く力(危機察知能力)を養うことが大切です。

危機察知能力は、観察力の一種であります。
前述した観察力を磨いておけば、「これは危険だ」ということが
わかるようになります。

また直感も大事です。
直感というか感覚ですね。
たとえばカッターの刃を目の前に突き出されたとして、
「危な!」と思えるかどうか。

でも実際に刃物があればよいが、
稽古となるとからきし鈍感という人がいます。
殴られる位置、切られる位置にぼんやり立っている。
初心者ならまだしも、段を持ってからも、反応が鈍い。
こちらが相手の顔の前に手を出しても、何の反応もない。
「いま、自分がやられていた」という「危険」に気づけないわけです。
真剣を使わなくても、真剣に稽古してほしいものです。
「力を抜く稽古」をするのはいいですが、危機察知能力が
身についてないようでは、ただの腑抜けに堕し、本末転倒であります。

力を抜いたほうが技はかかりにくいですから、
まるで体が出来てきたような錯覚に陥るかもしれませんが、
稽古の質を下げているだけで、まったくの勘違いです。

危機察知能力なくしては、まっとうな稽古はできません。
まずは危機察知能力を高めることが第一です。

そのあとに、本能である危機察知能力を転換していくのです。
理性化⇒無意識化という過程を経ます。

ちょっとたとえ話をしましょう。
ぼくらには、防衛本能というものがあります。
とくに身体の弱い部分には、つよく働きます。
だからはじめてのコンタクトレンズや、目薬はうまくいきませんね。

弱い部分である目を護るために、防衛本能が働いてしまって、
すぐにまぶたを閉じてしまうのです。
これはまだ本能に支配されている状態です。

この状態から、自身に暗示をかけ、訓練せねばなりません。
訓練を続けると、防衛本能が弱まってきます。
自分の意思によって、「これは危なくないのだ」ということを
身体が理解してくるのです。

この「目薬」を「突き」や「正面打ち」に置換したらどうでしょう。
つまり、「突き」はまず危険なものだと知る。
その上で、防衛本能を解いて、固まらずに対処するのです。

ただ、ふにゃふにゃと稽古すればよいということではありません。
それに気づかず、本末転倒になるのだけは避けたいものですね。


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参考サイト
★「合気雑感」http://www.geocities.jp/ozekey/aiki.html
 ※動画はコチラ↓     
http://www.geocities.jp/ozekey/douga/douga.html

★「無浄随感」http://plaza.rakuten.co.jp/ozekey/
日記と稽古日誌です。

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