2009/07/14
【やさしい株のはじめ方】 第33号配信!<知らないとまずいPBRの落とし穴>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□ やさしい株のはじめ方 第33号 2009/7/14発行 発行部数 2102部 ■□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ごあいさつ みなさん、こんにちは! 日経平均…下がりまくりですね(汗”)。 なんと“9日連続”で下落のようです。 少しミニバブル的な様相だったので、 一旦下がって当然という向きをありますね。 結局のところ、不況から全く脱出し切れていないので、 これからしばらくは軟調な展開が続きそうです。 株価がしっかり下がった後は…、 また買いのチャンスになると思います。 残念ながら今回の上昇相場に乗り遅れてしまった方も、 この後にまだまだチャンスは来ると思います。 『できるだけ株価が安いときに買う』 頭ではわかっていても、なかなか行動はできませんよね。 株価が下がっているときはみんな不安な気持ちなので、 自分だけ動くことに勇気がいります。 その勇気を作り出すことは、 株式投資について勉強することではないでしょうか!? それでは今日もがんばって行きましょう!! ☆メルマガ内でよくわからないところがあれば、 遠慮なく質問してくださいね♪ (お答えできるときに回答いたしますっ) → http://tinyurl.com/bde2gx ━ <今日のコンテンツ> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】株コラム ~PBR(株価純資産倍率)とは?~ 【2】株コラム ~知らないとまずいPBRの落とし穴~ 【3】第12回『たまごの経済教室』 <FOMC声明の要点と景気の先行き> ─────────────────────────────────── 【1】株コラム ~PBR(株価純資産倍率)とは?~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回のコラムから、『はじめての企業分析』に役立つ指標を 1つずつ取り上げて解説します。 まず最初は、PBR(株価純資産倍率)について見ていきますね。 PBRの数字を見ることによって、 会社が持っている純資産から見た割安度を測ることができます。 単純に数字が大きければ割高、数字が小さければ割安と言えます。 それでは、PBRはどのような計算方法を使って導き出されるのでしょうか? ■純資産とはどういうものか? PBRを出すためには、まず純資産について知っておかなければなりません。 純資産とは「会社が持っている総資産から、 支払い義務のある負債(借金など)を引いたもの」を指します。 かんたんに言えば、純粋な資産という意味で、 これまで会社が稼いできた資金が多くを占めます。 ▽参考:総資産・負債・純資産の3つの関係 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090620-00000051-scn-bus_all.view-000 ■PBRを出す計算式は? PBRの計算式は、次のように表現されます。 ◎PBR=株価÷1株あたりの純資産 計算式を使わずに表現すると、 株価が1株あたりの純資産の何倍まで買われているかを示しています。 “何倍”と倍率を表していますから、 PBRを「株価純資産“倍率”」と日本語訳されるのです。 尚、1株あたりの純資産の部分は『純資産÷発行済み株式数』で計算されます。 これは計算上、純資産を株価と同じ単位(1株単位)に合わせているだけです。 ■出てきたPBRの数字をどう使うのか? 一般的に、PBRは【1倍】と言う数字が基準となります。 1より数字が大きければ割高、小さければ割安です。 PBR1倍が基準になる理由は、 株価と1株あたりの純資産が同じ価格になっている数字だからです。 つまり、PBR1倍の株を買った場合、 株価と同等の純資産も手に入れていることになります。 ですから、仮にPBRが1倍以下の場合には、 会社が持っている純資産をそれ以下の価格で手に入れることになるのです。 ■PBRの数字は何に影響されるか? お分かりのように、PBRの変動要因は株価と純資産です。 株価が高くなったり、純資産が減少することになればPBRは上がりますし、 株価が低くなったり、純資産が増加することになればPBRは下がります。 この基本的な法則は頭に入れておいてください。 今回の大不況では株価が大きく下がったことにより、PBRも下がってきました。 しかし、これからは不況の影響が徐々に表れてくるので、 純資産の減少も予想されます。 現在のPBRの数字を鵜呑みにしないでください。 このようにPBRは純資産から見た割安度がわかるので、 一つの目安になりえますが、実は他にも欠点がある指標でもあります。 PBRの値が低いからと言って、 すぐに買い材料に結びつかないのが投資の難しいところです。 次回は実際にPBRを投資判断に使うときの注意点をまとめます。 【2】株コラム ~知らないとまずいPBRの落とし穴~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回のコラムは、PBR(株価純資産倍率)を投資判断に使うときに、 必ず頭に入れておきたい注意点について解説します。 「PBRの数字が低い=割安」と一般的には考えられがちですが、 PBRが低いことが必ずしも割安と言うわけではありません。 株初心者の方がおちいりやすいPBRの落とし穴について見ていきます。 ■つぶれそうな会社はPBRの数字が極端に低くなることも 復習になりますが、PBRの計算式は『PBR=株価÷1株あたりの純資産』で表され、 数字が低いほど割安とされています。 例えば、とある株のPBRが0.1とわかった時に、 「この株は割安で買いチャンスだ」と早とちりしないでください。 PBRが低すぎる場合には「これは何かおかしいかもしれないぞ?」と疑うことが自然です。 なぜならPBRの数字が極端に下がっているときには、 会社が何らかの問題を抱えていて【株価】が落ち込んでいることが多いからです。 いくらPBRの数字が低くても、 財務内容に大きな問題を抱えていてそのまま倒産してしまえば、 割安な株であるどころか株券が価値のない紙くずになってしまいます。 株初心者の方は、PBRの数字が異常に低い株には近づかないほうが安全です。 ■PBRの数字は簿価であり、正確ではないことも PBRが実態を表していない“見せ掛け”の数字である可能性があります。 というのは、PBRを構成する【純資産】の部分が 帳簿上の古い情報の場合があるからです。 例えば、バブルのときに固定資産にあたる土地を10億円で購入したとします。 それが現在7億円まで価値が下がっているにもかかわらず、 10億円のままで評価されているかもしれません。 これでは資産を時価(現在の価値)で評価していないため、 正確な実態を表していませんね。 最近は時価会計が進んできているので、 このように価値が低くなった資産は 価値の減少分を損失として出す“減損処理(げんそんしょり)” が行われることが増えてきていますが、 PBRは簿価(帳簿上の価値)で計算されるので、 必ずしも現状を示していない場合があることは頭に入れておいた方がよさそうです。 ■いつまでたってもPBRが低いままの株 PBRが低くて割安と思っていた株がいつまでたっても株価が上がってこない、 つまり、PBRの数字が低いままのことがままあります。 投資をしていて、このような“万年割安株”をつかんでしまうと悔いが残ってしまいます。 PBRが低いままの状態で投資家に放置される原因はいくつか考えられますが、 たいていは他の要素に問題があります。 その会社の収益性や成長性はどうなっているでしょうか? 投資家にとって魅力的な会社になっているでしょうか? ちなみに、収益性については後に紹介する「PER」と言う指標で測ることができますし、 成長性に関しては売上や利益の成長率をみることで大まかにつかむことができます。 私が改めて言うまでもなく会社をチェックする部分はたくさんありますので、 複数の指標を組み合わせるなどして投資判断をしてください。 PBRは割安度を測る1つの要素に過ぎませんので、 数字に引っ張られすぎないことが大切です。 【2】『たまごの経済教室(たま経)』の第12回です♪(担当:ひろと) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■たまごの経済教室をブログ内で好評掲載中です! 第12回は【日本・アメリカ・EU、ともに5月失業率チャート悪化】です。 → http://www.moneykiso.com/blog/2009/07/5.html ◎想定どおりかといえば、想定どおりの数字ですね…。 失業率の悪化が止まってくれば、 経済にも薄日がさしてくると考えられますが、果たして? <キャンペーン情報> ■オリックス証券に新規口座開設をすると、 2ヶ月間、日本株の売買手数料が無料になるキャンペーン実施中です!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (~2009年 8月30日まで) → http://www.kabukiso.com/security/orix.html ☆本日も最後までお読みいただきまして ありがとうございました! ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 『やさしい株のはじめ方~堅実な資産運用を目指す~』 メルマガ発行責任者:ひっきー(竹内弘樹) ホームページURL → http://kabukiso.com/ ブログURL → http://www.moneykiso.com/blog/ メールはこちらから→ http://tinyurl.com/bde2gx メルマガ登録・解除→ http://tinyurl.com/ez225 Copyright (c) Hiccky 2006. All rights reserved. ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


