2009/09/19
『妊娠中の妊娠中のレントゲン撮影&薬』
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ┃ 矯正歯科女医(ちゃこ先生)から、素敵なあなたに ┃ 第42号『妊娠中のレントゲン撮影&薬』 ┃ ~ 妊娠中も安心して歯科治療うけてくださいね ~ ┃ Writer 矯正歯科認定医&歯科サプリメントアドバイザー ┃ 時實千代子 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 大阪府吹田市で矯正歯科専門に開業している、ちゃこ先生こと時實千代子です。 毎日をHappyに生きる方に、Happyに生きたい方にお送りします。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ こんにちは。時實千代子です。 涼しくなりましたね。夏はいかがお過ごしでしたでしょうか? 秋には紫色の花が目に優しく映ります。 紫色は“癒し”の色。 秋の夜長にリンドウの花が心を落ち着かせますね。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 『妊娠中の妊娠中のレントゲン撮影&薬』 ~ 妊娠中も安心して歯科治療うけてくださいね ~ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 妊娠中のレントゲン撮影が心配な方がいらっしゃいますね。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ でも心配しないで下さい。 妊娠していてもレントゲン検査もうけれます。 妊娠しているのを知らずにレントゲン検査をうけても心配いりません。 ICRP:国際防護委員会(2000年)では、診断目的のレントゲン検査では、 胎児への影響は無視できると認めています。 歯科治療中のレントゲン撮影で皮膚面に浴びるエックス線の線量は1~3mGyです。 散乱線による生殖腺の被爆量は0.0001mGyしかありません。 この値は1日に浴びる自然放射線 (地球上に生きているものは、ある一定量の自然放射を受けている)より、 ずっと低い線量(1/50以下)です。 レントゲンで胎児に放射線障害を引き起こす線量は、 妊婦の腹部に直接照射し胎児が1回に100mGyの被曝を受けた時であるとされています。 歯科レントゲン撮影し、生殖腺の被爆量(0.0001mGy)からすると約100万回分に相当し、 通常の歯科治療でこのような枚数を撮影する事はありません。 また通常レントゲン撮影を行なう際には散乱する放射線を防ぐため、 鉛入りの防護エプロンをかけます。 これで放射線のカット率は約1/100になります。 卵巣まで放射線が散乱する量は、 ほとんどゼロに等しい量になります。 むしろ、レントゲン撮影を行なったことで 「何か問題があるのでは・・・」という不安を招く精神的な影響や、 またレントゲンを撮らないことにより 正確な診断をくだせず的確な処置が行なえない影響の方が大きいのではないでしょうか。 安心して、治療を続けてください。 ただ、やはりご心配だと思いますので、 「今妊娠○週目です。レントゲン撮影が胎児に与える影響が心配なのですが…」と 伝えられてはいかがですか? 矯正治療でもレントゲン検査が必要ですが、なるべく少なくなるように配慮しています。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 妊娠中の歯科治療で、鎮痛剤などお薬のことが心配ですね。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 妊娠中にどんな薬なら飲んでも良いか、心配ですね。 痛み止め(鎮痛剤)にはカロナールやソランタール、 抗生物質としてはフロモックスやメイアクト、またペニシリン系が安全性が高く、 妊娠中のお薬に使われています。 多くの医薬品添付文書には 「妊娠中の投与に関する安全は確立されていないので、 妊婦または妊娠の可能性のある婦人には投与しないこと・ 治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にだけ投与する」 と記載されています。 薬剤に関しては、どんなものでもおそらく「100%安全」と言い切れるものは無いでしょう。 薬剤は治療のためとはいえ、人体に何らかの影響を与えることが目的であり、 全く安全ということは全く効かないという意味かもしれません。 しかしすべての薬剤が危険であるというわけではなく、 妊婦の方にも比較的安全性が高く、安心して飲んで頂けます。 妊娠中に抗生物質や鎮痛剤などの「飲み薬」が胎児に影響を及ぼすのは妊娠4~10週といわれています。 この期間であっても、抗生物質の場合はフロモックスやメイアクトなどの セフェム系およびペニシリン系であれば胎児に対する安全性は高いと言われています。 また鎮痛剤であればカロナールなどは安心です。 消炎鎮痛剤で妊娠初期から使用可能なものは、 非ピリン系のアセトアミノフェン(商品名 カロナール)・ 非ステロイド系の塩酸チアラミド(商品名 ソランタール)です。 アセトアミノフェンは催奇形および知的発達遅延と関連しないとの疫学調査が確認されています。 塩酸チアラミドは動物実験では催奇形は認められず、ヒトでの先天異常の報告もありません。 抗生物質または抗菌剤では、妊娠中を通じて比較的安全な ペニシリン系(商品名タカシリン・ペングッド)や セフェム系(商品名 トミロン・オラセフ)を第一選択とします。 妊娠中治療の際には、今妊娠○週目ですと先生にお伝えください。 矯正治療中の方で妊娠中の方もいらっしゃるかと思います。 痛み止めが必要なときは妊娠中ですとお伝えください。 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 矯正のことを詳しくお知りになりたい方はホームページをご覧下さい。 ときざね矯正歯科 http://www.tokizane.com ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ┃ 発行元:ときざね矯正歯科 ┃ 責任者:時實ちよこ ┃ アドレス:mail@tokizane.com ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■


