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2007/02/15

人を活かし、企業を伸ばす「企業文化創造運動」 第14号

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 顧客様満足と従業員満足を同時に実現する「企業文化創造運動」その14

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本文中の図はコチラ↓
http://www.katsujin-consul.com/modules/doc0/index.php?id=93

■賃金総研の賃金体系をスタートとする人事制度は、人を活かし企業を活性化
します。

■今回は、顧客様満足と従業員満足を同時に実現する「企業文化創造運動」
その14です。


☆★業績評価★☆

■前号では評価制度の第1回目として、年2回の業績考課に能力考課が加味さ
れて年1回の総合評価となる評価プロセスの全体像を明らかにしましたが、今
号では業績考課の大切なポイントを掘り下げてみましょう。


☆★(1)業績考課の運用次第で経営に影響★☆

◆業績考課には成績考課と意欲・態度考課の2つの大きな考課項目があります。

◆前者だけをとって業績考課、後者は情意考課と呼ばれることがあります。

◆意欲・態度の考課は、人事考課を業績考課と能力考課の2つに大きく分けた
場合、能力考課ではなく業績考課に入ります。

◆業績考課は評価期間(通常は6ヶ月)の職務遂行の状況について、どれだけ
職務を遂行したかを「過去形」で評価するものです。

◆この場合の職務とは、前号で述べたように、従業員各人が個人別実行計画書
(チャレンジシート)を作成し、どんな仕事をどの程度行うかを職務基準に基
づいて上司と確認し合ったものです。

◆対象期間に在籍していた全従業員が対象となり、考課の評価は相対的なもの
ではなく、得点をつける絶対評価で行われます。

◆したがって、たとえ部下が1人であっても評価が可能です。

◆すなわち、業績考課は実行計画の作り込み次第で、会社自体の経営が大きく
影響されるといっても過言ではないということです。

◆もちろん、能力評価も大切なことですが、会社の業績貢献に対する実績とし
ての評価は業績考課が直接的です。


☆★(2)「過去形」として問う業績考課★☆

◆しかし、従来の業績考課の尺度では、図1のように仕事の正確性や仕事の速
さ、計画達成度などが使用されてきましたが、抽象的で考課エラーが生じやす
く、考課される側にとって違和感が多いものでした。

◆繰り返しますが、業績考課は「過去形」として職務の状況を問うものです。

◆したがって、成績考課の要素として、前号に掲載した「人事考課ウエイト表
」で明らかにしたように、具体的にはおもに「量的実績」、「質的実績」、
「目標達成度」の3つが問われます。

◆考課を行う上司は部下と確認し合ったチャレンジシートの1つ1つの仕事に
ついて、等級基準書に照らし合わせて図2のような順で絶対評価し、これらの
評価素点を要素別にまとめることが望ましい評価方法です。

◆以上のように業績考課はP=プラン(チャレンジシートの作成)、D=ドゥ
(チャレンジシート内容の実行)、C=チェック(チャレンジシート内容の結
果評価)、そしてA=アクション(改善)を行った上、次の期のプランを作成す
るというPDCAのサイクルをしっかり回していくことが基本になっているのです。

◆もう1つの意欲・態度考課も評価期間内の本人の実際の意欲・態度や行動を、
成績考課同様に「過去形」で評価します。

◆具体的な考課要素は、いかなる状況でもやり遂げる「責任感」、職務の範囲
外であっても進んで協力する「協調性」、改善・提案、自己啓発、チャレンジ
目標に取り組む「積極性」、集団としての「規律性」がベースになります。

◆それ以外にも、「ホーレンソー(報告・連絡・相談)」や「コスト意識」な
どが加わることがあります。

◆これらの意欲・態度考課の要素については、事前にどのような態度、行動が
従業員として当然の姿なのかを全員に徹底しておくことが大切なポイントです。


☆★(3)人財育成のベースになる業績考課制度★☆

◆また、客観的な考課による業績考課は図3に示すように、賞与と昇給に重点
的に適用され、実力主義のベースになるものです。

◆そればかりではなく、付加価値の高い人財育成のベースになるものです。

◆上司と確認し合ったチャレンジシートの業務内容を最後までやり遂げ、それ
が会社の経営方針、部門方針が反映された等級基準書によって評価されること
で、企業目的と従業員各人の期待が強固に結びつけられるからです。

(以下次号)

本文中の図はコチラ↓
http://www.katsujin-consul.com/modules/doc0/index.php?id=93


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