2008/12/22
映画のなかの人生…Vol.848「ブロークンイングリッシュ」★★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ ★ ☆ 映画のなかの人生、映画のような人生。 ★ ☆ ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【映画とは、人生を2時間で切りとるもの】 映画が魅せる、人間のやさしさ、弱さ、強さを、いっそう鮮烈に、 そしてもっと映画を観たくなる、ひと味違うメールマガジン。 _ ________ Vol.848「ブロークンイングリッシュ」★★ 2008.12.22(月)  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【1】STORY すっかり男運がないNYのキャリアウーマンは、完全に 自己喪失の日々。そこに、魅力的なフランス人が現れ…。 【2】Michelin 恵比寿、銀座での2館上映。週末や水曜は混んでるかも。 【3】Review ありがちなテーマと展開だが、主役の二人が魅力的。 【4】Column 新しい出逢いは、いつも挑戦する日々のなかにある。 _____________________________________________Broken English 巨匠と呼ばれる監督に育てられた、実の子どもたちが監督になる。 コッポラといえばソフィアですが、こちらはカサヴェテスの娘、 ゾエなんだそうで。なんか、言葉がらみのタイトルも似ている。 アメリカとフランスという異文化な点も。果たして評価も…? <オフィシャルサイト> http://broken-english.jp/ ┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃1┃ STORY (観ていないあなたへ) ┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ すっかり男運のないNYのキャリアウーマン。仕事もつまんない、 恋人もいない、友だちは家庭不和、時には男に遊ばれてさんざん。 完全に自己喪失に陥った彼女だったが、ある日、とても二枚目で 情熱的なフランス人に出逢ってしまう…今度こそ本当に幸せに? ┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃2┃ 上映館ミシュラン (観ていないあなたへ) ┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 恵比寿、銀座での2館上映です。 平日なのにけっこう混んでいたので、 週末や、1000円になる水曜日とかは、 けっこう混んでるかもしれませんね。 ▼恵比寿 恵比寿ガーデンシネマ 10:35/12:30/14:40/16:50/19:00〜20:55(終) ※10:35の回は予告編上映なし ※12.23(祝)・25(木)は2名以上で来場の場合1名¥1000 ▼銀座 銀座テアトルシネマ 〜12/26(金) 11:45/14:10/16:35/19:00/21:15〜23:05(終) 12/27(土)〜 11:45/14:10/16:35/19:00〜21:00(終) ※12.23(祝)・25(木)は2名以上で来場の場合1名¥1000 ┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃3┃ Review (観おわったあなたへ) ┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ポイント】★★ <内訳> テーマ :★★ ストーリー :★★ キャスト :★★★★ スタッフ :★★ >テーマ ★★ いわゆるアラフォーな女の、困った物語という設定は予想通り。 そしてオチまで予想通りなので、あまり感心はしなかったかも。 >ストーリー ★★< あまり物語に筋道はなく、けっこう撮りたいように撮ってある。 それでも退屈しないのはコミカルなのと、キャストによるもの。 >キャスト ★★★★< パーカー・ポージーは39歳に全く見えない。とても魅力的に映る。 プポーもこの映画ではとても自然にハンサムだ。羨ましいカップル。 >スタッフ ★★< 売り方から、どうしても比較になると思うが、「ロストイン…」 のような感性よりも、理性的な印象。なら、もっと組み立てないと。 >総評 ★★< ま、こんなもんだろ、という感じ。 いわゆる「アラフォー」のステレオタイプが、 そのまんま映画になって、エピソードが描かれる。 ただ、特にテーマがあるわけでもないし、 物語に感動もないし、コミカルな描写は面白いが、 「ロストイントランスレーション」にあるような、 微妙な孤独を描き出す映像、感性のような感じはしない。 むしろ、いろんな言い訳のなかで、 出口を論理的に探している印象で、 その点では、ソフィア・コッポラと正反対に感じた。 筆者の印象的なものですが…。 それでもこの映画に魅力があるとすれば、 やはり主役の二人。ポージー、きれいですね。 この人が売れ残ってるって、なんだかおかしい。 プポー、いまが一番かっこよく見えるかも。 こんなカップルになりたい? うーん、すでに背丈が足りない…。 ┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃4┃ Column (観おわったあなたへ) ┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 確かに恋人がいないと、妙に淋しい。 周囲のカップルが、やけに目につく。 一方で自分は、と思ってしまうものだ。 そのうち、そんな光景に慣れてしまう。 そして、慣れてしまう自分に哀しくなる。 どうして、私には出逢いがないんだろう? 私を愛してくれる人間は、どこにもいない? よせばいいのに、いろんなパーティに出てみたり。 よせばいいのに、通りすがりのナンパに、 何となく引っかかって、大酒を飲んで記憶喪失に。 親からもプレッシャーを浴び、 友だちからも無責任な忠告を受け、 ますます出逢いを求めてさまよう自分、 そんな自分がますます嫌いになる悪循環。 この際、いっさい忘れよう! とりあえず、ヨガや座禅をやってみよう! いまの現実を、どうにかして忘れよう! 超能力者だって占い師だって、信じるわ! そんなアイテムも、世の中にはたくさんある。 でも、どーやっても忘れられない。 頑張れば、頑張るほど、惨めな私。 そのうち、本当の出逢いさえ信じられず、 どんなに魅力的な男が現れたとしても、 もはや、素直に受け入れられなくなる…。 人間は行き詰まると、簡単に泥沼にはまっていく。 私はこんなに頑張ってるのに? 恋も仕事もダメダメなのはなぜ? きっと、頑張り方が間違っている。 狭い世界で走り回っていても、 自分はなかなか、大きくなれない。 もしも新しい出逢いが欲しいなら、 新しいことにチャレンジしなくては。 旅に出て、全然違う人に逢うのもいい。 仕事を変えて、全然違うことをするのもいい。 その自信がないから、努力が空回りする。 まずは自信を持って、怖くてもチャレンジしなきゃ。 自分で何かを始めようと、自分で決めなきゃ。 愛が足りないと叫び回る人間は惨めだが、 私は誰かを愛せると、自信がある人は美しい。 何よりも美しくなければ、誰も振り向かない。 そのためには自信を持って、自分を変えていかなくては。 2008/12/22 恵比寿ガーデンシネマにて。 ┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃6┃ 次回予告 ほか ┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ その他、筆者からのお知らせなどなど。 ★次回予告「ワールドオブライズ」………………………………… どうしてもオスカーが欲しい?レオナルド・ディカプリオが、 同じ境遇だったスコセッシ監督が獲ってしまったので?今度は ラッセル・クロウ、リドリー・スコットといった受賞者と組み、 けっこう本格的なアクション映画に出るようで。吉と出るかな? で、次回もお楽しみに。次回は木曜の予定。 http://wwws.warnerbros.co.jp/bodyoflies/ ★今後の予定など……………………………………………………… さて、ようやく年末の注目作が出そろいました。 しかし、観にいきたいと思う映画が少ないな…。 大作がそろって、期待薄な雰囲気なんだよなあ。 個人的には「愛より強く」のファティ・アキン監督の新作、 「そして、私たちは愛に帰る」ですね。 この監督は、型破りですがすごいはず。 「悪夢探偵2」http://www.akumu-tantei.com/ 「ノン子36歳(家事手伝い)」http://nonko36.jp/ 「アンダーカヴァー」http://www.undercover-movie.jp/ 「そして、私たちは愛に帰る」 http://www.bitters.co.jp/ainikaeru/ というわけで、これからもお楽しみに。 ★最新情報はブログにて!!………………………………………… ブログには過去掲載作などがまとめて載っています。 http://filmandlife.seesaa.net/ ※ 実はケータイからも同じアドレスでみられます。要Check! ブログなら、かしこまったメールをすることもなく、 小さなコメントや、筆者へのリクエストを書き込めます。 また、筆者が映画を見終わった直後の感想や、休刊情報、 映画とは全く関係ない筆者の近況まで、いろいろ掲載中。 ぜひぜひアクセスしてください!! ★これまでのバックナンバー………………………………………… バックナンバー、メルマガの紹介や登録関係などについては、 それぞれ以下のページをご参照くださいませ。 http://www.mag2.com/m/0000197069.html(まぐまぐ) http://www.melma.com/backnumber_33635/(メルマ) メルマのバックナンバーは、第1号から掲載されています。 ただし検索機能がついておりませんので、 ここ2年については、ブログの方が探しやすいと思います。 http://filmandlife.seesaa.net/(筆者のブログ) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 【映画のなかの人生、映画のような人生。】 Vol.848 2008年12月22日 発行者:Ak. http://filmandlife.seesaa.net/ (C)2001-2008 Ak. All rights reserved. ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



