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安心て食べられる野菜ってどんな野菜?…食に関する話、農業に関する話、人に関する話を宮崎から、発信して行きます。

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2008/07/01

ロキシーヒル

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                   no501
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    いつも読んで下さってありがとうございます。





















                    ロキシーヒル







 朝からかみさんが「どっか行く」と聞いてきた。
 最近この質問程困るものはない。 と言うのも子供が小さい時に
 
 周辺の名所観光地は、行き尽くしたからだ・・・(^^ゞ
 だから、「どっか行こう」と言われて「どこへ?」と応える。
 すると会話はそこで終わるのだ (^^ゞ

 しかし・・・今日のみさんは本気だった  宮崎県地図を持ち出し
 「どっか」とせがんでくる。

 買い物に行きたいのではなさそうだ・・・(^^♪
 そうです。今日は私達の17回目の結婚記念日なのでした。

 ともかく家を出ようと言う事で準備して車を出した。
 後部座席には次男を乗せて。

 「綾町」とリクエストがありとりあえず綾町を目指す。
 そして何度も行った直売所を覗いて・・次の目的地を求めた。

 しかし・・・何度となくこの辺りも走り回っているので
 行きたい所と言われてもピンと来ないのだ(^^ゞ

 西都市にでも行くかぁとナビを見ながら車を走らせた・・
 すると見覚えのある「寒川」の文字を確認した。

 ん・・・寒川 そかそか以前見た映画のタイトル。
 廃村になった村をテーマにしたドキュメンタリー映画だった。

 「寒川行ってみる?」この映画を見たかみさんも頷き・・・
 右足のペダルを踏み込んだ。

 ナビの案内通りに走ると・・・
 山の中腹に無理やりに道路通したようなところを走った。

 眼下には、綺麗な清流も見える。
 走ること15分。

 「寒川」の文字を発見した・・・がしかし゛全面通行止め゛の看板。
 工事関係者以外と言う文字を確認して・・・
 かみさんに聞いてみた・・・「この看板ずらして行ってみる?」

 いたずらっぽく聞いた私に・・・「絶対行かない」と反応・・・
 私は、どうも山奥に入ると遺伝子のスイッチが入るらしい (^^ゞ

 かみさんの意見を優先して帰路へ着いた。

 と・・・途中にロキシーヒルの看板を発見。
 ん・・・・と私の記憶の中にあるロキシーヒルの検索をかける。

 数秒後 豊かな森造りとヒットした。そうだこの間放送された番組だ。
 ウィンカーをつけ、看板の指示通りに山奥へと車を走らせる。

 10分程度走ったらでっかい看板があった。
 躊躇することなく敷地車を入れる。

 最初に目に飛び込んできたのは、野鳥の親子。
 こんもりとした森の中に集会所らしき建物。あきらかに手作り。

 その奥には風呂、そして一番奥にログハウス。
 人が住んでいる気配がしたので、声をかけるが反応なし。

 散策しているとログハウスの入り口に携帯の電話番号が書かれていた。
 黙って見て回るのも気が引けたので・・・電話してみた。

 「ハイもしもし」と出たのはこの山の持ち主 図師哲雄さん。
 「ちょっと見学させて下さい」と言ったら・・・
 「私もそっちに向かっている」とのこと。(^^ゞ ラッキ〜

 その図師さんが来るまで・・テレビで放送されたロケーションを探し
 写真に収めた。 ヤギもいましたよ〜

 程なく、図師さんが訪れ・・・
 ローキシヒルの由来、動機について話してくれた。

 なんとも笑顔の素敵なおじぃちゃんだ。とてもソフトな感じで
 山男のイメージからは遠い印象を受けた。

 ログハウスの中を案内され・・・中には囲炉裏があった・・
 外の窓を開けて・・・つぶやいた。

 「針葉樹の森は、腐葉土が流出してしまう。
 照葉樹を植えると、日が差し込みいろんなものが生えてくる」
 窓の外を指差し「ここも10年でこんなに成長した」と話してくれた。


 彼は「木を植えた男」ジャン・ジオノ著に出会い 農業定年を宣言して

 自分の所有する15ヘクタールの山を照葉樹の山にしたいと
 気心の知れた4人が森作りをスタートさせた。


 頷ける話だ。

 私も山に住みたいと言うと・・・・「嫁さんから嫌われるゾ」と
 返ってきた。

 「男のロマン、女のフマンちゅうてね〜」
 「俺が山にお金を使うものだから、嫁さんから通帳を取り上げられた」と漏らした。

 現代の子育て事情にも触れ・・・与えすぎることへの不幸という話になった。
 暫く話してたら・・

 「去年゛銭金゛に出たんだけど・・見る?」とうながされ
 集会所でDVDを鑑賞することになった。

 その番組の中で「糸巻き大根」の話しが出た瞬間・・・
 「図師さん、糸巻き大根の種が欲しいんですが・・」と聞いたら

 「とっちょってやるが」と二つ返事・・・にっこりとした顔で・・

 糸巻き大根は、宮崎の在来種の大根なのだ。(^^ゞ

 「おら米も不耕起、無農薬やど」と来た。

 むう〜 ビンゴォ (^^ゞ・・・
 彼は、農業定年宣言をしていても、自然農法で作物を作っているのだ・・
 うむうむ。これはお友達になろう・・・(^^ゞ

 しかし彼は・・・「ごゆっくり」と私達だけを残して帰っていった。
 お通夜に出席するとかで・・・忙しそうだった。

 ごゆっくり〜とは ちょっとびっくり・・・
 ここは彼の私有地なのに・・・本当にオープンなんだなぁと実感した。

 それから有名な? ツリーハウスも見学した。

 ここには、男の夢がある。そう感じた。
 
 
 「俺もこんなとこに住みた〜い」と大声で叫んでいました。

 
 図師さんから渡された資料の中に・・・
 「いのちを守るドングリの森」宮脇昭著に・・・
 「今最も重要なことは、豊かな生物多様性を維持する土地本来の森を
 造ることである」 とあった。

 豊かな生物多様性。農業の世界でも言えることではないのか?
 そう感じる。

 遺伝子組み換え、クローン技術・・・・人間の浅はかな知識で
 生物の単純化をしてしまえば、必ずしっぺ返しを食うのでは?

 それも私達以降の世代に・・・・


 図師さんの行き方を見て・・感じたのは・・・
 私自信の将来の姿なのか? とチラッと思いました。(^^ゞ

 もう一度 行かなくては・・・と思いながら帰路に着きました。

 画像は、徒然なるままににアップしてあります。 ご覧あれ〜














最後まで読んで下さってありがとうございます。

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