2008/07/17
【元人事マネージャーが明かす!】ある選挙戦に見る「選ばれる理由」2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 元人事マネージャーが明かす! ★幸せになる転職の極意★ vol.025 2008.07.17 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは! 佐藤です。 今日もお読みいただきありがとうございます! またご無沙汰してしまいすみません。 暑くなってきましたね。 私の住んでいる関西でも梅雨があけたようです。 では今日もよろしくお願いいたします! <今日のINDEX> ■トピックス(前説・時事ネタなどいろいろ) ■ある選挙戦に見る「選ばれる理由」2 ■編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■トピックス -------------------------------------------------------------------- 先日NHKの「クローズアップ現代」を見ていたのですが、 優秀な人材をつなぎとめるために企業がさまざまな創意工夫を はじめたというような内容でした。 例えば、東京の社員がほとんど女性の市場調査会社では 「失恋休暇」という制度があって、その名のとおり失恋の痛手で 業務遂行が難しい場合に休暇を申請できるという制度のようです。 面白いのは、年齢によって取得できる日数が違っていて 年齢が上がると段階的に日数が増えるそうです。 「年齢が上がるほど失恋から立ち直るのに時間がかかるだろう」 ということらしいですが、実効性はともかくユニークですよね。 ちなみに、社員へのインタビューではまだひとりも申請した人は いないそうです。 理由が理由だけに「できれば申請するような事態になりたくない」と 答えていましたが、同時に、 「会社もいろいろ考えてくれてるんだなというのは伝わる」 とも言っていました。 ここは大事なところかも知れませんね。 今までは優秀な人材を確保するところに力を入れる企業は多かったと 思いますが、どうリテンションするかという話になると せいぜい「成果主義を徹底する」とか「ストックオプションの付与」とか 報酬面のみに目が行っていたのではと思います。 そういうのが良いという人ばかりなら話は簡単ですが、人間究極のところは 「居心地が良いかどうか」ということも大きな要素ではないでしょうか? 「失恋休暇」が有効な手立てかどうかはわかりませんが、 そういう、報酬以外の部分で企業が模索しはじめたことはこれから 大きな変化を呼ぶかも知れませんね。 もちろん会社はユートピアではないですから、なんでもかんでもわがままを 聞いてくれる場所にはなりえないとは思いますが、 少なくとも重要な戦力となっている人材をリテンションするために できることがまだあるんじゃないかと真剣に考える企業と そうでない企業とで今後は思いもかけない差がついてくるような気がします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ある選挙戦に見る「選ばれる理由」2 -------------------------------------------------------------------- さてさて、大変長らくお待たせしてすみません。 前回、私が見たある地方都市の市長選のお話をとおして 人が人に「選ばれる理由」についてお話しするという流れでしたね。 前回の記事 http://archive.mag2.com/0000199742/index.html 選挙戦のポスターを応募書類に見たてて、この中のひとりしか 会うことができないとしたらどの候補者に会ってみたいか? おそらくあなたとも意見は一致したのではないかと思いますが、 私なら会ってみたいのはBさんです。 理由は、そのポスターを見て何を自分が聞きたいかというイメージが しっかり湧いてきたからです。 Bさんのポスターは限られたスペースの中に、 「Bさんとはどんな人で、何をしてきた人なのか」 「市長になったら何をするつもりなのか、それはなぜか」 といった情報が非常にわかり易くまとめられていました。 もうお分かりですね? これは私が今まで何度もお話してきたとおり、 面接で絶対に伝えなければならない2つのポイント 「何をしてきたのか?何ができるのか?」 「これから何をしたいのか?それはなぜか?」 これらを明確に伝えているからです。 それと比べると、 現職のAさんのポスターは名前と 「改革続行中」というキャッチコピーだけなので 情報が少なすぎです。 選挙なので現職の強み、知名度は強力な武器になるでしょうが、 もし転職の応募書類ならばまっ先にはねられるでしょう。 Cさんのポスターも私は個人的にはかなり違和感を覚えました。 まず「○○市初の女性市長を目指します!」というコピーですが、 果たして市民が本当に望んでいることでしょうか? 絶対誤解しないでくださいね。 私は女性市長がいけないなんて少しも思っていません。 適任ならば女性大統領でも女性社長でもできる人がやるべきだと思います。 むしろ、「女性○○」とかいうこと自体無意味だと思っています。 なぜなら、多くの場合仕事において男女差はほとんど意味をなさないからです。 あるのは性差ではなく個人差です。 私は別にフェミニストではありませんが、 これは十数年人事の仕事をしていた中で実感した現実です。 話がそれてしまいました。 Cさんのコピーのどこに違和感を感じたかというと、 「○○市初の女性市長」誕生が市民になんのメリットがあるのか 語られていないからです。 確かに、そのコピーに続いて ・女性が働きやすい社会の実現 ・女性が安心して暮らせる社会の実現 ・子育て支援策の強化 ・男女平等な社会の実現 といった項目が羅列してありましたが、 これは女性市長じゃないと実現しないことでしょうか? 上記の項目はどの自治体でも優先順位の上位にあるでしょう。 では男性が市長の市では実現しえないことなのでしょうか? そんなことないですよね? 何をもって実現したというかはともかく、いっぱしの自治体の長であれば 必ず危機感を持って取り組むはずの事項です。 Cさんは「女性市長」だからできることよりも、 「C市長」だからできることをアピールする方が得策だったと思います。 でないと、「○○市初の女性市長」になるのは Cさんの個人的な夢や目標に過ぎないのでは? とさえ感じる人もいるでしょう。 また、Cさんのポスターを真面目に見た市民は、C市長になったら 男性にとって厳しい市政になるのではないかと危惧するかも知れません。 おそらくCさんにはそんなつもりはないでしょう。 あくまで女性にアピールしそうな課題を提起したに過ぎないと思います。 しかし女性の立候補者だから女性の有権者のみにアピールするというのは、 一見選挙戦略としては合理的に見えるかも知れませんが 切り口を完全に誤っているように思えます。 単純に考えて有権者の半分は男性ですよね? そして残り半数の女性にも身内には男性がいる人も多いことでしょう。 それらの人たちがどう感じるか考えなかったのだろうかと思います。 逆に私だったら妻も娘も母もいるので、あまりに男性目線のみに かたよっているように見える政治家に投票したいとは思いませんが・・・ 長くなってしまいました。 それにCさんの批判をするのが目的ではありません。 間違った切り口でアピールすると逆効果ということをお話したかったのです。 それに、書類は常に読む人の目線になることを意識していただきたいと思います。 「この書類を読んだ人はどんな印象を持つだろう?」 「どんな疑問を持つだろう?」 「何を質問したいと思うだろう?」 「会って話を聞いてみたいと思ってくれるだろうか?」 常にこのことを意識してくださいね。 それだけで書類のできばえがかなり変わってくると思います。 では、次回はこの選挙戦の結末と、 そこから得られた「人に選ばれる理由」についてのヒントを お話ししたいと思います。 では次回もお楽しみに! ご意見・ご感想、または 「このテーマで書いてほしい!」という あなたのご要望を教えていただけると助かります。 ↓ sato@1tenshokupro.com 「もうちょっと発行頻度上げてくれ〜!!」 と言うメールでも良いですよ(笑) 実際結構いただきましたので。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記 -------------------------------------------------------------------- 今回はちょっとお知らせがあります。 続きは編集後記(裏)にて・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメルマガを発行するにあたって(しばらくの間掲載します) -------------------------------------------------------------------- 「転職したい、でもどうしていいか分からない」 「転職経験はあるけど正直言って失敗だった、 同じ失敗を繰り返したくない、 もう転職は怖い」 私はこのメルマガを、上記のような理由で自分の可能性を 閉ざしてしまっている人たちのお役に立ちたい、 採用の現場を経験し、実際に自らも何度か転職した経験から得た 知識やノウハウを提供していきたいとの思いで発刊しました。 小手先の裏技や奇策ではなく、本質的なノウハウに よってのみ満足のいく転職が可能ということをお伝えしてきた つもりです。 では本質的なノウハウを身につけて目指すところは何か? それは、 「あなたが本当に自分にフィットした仕事につく」 ということです。 もっとくどく言えば、 あなたが、「できること」「やりたいこと」「やりたくないこと」を 明確にし、それを活かすことです。 それをお手伝いできればと思っています。 私は決して、 「できもしないことをできるように見せかけるテクニック」や、 「採用担当者の目くらましをするテクニック」 「ごり押しで入社するテクニック」 などをお伝えするつもりはありません。 そうやって転職しても不幸な結末が待っているだけだからです。 私にとって転職とは現実逃避の手段ではありません。 もっと良い生き方を模索するための手段のひとつです。 そのための生きたノウハウをこれからも提供していきたいと思っております。 あなたに転職をさせるために書くのではありません。 あなたに選択肢を広げていただきたいだけです。 選択肢を持つことは縛られない生き方に通じます。 そして、もしあなたが不幸にして転職で失敗した経験をお持ちであれば 挫けることなく選択肢を手に入れる努力をしていただきたいと思います。 その選択肢を使うかどうかはあなたの自由です。 「また失敗したらどうしよう・・・」 その気持ちもよく分かります。 でも、はなから選択肢を捨てるのはとてももったいないと思います。 使うかどうかはともかく、選択肢を持つために(ちょっと物騒な表現ですが) 人知れず牙を研ぎ続け、虎視眈々とチャンスを窺ってみましょう。 大丈夫。 何度倒れたあとでも、あなたが立ち上がってファイティングポーズを とり続ける限りあなたは負けていません。 あなたが自由な生き方をするためのお役に立てれば望外の幸せです。 私は、あなたの味方です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 元人事マネージャーが明かす! ★幸せになる転職の極意★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【発行者】 佐藤淳一 【連絡先】 sato@1tenshokupro.com (ご意見、ご感想はコチラにお願いいたします) 【サイト】 http://www.1tenshokupro.com/ ★出典さえ明記していただければ、 メルマガ、ブログ等への無断引用、無断転載は ご自由にしていただいて構いません。 ★解除はコチラからお願いします。 http://www.mag2.com/m/0000199742.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記(裏) -------------------------------------------------------------------- こそっとお知らせです。 今まで特にPRしたことはありませんでしたが、 転職マニュアルを販売しておりました。 コチラ ↓ http://www.1tenshokupro.com/ 急ですが7月19日(土)をもって販売停止いたします。 ドメインそのものを無効にしますので、サイト自体が消滅します。 (メルマガは続けます) ただ、必要ない方は急いで購入していただかなくても結構です。 いずれバージョンアップ版を執筆するつもりなので、 それからご検討いただいてもいいと思います。 ただ、なかなか執筆の時間が取れないので時期はお約束できません。 それに、次回以降はサポートは期限付きにしたいと思います。 その分内容は更に充実させたいですし、価格もそれに応じたものに なると思います。 それまで待てないかも知れないという人だけご購入ください。 また、今回購入された方にはバージョンアップ版は無料でお渡しします。 現在の転職マニュアルはコチラ ↓ http://www.1tenshokupro.com/ 決して煽るつもりはありません。 お知らせするのも今回一回きりです。 ではこの話題は以上です。 お役に立つことができれば幸いです。 今日もお忙しい中最後までお読みいただきありがとうございます♪ 今日もあなたとあなたの大切な人たちが「幸せな時間」を 積み重ねていくことができますように。。 感謝を込めて


