2009/06/19
瀬戸だより 159号 「われもの注意」という話
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 瀬戸だより 〜せとものについて話しませんか〜 159号 「われもの注意」という話 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ このメールマガジンは毎週つちの日(土曜)にお届けします □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 昨日は名古屋・松坂屋美術館で開催中の第31回日本新工芸 展(6月23日火曜まで)を見てきました。これは陶芸だけで なく、彫金であったり、染色であったり、人形であったり、他 にもいろいろな工芸が展示されています。毎年、時間を作って は駆け足で見てくるようなパターンなので陶芸をひとまずちゃ んと見るとしても、他の分野はどうしても簡単に見てしまって います。ちょっともったいないのですけど‥。 季節柄というか、この新工芸展は青磁など磁器の作品が印象 に残ってしまいます。夏はやはり涼しげな磁器がいいのかもし れませんね。 今回はずーっと気になっていることについて書いてみたいと 思います。 私たちのやっている陶器屋さんという商売は、梱包すること が仕事といってもいいほど「包んで、発送する」という作業に 多くの時間をとられます。運送していただく業者さんにはもち ろん大切に、安全に、確実に届けていただきたいといつも思っ ています。宅配便とか郵パックとかも使いますが、たいていは 荷物を預けたあとに「われもの注意」とか書かれたシールを貼 ってくれていると思います。「思います」というのは、基本的 に自分たちは送る側であるの で窓口に渡したあとどんなシー ルが貼られるかはなかなかわかりません。 「われもの注意」と大きく書かれたものが多いでしょうか。 たまに「こわれもの」と書かれることもあります。一緒にワイ ングラスの足が折れたような絵が描かれていたりします。ひど いときには割れた茶碗が泣いているようなイラストだったりし ます。 運送業者とすれば易損品がはわかりやすくして、事故を防ぐ というために派手でインパクトを与えるデザインがいいのでし ょうね。でも、せっかく割れないように注意深く包装・梱包し ているのに、「割れた茶碗が泣いている」様なシールを貼られ るのは送る側も受け取る側もあまりいい印象は受けないように 思うのですが、どうでしょうか。シンプルに「ガラス・せとも の」と大きく書くようなもので十分と思います。 発送に関することでもう一つ。以前とても腹が立ったことが ありました。普段使っていない運送業者なのですが「値段はど こよりも安くしますから、ぜひ使ってください」とセールスに 来ました。試しに1〜2ヶ月ほど使ってみたのですが、とにか く破損が多い。その都度、苦情は入れたのですが、「保険を掛 けて送ってください」という答え。保険を掛ければ無事届くよ うになるのかとたずねたら「割れても保障されるから大丈夫で す」。こんな気持の相手にはいくら大切に扱ってほしいと言っ ても伝わることはないでしょう。お金の問題じゃないんです。 作家さんの一点ものとかも多いので、確実に届けていただかな くてはどうにもなりません。受け取るお客様にも失礼です。も う、それ以来この業者を使うことはもちろんありません。 しっかり梱包して、きちんとした業者を使ってお届けする‥ ‥ここ数年は破損事故はほぼゼロになっています。安心してご 注文くださいね! □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 発行者 web-setomono / 加藤兆之助商店 http://web-setomono.com ぜひ、ご感想・ご要望をお寄せください。 ホームページではすべてのバックナンバーを画像入りで見る ことができます。 ****************************** 瀬戸だより〜せとものについて話しませんか〜 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000198183.html □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



