【戦略思考の相続・遺言〜“争族”を避けるために〜#19】
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戦略思考の相続・遺言〜“争族”を避けるために〜#19
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吉田行政書士事務所
相続・遺言サポートセンター
http://yoshida-office.hp.infoseek.co.jp/
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遺言コーディネーターのホンネトーク
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●遺言は「インフルエンザの予防接種」のようなもの…その3
〜「遺言」は、過大評価されている〜
(前号からの続き)
配慮のない遺言が増えてきたために、遺言絶対主義神話が崩壊し始め
ているという話を前回しました。
でもそれは一因にすぎないのです。
遺言絶対主義神話崩壊の本当の原因、それは……
“そもそも、これまで「遺言」は過大評価されすぎていた”
ということなのです。
過大評価されていた「遺言」のメッキがはがれた…その結果が「遺言
絶対主義神話の崩壊」を引き起こしたのです。
チョッと前置きが長すぎましたね。
ここから「ホンネトーク」のテーマである「遺言は『インフルエンザ
の予防接種』のようなもの」のお話が始まります。
遺言関係の本やサイトの多くは「遺言があれば安心」といった感じの
書き方をしていますね。
私のサイトもそのように書いています。
でもね……あくまでも『安心』であって、『絶対安心』ではないんで
すよ。
この辺、「言葉遊びじゃねぇか」と思われても仕方ありませんけどね。
でもこれが実態なんです。
例えば、遺言がない状態で相続トラブルが起こる度合いを100とし
ますと、一般的な遺言があれば、その度合いは60ぐらいまで下がり
ます。
一般の方が本やサイトで勉強しながら作った遺言は、おそらくこのあ
たりが限界かもしれません。
さらにもう一歩踏み込んで、「遺言に力を与える」ための方策をとっ
たとしましょう。
その方法は様々です。
自分でさらに深く勉強するのも一法ですし、その際のヒントとして専
門家の助言を聞くというのも有効な手段でしょう。
さらにいえば、遺言の作成そのものを専門家に任せてしまうという方
法もあります。
そこまでやれば、トラブルが起こる度合いは、だいたい20ぐらいま
で下がります。
でも、これが限界です。
「法」と「当事者以外の人間が探れる心理の限界」です。
残りの20は、人の心の深遠に関わる問題、つまり感情論が支配する
世界なので、法的なものは入っていけないのです。
だから、「遺言は『インフルエンザの予防接種』のようなもの」なの
です。
毎年秋口になると病院の掲示板や自治体の広報誌などに「インフルエ
ンザ予防接種のお知らせ」見たいなものが載ります。
インフルエンザの“被害”に遭わないためには、インフルエンザにか
からないようにするのが一番。
そのために最も有効な予防策が「予防接種」なのです。
ところがこの予防接種ももちろん絶対ではありません。
最も有効な対策ではあるけれども、絶対安心というものでもないので
す。
インフルエンザの予防接種の効果は「インフルエンザにかかる確率を
グンと下げる」のと同時に「インフルエンザにかかっても重篤になら
ない」というものです。
「遺言」の効果も同じようなものなのです。
「相続トラブルを回避・軽減する」と同時に「相続争いが起こっても
それが激化しないようにする」というもの。
「遺言」は、相続対策として、絶対的な安心をもたらすものではない
のです。
ですが、あえてここでもう一度、声を大にして言います。
「それでも、力のある遺言は、最も有効な相続対策である!」と。
遺言は決して絶対的なものではありません。
しかし遺言を残すということは決して無駄なことではありません。
インフルエンザの予防接種が、最も有効なインフルエンザ予防策であ
るのと同様に、遺言は、最も有効な相続対策であることに変わりはな
いのですから……。
次回からは「遺言に力を与えるためにできること」をお送りします。
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【編集後記】
先日久しぶりに…ほぼ一年ぶりぐらい…ピアノに向かいましたが、
指がかたくなってしまい、全く弾くことができませんでした。
だいたい30歳を過ぎてから始めたので、一度忘れてしまうと取り
戻すのに覚えた時の倍以上の時間がかかるということを知っていた
にもかかわらず、この体たらく。
また少し時間をかけて、ハノンからやり直しです。
「継続は力なり」……仕事以外の事でこの言葉の意味を噛み締めて
います。
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相続・遺言サポートセンターからのお知らせ
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1.オリジナル小冊子残部僅少です
“1000円から始める「相続・遺言のお勉強」運動!”として販売
してきましたオリジナル小冊子「失敗しない財産相続のための『相続
・遺言のツボ』」(A5版 54ページ 1部千円《消費税 送料込
み》)ですが、ご好評につき残部が少なくなってきました。
今のところ増刷の予定はありませんので、現在手元にある分を売り切
ってしまったら、それで販売終了となります。
本日(4月3日)現在で、残り部数は54部です。
ご興味のある方は、お早めにご購入ください。
詳しくは当事務所ホームページをご覧下さい。
http://yoshida-office.hp.infoseek.co.jp/book.htm/
※ご購入を検討されている“プロ”(士業者)の方へ
もともとこの冊子は“プロ仕様”ではありません。
またこの冊子は「遺言作成」をメインとした作られたものです。
ですから、「相続」についての記述は、(プロの方にとっては)
本当に基本的な事柄になっていますし、「遺言の作成」に関して
さして重要ではないと判断される部分(数次相続や相続分譲渡、
代襲相続等)については、記述していない部分もあります。
このことを踏まえたうえで、ご購入を検討してください
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発行元:吉田行政書士事務所
札幌市東区北11条東11丁目3−7−101
TEL/FAX:011−753−8601
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メール:m-yoshida@mbn.nifty.com
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