2009/02/21
瀬戸だより 142号 「とうめい新聞廃刊」という話
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 瀬戸だより 〜せとものについて話しませんか〜 142号 「とうめい新聞廃刊」という話 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ このメールマガジンは毎週つちの日(土曜)にお届けします □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 瀬戸市は人口13万人ほどの街ですが、日刊の地元新聞があ ります。エリアとしては瀬戸市と隣の尾張旭市、長久手町とな る「とうめい新聞」というのがその新聞です。歴史としては戦 後に発刊されて(と記憶しているのですが)、平成6年まで続 いた「しんあいち」という新聞の跡を引き継ぐ形でスタートし ました。その「とうめい新聞」が今月いっぱいで廃刊となるよ うです。 見開きにもなっていない一枚の新聞ですが、毎日夕刊ととも に届けられていました。時代とともに発行部数が減少、広告収 入の落ち込みが進み、廃刊との決断になったようです。 内容は文字通り地元密着。市政の記事や地域経済のこと、お 祭や文化活動のことなど大手新聞の取り上げないような部分を フォローするものが魅力でした。コラムや連載小説まであり、 小さな新聞でもなかなか盛りだくさんのないようでした。以前 は日々の給食の献立なんかも載っていましたね。 小中学生の感想文や各種コンクールの結果、地域のスポーツ 大会の順位など入選作が紙面を飾ることも多く、自分の子ども の頃は(その頃は「しんあいち」でしたが)そうして紙面に名 前が載ることが誇らしく感じました。たぶん今の子どもたちに とっても同じ思い出があるのではないでしょうか。 救急車の出動記事はいつどこに出動してどこに搬送したかが すべて載っています。今でこそ「○○町の男性(70歳)」の ような書き方ですが、昔の「しんあいち」新聞時代は実名で載 せられていました。今のようにプライバシーの保護が重要視さ れる以前の昭和の思い出になっています。 連載記事も多かったのですが、「瀬戸街角100景」は人気 があったのではないでしょうか。100景とタイトルはなって いますが、200回を超える連載になっており、21日の21 4回を持って終了するようです。この連載を書かれている末広 写太さん(もちろん本名じゃないですよ)のホームページでは その1回目からの記事が保存公開されています。瀬戸の街角で 気になったもの・ことをカメラに収め独特の視点から記事を書 かれています。これも最終回となってしまうのは本当に残念で す。 そして、たぶん一番新聞を購読していた人が助けられたのが 「死亡広告・記事」とおもいます。私自身も仕事先や知り合い の不幸をこの紙面で知り、義理を欠かずにすんだということは かなりの回数あります。 小さな新聞ですが、その地域にとっての役割は想像以上に多 かったように感じます。これは実際に廃刊となった来月以降に もっと感じるのでしょう。「とうめい新聞」のスタッフのみな さん、お疲れ様でした。 ■とうめい新聞 http://www.tomeinews.jp/index.html (今回はいつも以上にローカルな話題になってしまいました‥‥) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 発行者 web-setomono / 加藤兆之助商店 mailto:shopkeeper@web-setomono.com http://web-setomono.com ぜひ、ご感想・ご要望をお寄せください。 ホームページではすべてのバックナンバーを画像入りで見る ことができます。 ****************************** 瀬戸だより〜せとものについて話しませんか〜 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000198183.html □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



