2006/10/11
究極検眼テクニック!!NO.10
(2006.10.11)水曜日 NO.10 ===========目次=========== ●VDT症候群とは ●眼鏡店で注意するVDT作業者への検眼 ●編集後記 ======================== 60日で完全マスター米国式21項目検査テキスト http://dominant-eye21.com/ 検眼手順書、写真・図解入りで詳しく解りやすく解説してます。 ●VDT症候群とは 現代社会は、OA機器の発展が目覚しく、ほとんどの職場にコンピュータ が設置され、一日中、デスクの上でパソコンとにらめっこ、休憩時間では、 携帯でのメール、家庭では、インターネット、子供はテレビゲームなど 私たちの生活は、近業作業の連続である。 VDTとは、Visual(Video)Display Terminalsの略で視覚表示端末装置 と訳されている。 VDT症候群とは、視覚系に症状がある、筋骨格系に症状がある、精神的症状 があるものに大別でき、視覚系症状のある人は、「パソコンをしていてピント が合いづらい」「最近疲れやすくなった」などと、視力障害や眼精疲労を訴え て、直接メガネ店に来店してくる人が多くなっている。 VDTを使った長時間の作業は、視線が、書類・ディスプレイ画面・キーボー ドを絶えず移動させ、入力作業を行っているため、眼の疲れなどの視覚系障害 や肩こりなどの筋骨格系の障害などが生じやすくなる。そのうえ、間違えない ようにディスプレイ画面を集中して見続けるため、瞬きの回数も普段の1/4 位に減り眼が乾きやすくなり眼精疲労を助長させている。 VDT症候群の原因 1、姿勢 椅子が低すぎたり高すぎたりすると無理な姿勢になり、肩こりや腰痛など 筋骨格系の症状がでやすくなる。 また、机の上も作業が自然な姿勢で行えるよう、余裕を持ったスペース があればキーボードや書類を自由にうごかすことができ、筋骨格系の 負担を減少することができる。 2、 照明 蛍光灯、窓から入る太陽光線などがディスプレイ画面に映り込むと、明る さの調整(縮瞳や散瞳)やピント合わせ(調節)などの眼機能に負担を 掛け眼精疲労の原因になる。 作業者はディスプレイ画面の図や文字をみるが、それと同時に窓や照明の 光も見ており、不鮮明な画像や不必要な光が視覚系症状や精神的な症状の 原因になることがある。 専用のフィルターを使用するなどの対策が必要です。 3、眼の動き 原稿とディスプレイ画面とを交互に見るため、調節や視線合わせのため の眼球運動を過度に行うため眼疲労を生じやすくなる。 4、ドライアイ 作業中は原稿やディスプレイ画面に集中するため、瞬きの回数が普段の 約1/4に減るといわれており、眼が乾きやすくドライアイの症状を訴え やすくなる。 エアコンの風が直接当たらないようにしたり、暖房で乾燥しやすい部屋で は加湿器を置くなどして眼の乾燥を防ぐ必要がある。 また、瞬目回数を意識的に増やすことが必要です。 ここでVDT症候群でないか?と感じた方へ対策法を考えてみましょう。 ■筋骨格系の症状 □ 作業姿勢の見直し ・ 椅子の高さの見直し ・ ディスプレイの距離 40cm以上 ・ デスク周辺のスペース確保 ・ 適切な度数である近用眼鏡 ■視覚系の症状 □ 優良眼鏡店での相談・検眼 ・ 調節力など調節系の検眼を行ってくれる ・ 両眼視(眼球運動の検査)を行ってくれる ・ 適切なアドバイス、処方をしてくれる ・ あなたにあった使いやすいレンズの提案をしてくれる □ ディスプイに専用のフィルターを取りつける □ 眼鏡に薄いカラーレンズを入れる □ ドライアイを防ぐためには、定期的に目薬の使用や意識的に瞬きを 増やす ■精神的症状 □ 睡眠をよく取る □ ストレスをためない ●眼鏡店で注意するVDT作業者への検眼 ■屈折検査 屈折異常がある場合には矯正をする。弱度の近視はほとんど問題がないが 遠視や乱視では、調節に負担がかかり、VDT作業時および作業後に症状 を訴えることがある。 したがって、遠視や乱視では弱度であっても全矯正が、近視の場合は、やや 低矯正が望ましいといえる。 VDT作業者は長時間の近業作業を行うため調節痙攣による近視が強く測定 されるケースがよくあります。 セミプロ店で作った眼鏡を見てみると近視の過矯正眼鏡の多いことに気付き ます。レッド・グリーンでの矯正方法しか知らないためか、オートレフしか 信用出来ないために引き起こるよくあるケースです。お客さんが気の毒です。 よけいに疲れる眼鏡を掛けさせられているのです。 プロの眼鏡技術者は、調節バランス検査、雲霧法でこの偽近視に気付くはず でしょう。 究極検眼法で確認しましょう。 ■調節機能検査 「近くがぼやけて見える」「ピント合わせがスムーズに行えない」など、 明視にかかわる訴えがある場合は、調節機能検査を主体に行います。 調節に関する検査は、 □調節力の測定 □調節ラグの測定 □実性・虚性相対調節力の測定 □調節効率テスト □近用度数測定 ■両眼視検査 「眼が疲れやすい」や「物がだぶって見える」などの単一視にかかわる訴え がある場合には、フォロメトリーを主体に検査する フォロメトリーに関する検査は、 □輻輳近点テスト □眼球運動検査 □斜位検査 □輻輳・開散力の測定 上記検査項目の詳しい解説は、 60日で完全マスター米国式21項目検査テキスト http://dominant-eye21.com/ メルぞう 無料レポート あなたの眼鏡だいじょうぶですか http://mailzou.com/get.php?R=4346/ ●編集後記 今回は、眼の大切な機能、調節について詳しく載せてまいりました。 メガネはよく見えればいいという問題ではありません。さまざまな視機能を 検査していく中で顧客の主訴が見えてくるのです。 メガネ関連の仕事に従事されている方、一般のお客様にも眼とメガネについて もっと知って頂きたく思います。 ============================= ●発行者 植村 正 ●Home dominant-eye21.com/ ●メール uemura@siren.ocn.ne.jp ============================= 登録解除は、dominant-eye21.com/


