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2007/06/30

ALO,ALO,BRASIL MAIL MAGAZINE 039

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○ボサノヴァ@映画
■ボサノヴァ@映画 その2
■ボサノヴァ@映画 その3
□□掲載情報募集のご案内


○ボサノヴァ@映画

先日ある日本映画を観ていたら、突然「ボサノヴァ」という言葉が飛び出
して、ちょっとびっくりというお話。

1963年公開の映画で「とんかつ一代」というのがあります。監督は川
島雄三。主演は森繁久弥。その他、フランキー堺や淡島千景、加藤大介、
三木のり平といった、当時の東宝喜劇役者が大勢出演したなかなかおもし
ろい作品です。

この映画の中盤、横山道代演ずる成金のアーパー娘がレストランで発する
セリフが「ボサノヴァで踊りましょう!」なのです。(音楽は流れません
し、踊りもむちゃくちゃですが)

スタン・ゲッツの「イパネマの娘」が世界的な大ヒットになるのが196
4年のこと。その前年にすでに「ボサノヴァで踊る」というセリフが大衆
映画の中で成立していたというのはちょっとした驚きです。

もっとも、映画「黒いオルフェ」が日本公開されたのが1960年ですか
ら、ボサノヴァという言葉は知られていたでしょうが、当時「ボサノヴァ
で踊る」ことが流行ったりしたんでしょうかねぇ。

1961年の中村玉緒主演「舞妓の休日」という映画の中では、若い舞妓
さんが新しい踊りを次々覚えるのが大変だと愚痴るシーンが有ります。そ
の時流行っているのはドドンパで「次に流行るのはパチャンガだよ」なん
てセリフが有りました。ボサノヴァもそういった流行りのリズムのひとつ
として認識されていたのかもしれませんね。



■ボサノヴァ@映画 その2

前段で触れた映画「黒いオルフェ」に関わる興味深いドキュメンタリー映
画がDVDでリリースされました。

『黒いオルフェ』を探して -ブラジル音楽をめぐる旅-
(原題:Looking For Black Orpheus)
価格: 3,990円(本体価格:3,800円)|商品番号:NODD-00093

↓詳細はこちら
http://www.nowondvd.net/products/orpheus/

1959年制作、フランスとブラジルの合作映画「黒いオルフェ」。当時
の関係者やロケ地を巡りながら、現代のブラジルを浮かび上がらせる内容
だそうです。「黒いオルフェ」自体、公開からもうすぐ50年。その間、
ブラジルは政治体制の変化や経済的な危機など大きな動きを経験してきて
います。最近ブラジル音楽を聞き始めた若い人にとっては、半世紀近く前
の音楽も最近の音楽も、区別なく聴いている方も多いと思いますが、こう
いったドキュメンタリーを見て、ブラジル音楽がたどってきた歴史を再確
認してみるのもいいんじゃないでしょうか。



■ボサノヴァ@映画 その3

ディス・イズ・ボサノヴァ 映画作品情報 - cinemacafe.net
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/17543/

すでに、ブラジル版のDVDでご覧になっている方も多いと思いますが、
ボサノヴァの歴史を紐解くドキュメンタリーが日本語字幕付きで公開され
ます。原題は「Coisa Mais Linda - Historias e Casos de Bossa Nova」
(2005)。ロベルト・メネスカルやカルロス・リラを狂言回しに、そ
の誕生や関わった人たちへの言及など、これまでの通り一遍のボサノヴァ
観とは一味違った深さをもった作品です。

関係者の証言が中心となるこういったドキュメンタリー作品をちゃんとし
た字幕付きで見られるというのは、非常にありがたいことですね。



□□掲載情報募集のご案内

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読者に有益な情報であればどんどん載せていきたいと思っています。
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