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2006/11/01

究極検眼テクニック!!NO.11

(2006・11・1)水曜日 NO.11

============目次=============
●お知らせ
 サンプル検眼症例
●プリズム処方目安・例題
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60日で完全マスター米国式21項目検査テキスト
   http://dominant-eye21.com/
  検眼手順書、写真・図解入りで詳しく解りやすく解説してます。

●お知らせ

 12月初旬よりまぐまぐプレミアムより [眼鏡作り検眼症例集]が発刊されます。
 実際の顧客の症例を両眼視検査でのデータをもとにどう処方しどう対処したの
 か。を解説しております。
 こちらもよろしくお願いします。

 読者様にサンプルを先行して公開いたします。


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●眼鏡作り検眼症例集
              http://dominant-eye21.com/

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サンプル版 NO.1

 症例 1 (2006・10・25)
  
 ■過矯正眼鏡■

 43歳女性で、日常はコンタクトレンズ、メガネは家での使用が
 中心である。最近現用のメガネを使用すると右目がぼやけて見え
 眼が疲れるとのことである。

 顧客データ

 □旧メガネ度数 PD=60
   R S−4.25 (RV=0.7)
   L S−3.75 (LV=0.8)

 □予備検査

 Cover test  遠 正位 近 内斜位    *近方内斜位がある
 NPC 8cm                *輻輳近点は正常である
 調節近点テスト 旧メガネ
    R=33cm (3D)
    L=25cm (4D)          *右眼調節力が3Dと
                        左眼と調節力が違う
  利目 R

 □レチノスコープ

   R S−3.25
   L S−4.25                 *予想どうりR眼の
                           過矯正の疑い大

 □自覚検査

  片眼遮蔽
   R S−3.50 (RV=1.2)
   L S−4.25 (LV=1.2)

  調節バランス
   R S−3.25
   L S−4.25


 □水平眼位

   遠方 3△BI
   近方 4△BO

     ヘテロフォーリアAC/A比 8.8△  High

 
                      *高AC/A比で近見で内斜位が
                       ある為近方視で疲れやすい眼
                       である。

 □上下斜位

   なし

 □融像幅テスト

   BI付加テスト 遠(分離 6△ 回復 3△)近(分離 16△ 回復 9△)
   Bo付加テスト 遠(9△/20△/8△)  近(15△/18△/10△)

                       *融像幅は広くほぼ問題ない

 □調節ラグテスト

   (R +0.50)(L +0.75)       *ラグ値もほぼ正常

 □装用テスト

    R S−3.00 (RV=1.0)
    L S−3.75 (LV=0.8)

        *遠方、近方視良好、「ずいぶん楽になり見やすい」とのお話です。

 
 ■ポイント

  特に右眼が過矯正でこの過矯正を直して処方すれば問題はないかもしれないが
  眼位にもとづいた処方及び説明が必要である。
  近方視の眼位が4△BOを示しているため、AC/A比から見ると近視の弱矯正
  が望ましいため#7Aより0.25〜0.50の弱矯正で処方。
  AC/A比が8.8△Highのため0.25〜0.50弱矯正により約2△〜4△の近方視の
  眼位が正位近くにもどるため。


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●プリズム処方の目安・例題

  NO.9でお伝えしましたプリズム処方の目安の続きです。
  このプリズム処方の目安は水平眼位での参考テクニックです。

 ■例題 (シェアードの基準より)

  1、	斜位 遠 5△BI 輻輳余力テスト(BO付加テスト)7△

     公式にあてはめてみましょう

      2×5△−7△/3=1△
                 1△BI処方

  
  2、斜位 遠 7△BI 輻輳余力テスト(BO付加テスト)10△

      
      2×7△−10△/3=1.3△
                 1.3△BI処方


  3、斜位 遠4△BO 開散余力テスト(BI付加テスト)6△

      2×4△−6△/=0.7△
                 0.7△BO処方

  
   [パーシバルの基準]

   プリズム処方の目安としてもう一つの方法が、パーシバルの基準があります。
  “全相対輻輳幅(BI付加値からBO付加値まで)の中央1/3部のドンダーズ
   ラインが通過するのが正常な両眼単一視の条件となる“


   (計算式)

   矯正に必要なプリズム量=(大きい方の値−小さい方の値×2)/3

  例題

  1、遠見BI付加テスト 10△  遠見BO付加テスト 26△

      (26△−2×10)/3=2△

   一般に外斜位に関しては、シェアードが効果的であり内斜位に関してはパー
   シバルが効果的であるといわれているがどちらの基準を使用するにも十分な
   装用を行う必要がある。

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●発行者 植村 正
●Home  http://dominanto-eye21.com
●メール uemura@siren.ocn.ne.jp
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