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2009/10/17

瀬戸だより 176号 「猿投山に登る~その1」という話

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 176号 「猿投山に登る~その1」という話 

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  10月半ばを過ぎました。今年も残すところ二ヵ月半。干支
 の置物、御題(勅題)茶碗のシーズンです。作家さんたちから
 次々見本が届いています。干支は「虎」、勅題は「光」となり
 ます。今年は秋の到来が早かったせいか、製作は順調のようで
 す。お気軽にお問い合わせください。
  さて、今回の話題‥‥。

  日本で一番高い山は富士山ですが、瀬戸市で一番高い山は?

  それは猿投山。
  瀬戸市と豊田市にまたがる標高628.9m。瀬戸は濃尾平
 野の端っこに位置していますから、この辺りから山々が連なり
 始めるといったところです。愛知高原国定公園になります。

  「猿投」という地名、「さなげ」と読みますが、ちょっとユ
 ニークな感じがしますね。「景行天皇が伊勢に行く途中、かわ
 いがっていた猿が不吉なことを行ったので海へ投げ捨てた。そ
 の猿が猿投山に住んだ」ということが地名の由来とのことです。
 本当のところは分かりませんが、現代だったら完全な動物虐待
 ですね。今は特にいっぱい猿がいる、ということはありません。

  この猿投山周辺は、古墳時代から数多くの須恵器などを産出
 してきました。日本で最も古くそして規模の大きな古窯群が存
 在しました。これが瀬戸焼のルーツとなって行きます。
  豊田市は自動車の街、市内いたるところに自動車関連の工場
 があるわけですが、猿投の周辺は桃の生産が有名です。工業地
 帯というよりものんびりした農業地帯という雰囲気ですね。桃
 の花が咲く季節にはカメラを持って出かける人も多いようです。
  猿投山の豊田市側には猿投神社があります。我が家は毎年初
 詣に地元の神社とともにこの猿投神社に出かけます。冬、山に
 囲まれた古いお社は凛とした空気に包まれていて、気持がいい
 ですよ。子どもたちは参道に並ぶたくさんの屋台が楽しみのよ
 うです。
 結構神社好きですが(国学院大の出身ですから‥‥)、瀬戸周
 辺の神社ではお薦めです。

  猿投山、低山歩きのハイカーたちに人気があるようです。名
 古屋からも近く、東海自然歩道で整備されています。里山の雰
 囲気が楽しめるところがいいのでしょう。
  瀬戸出身の方ならばたぶん学校の遠足で歩いたという人も多
 いでしょう(校歌の歌詞にも登場することもよくあります)。
 私の通っていた高校はやたら歩くことが好きな学校でしたから、
 生徒の体力に合わせて、猿投山から雲興寺、岩屋堂、雲興寺に
 至る東海自然歩道ルートを歩く長くしんどい遠足がありました。
 ここまで歩くと、地図で見てもとんでもなく長い距離です。

  実際に猿投山に登る際には、豊田市側は猿投神社、瀬戸市側
 は赤津・雲興寺近くの登山道(東海自然歩道)がよく利用され
 ます。先日、久しぶりに猿投山に登ってきました。その話を書
 くつもりでしたが、猿投山周辺の説明だけでずいぶん長くなっ
 てしまいました。登った時の話は次回に続きます。つづく!


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