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2007/12/06

提携カードとジョイントカードの違いをご存じですか?

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大茄子 黒助です。

今年も残すところ、あと3週間あまりとなりました。

北日本では雪も舞い始め、いよいよ冬本番となってまいりましたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

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提携カードとジョイントカードの違いをご存じですか?
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あらゆる業種とクレジット会社がドッキングしたカードを良く見かけますね。
例えば「ANA-Diners」とか「ツタヤJCBカード」「Docomo-VISA」とか。

このような「異業種」のドッキングだけでなく、「同業種同士」でもドッキングカード
はあります。

例えば「○○銀行VISA」「セゾンAMEX」や「NICOS-VISA」「アコム・マスター」等々。

一見すると、どれも単なる提携カードの様ですが、実は大きな違いがあります。

それは「カードの発行権限がどちらにあるか」と言う事です。

「ANA-Dinersカード」や「Docomoカード」などの発行権限は、カード会社にあります。
これらのカードはお店や企業の顧客囲い込みの為のツールとしての意味合いが濃いカ
ードです。

お店独自の「ハウスカードの発展型」でポイントカードの延長上と言っても良いかも
しれません。

これらのカードの事を一般的には「ジョイントカード」と言います。

一方で、

「○○銀行VISAカード」や「セゾン・AMEXカード」「アコム・マスターカード」の発行
権限は銀行や信販会社、消費者金融などの金融会社にあります。

これらのカードを発行している会社は、VISA・AMEX・マスターなどのインターナショナ
ルカードからカードの発行代行業務を委託されている企業で、この委託契約の事を「プ
リンシパル」と言います。

これらの契約を結んだ企業の事をプリンシパルメンバーと言い、カードの発行権が与え
られています。

そして、これらのカードは「提携カード」と言います。

しかし、今ではジョイントカードも含めて、インターナショナルカードのブランドが付
いているものは全て「提携カード」と呼んでいるのが現状ですね。

良く巷で耳にする話で「○○ホームセンターのカード」や「○○デパート」のカードは
母体が金融業じゃないから審査が甘い(審査に通りやすい)なんて、話を聞く事があり
ますが「大きな間違い」です。

母体が金融業じゃないから、審査は金融会社が行っているのです。

何故なら「代金の立て替え」や「融資」を行い「不良債権などのリスク」を負うのは
金融会社の方だからです、ホームセンターやデパートが審査をする事はありません。

もし、カードが発行され易い(審査が甘い)と感じるとしたら、それは別の事情に起因
する結果です。


それでは「○○銀行VISAカード」や「セゾン・AMEXカード」「アコム・マスターカー
ド」などの同業種(金融業)同士のドッキングカードはどうでしょう。

これらのカードは「プリンシパル契約」の中で、審査基準も明確に定めており、その基
準に沿った審査をします。

この基準は、必ずしも自社の独自カードの発行基準と同じではありません。
例えば「NICOSカード」と「NICOS-VISAカード」の審査基準は同じではないのです。

同じように「セゾン・AMEX」「セゾン・VISA」「セゾン・マスター」「セゾン・JCB」
は同じセゾンカードでも、それぞれ審査基準は違います。


そして、例外もあります。
ダイナースクラブに限っては、「○○銀行Dinersカード」などの金融機関提携カードで
も、発行権限はダイナースにあり、提携先独自の審査では発行を許していません。

また、提携企業・カード会社のそれぞれが別々に審査を行う(2回審査)珍しいカード
もあります。

「JALカード」などが代表的ですが、これはJALのハウスカードとしての機能に最初から
クレジット機能が付いていた事に加えて、インターナショナルカードとしての機能を
追加している為です。

JAL(JALカード)はインターナショナルカードのプリンシパルメンバーではないので、
独自に国際カードを発行する事は出来ない、しかしJALのハウスカード部分の審査をVISA
やDinersなどのインターナショナルカードに委託していないと言う歪み現象から、この
ような結果になっていると思うのは筆者だけではないでしょう。

会員がカードを使う場所によって「JALカード」から請求が来たり「Diners」から請求が
来たりと、1枚のカードで2ヵ所から請求書が届くという、最近では珍しいカードです。


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家族カードについて
―――――――――

家族カードとは、本会員のカードを家族(基本的には同居している配偶者や高校生を
除く18歳以上の子・退職後の親など)が利用するための追加カードの事です。

属性的にカードを持てない人(無職・専業主婦・学生)でも本会員の信用を基に家族の
名義で発行されます。

本会員と残債額を合算した上で同じ限度額まで利用できるのが一般的ですが、総限度額
の範囲内で各々のカード毎に限度額を本会員が任意で設定できるカードもあります。

家族カードでの利用分は普通、本会員利用分と合算して本会員宛へ利用明細書が送付さ
れ、支払も本会員と合算されて口座から引き落としになります。

しかし、これとは別に「パーソナルアカウント」という家族カードでは、本会員が支払
う家族カードとは別に、その家族会員個人の口座から引き落とされるカードが発行され
ます。

この場合、そのカードでの利用分は本会員とは別に、家族会員本人宛の明細書が発行さ
れます。

また「パーソナルアカウント」は、本会員と同様に発行審査が家族会員ついても行われ
ます。(条件として家族会員本人も定職に就いて安定した収入がある事が必要)

「パーソナルアカウント」は未だ少数のカード会社しか導入していないのが現状です。
家族会員本人についても審査があるため、それなら自分名義のカードを申し込めば良い
という理由が普及の妨げになっているとも言われています。


最後にAMEXのプラチナやセンチュリオンには、親族以外にも本会員の信用の基に追加で
カードを発行できるという「噂」があります。

つまり「友人や知人」のような、いわゆる他人にも自分の信用でカードを持たせる事が
出来るなどと、囁かれており、「愛人カード」などと呼ばれたりしています。

「家族カード」で可能なのだとか「セカンドカード」で出来るとか、色々な「お話」が
あります。

どこからこのような噂が流れ始めたのかは分かりませんが、結論から言えば、これは
「都市伝説」のようなもので事実ではありません、AMEXもこの点については明確に否定
しています。


年末年始にかけて、ご旅行などクレジットカードを使う機会が増えるシーズンですね。
海外などへ出かける方は、万一の紛失や盗難などに備えて、カードデスクの電話番号
などをメモなどに控えて持って行く事をお薦めします。

筆者は海外でVISAカードを紛失し、カード会社の緊急連絡先が分からず、辺りを歩いて
いた日本人観光客に「すいません、あなたVISAカードを持ってますか?」「カードの裏
面に印刷してあるカードデスクのTELを教えてもらえませんか?」とお願いし、恥ずか
しい思いをした経験があります。

何かと慌ただしい師走ですが、皆さんも体調にはくれぐれもお気を付けください。


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