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「地球ことば村・世界言語博物館」は、日本語から世界の先住民族の言語まで、様々なことばや文化に親しみ、ことばで人を結んでいくことを目指して活動するNPOです。無料のサロンなどのイベント情報や、書評、エッセイなど、ことばに関する話題が満載です。

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2008/09/29

地球ことば村メールマガジン

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          地球ことば村 メールマガジン
             第 20 号
         2008年9月29日発行
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「地球ことば村・世界言語博物館」は、世界のさまざまなことばや文
化に親しみ、身近な日本語を見つめ直すことをとおして、“ことばで
人を結ぶ”ことをめざし、活動しているNPOです。
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【目次】
◆ イベントのお知らせ
 ◇ 10月のことばのサロン「ホジェンのことばと暮らし」
 ◇ 「異文化ワークショップ in夢の島」
 ◇ シンポジウム「日本語とその隣人たちー身近な危機言語と文化」
◆ 活動のご報告
 ◇ 9月のことばのサロン「チベットの文化と社会」
 ◇ 日本語特別授業「世界でひとつの 私の歌」今年度授業スタート!
◆ 今月の1冊 
 ◇ 唐須教光(編)『開放系言語学への招待ー文化・認知・コミュニ
   ケーション』
◆ 「世界言語博物館」最新記事!
 ◇「しみじみ味わう江戸のことば」その二十「一斗二升五合」


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◆ イベントのお知らせ ◆
◇ 2008年は国際言語年!全日本社会貢献団体機構助成事業
  10月のことばのサロン「ホジェンのことばと暮らし」◇
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 中国黒龍江省に住むホジェンの人びとは、中国で最も人口の少ない
民族で、そのことばはわずか19人の話者しかいません(2001年調査)。

 李さんの今年の夏の調査の結果をお聞きしながら、高齢化したホジェ
ン語の話者たちが、近代化のなかでどのような思いを抱いているのか、
うかがいます。

話題提供:李林静(千葉大学大学院博士課程・言語学)
日時:10月11日(土)午後2時〜4時30分
会場:慶應義塾大学三田校舎 西校舎523-A教室
(JR田町駅徒歩8分・都営三田線三田駅徒歩7分・都営大江戸線赤羽
 橋駅徒歩8分 )
 地図はこちら↓
 http://www.keio.ac.jp/access.html
参加費:無料。直接会場においでください。

★ 世界言語博物館「ホジェン語」はこちら↓
  http://www.chikyukotobamura.org/muse/low050802.html

★ サロンの前に同じ会場で「地球ことば村言語学ゼミナール」(座長・
 金子亨先生)を開催します。
 詳細はこちら↓
 http://www.chikyukotobamura.org/passed_special/special20080530s.html


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◇「異文化ワークショップ in夢の島」に参加します!◇
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 昨年の「多国籍プチフェスタ」に続き、今年も東京スポーツ文化館
での国際理解イベントに参加することになりました。

 ことば村は、パネルディスカッション「知っていますか?日本は 
実は 多文化の国だった!」を開催します。

日時:11月16日(日)10時〜17時
会場:東京都江東区夢の島公園内 BumB東京スポーツ文化館
主催:BumB東京スポーツ文化館・東京都教育委員会

★ことば村パネルディスカッション「日本は 実は 多文化の国だった!」
 単一文化と考えがちな日本も、実はさまざまな異なる文化が花開い
 ています。パネリストに韓国、アイヌ、琉球その他の出身者を迎え、
 生活の中で感じる問題や喜びを話していただきます。フロアからの
 自由な感想、質問も歓迎します。
 パネリスト:崔昌玉、下地賀代子、ほか

★ 昨年の「多国籍プチフェスタ」の様子はこちら↓
  http://www.chikyukotobamura.org/forum/event071007.html


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◇ 2008年は国際言語年!全日本社会貢献団体機構助成事業
シンポジウム「日本語とその隣人たちー身近な危機言語と文化」◇
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 全日本社会貢献団体機構の助成をいただいて地球ことば村が取り組
んでいるプロジェクト「ことばの世界遺産ー言語の多様性をどうまもる
か」の中核となるイベントとして、来る12月7日(日)、シンポジウ
ム「日本語とその隣人たちー身近な危機言語と文化」を開催します。

 すべての言語は人類の財産であり、ある言語が失われることは人類
全体の損失である ー このような視点から、日本の方言や先住民言語、
日本の近隣地域の少数話者言語の歴史、現状を知り、その保全・復興
への提言をめざします。

 日本とその周辺の言語の専門家らによるパネルディスカッションの
ほか、アイヌや琉球諸島の伝統音楽のコンサートも開催します。

日時:12月7日(日)午後2時〜5時
会場:慶應義塾大学三田校舎北新館ホール

★ プログラム決定!
 第1部:言語の専門家によるパネルディスカッション
 第2部:アイヌと琉球の民族音楽の演奏

★ パネリスト決定!
 アイヌ語:木原仁美(アイヌ文化交流センター主任)
 琉球語:下地賀代子(千葉大学非常勤講師・沖縄出身)
 台湾諸語:土田滋(東京大学名誉教授)
 ウデヘ語:風間伸次郎(東京外国語大学准教授)
 ニヴフ語:丹菊逸治(和光大学非常勤講師)

参加申込み方法などは、後日サイトやメルマガでお知らせします。


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◆ 活動のご報告 ◆
◇ 2008年は国際言語年!全日本社会貢献団体機構助成事業
  9月のことばのサロン「チベットの文化と社会」◇
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 去る9月7日、42年前にチベット難民の一人として来日し、チベッ
トの同胞のための医療貢献をめざして27年前に医師となった西蔵ツワ
ン先生を迎えて、ことばのサロンを開催しました。

詳しくはこちら↓
http://www.chikyukotobamura.org/forum/salon080907s.html


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◇ 地球ことば村日本語特別授業「世界でひとつの 私の歌」
  2008年度授業スタート!◇
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 3年目を迎えた日本語特別授業「世界でひとつの 私の歌」。2008年
度最初の授業が9月11日に実施されました。今日のテーマは「なにを
言っているのかな?」。詩の意味を考えながら、二つのメロディーがある
「砂山」を聴き比べました。

詳しくはこちら↓
http://www.chikyukotobamura.org/forum/nihongo2008-1.html


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◆ 今月の1冊 ◆
  唐須教光(編)『開放系言語学への招待ー文化・認知・コミュニ
  ケーション』(慶應義塾出版会、2008年9月)
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 本書のタイトルにある「開放系言語学」とはあまり聞き慣れない言
葉だが、簡単に言うと、従来の統語論・意味論・語用論(いわゆる文
法・意味・言語使用)などの厳密な区分から言語を解き放ち、よりマ
クロな視点から言語を捉えようと試みる新しい言語学のことである。
つまり、言語を独立した記号体系とはみなさず、文化・認知・コミュ
ニケーションという「現場」に関わる要素を視野に入れた言語学を総
称的に表している(本書の「はじめに」と唐須教光編『言語学文献解
題第2巻 言語学II』(研究社)の序文に詳しい説明がある)。言語の
多様な側面をとらえるためには、言語を(人間・文化・社会・文脈な
ど言語以外の要素を除外しても成り立つとする)「自律した記号体系」
ととらえるより、言語以外のコミュニケーションに用いるあらゆる要
素との関わりを考慮に入れ、いわば「開放的な」スタンスをとるほう
が実情に即していて有効である。

 この本は、文化や身体性、アフォーダンスなど最新の研究成果を盛
り込みながら、言語を開放的に、マクロ的にとらえるために重要な概
念が丁寧に説明されている。また、物語(ナラティブ)や助言、雑談
(スモールトーク)、サイバースペース、スポーツ、教室など、様々な
領域に渡る分析の具体例が示されており、言語学やコミュニケーショ
ン学の入門書として十分な内容を備えている。構成は以下の通りであ
る。

1. 形式と意味ー開放系カテゴリーの展開
2. 言語と文化の相同性
3. 言語とコンテクスト
4. 言語と身体性
5. 言語とアフォーダンス
6. ナラティブ考ーコミュニケーション行為としての語りをめぐって
7. 助言のディスコース
8. サイバースペースコミュニケーション
9. スモールトーク
10. スポーツ・コメンタリーーメディアが創るスポーツという物語
11. 教室のディスコース

 体裁は論文の形をとっているが、前提知識が必要ないように書かれ
ているため、非常に読みやすく、内容も親近感の持てることばかりで
ある。戦時体験の語りからネット上のコミュニケーションまで幅広い
トピックを通して、普段何気なく使っている言語を「開放系」という
新しい視点から見直してみてはいかがだろうかφ(・_・")メモメモ
(東京大学[院] 内田諭)


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◆「世界言語博物館」最新記事! ◆
◇「しみじみ味わう江戸のことば」その二十「一斗二升五合」◇
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 「ことばと暮らし」に連載中の荘司賢太郎氏のエッセイ「しみじみ
味わう 江戸のことば」、その二十「一斗二升五合」を掲載しました。
「一斗二升五合」、一体何と読むのでしょうか?

「しみじみ味わう 江戸のことば」その二十「一斗二升五合」はこちら↓
http://www.chikyukotobamura.org/muse/life0704001.html#20


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9月のメールマガジンをお届けしました。スポーツの秋、芸術の秋、読
書の秋、食欲の秋・・・秋の楽しみはたくさんありますが、皆さまは
どのような秋をお過ごしですか?ことば村でも、今回のメールマガジ
ンでお知らせしましたように、毎月イベントを企画しています。ぜひ
お越しください。多くの方のご参加をお待ちしています!

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地球ことば村では会員として活動に参加、ご協力いただき、財政面で
も支えてくださる方をお待ちしています。ぜひ一緒に地球ことば村を
盛り上げていきましょう。地球ことば村に興味はあるけれど、いきな
り会員には・・・という方のご参加ももちろん大歓迎です。会員募集
について、詳しくはこちらをご覧ください。
→ http://www.chikyukotobamura.org/boshu/boshu.html

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NPO(特定非営利活動)法人「地球ことば村・世界言語博物館」
URL:http://www.chikyukotobamura.org
〒141-0001東京都品川区北品川5-8-15-716
TEL:03-5798-2828 / FAX:03-3713-9932
e-mail: info@chikyukotobamura.org
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「地球ことば村・世界言語博物館」では、皆さまからのご意見やご感
想をお待ちしています。
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