2009/03/02
中学生の一日一問 改 茨城県立高過去問解説 vol.3
------------------------------------------------------------------------ 「中学生の一日一問」読者様へ センター過去問解説のメルマガをこちらでも配信しようと思います。 新メルマガを購読されている方は重複してしまいますが、ご了承ください。 □--■--□--■--□--■--□--------------------------------------------◆ ◇◆ 県立高校入試過去問 ◆◇ vol.3 ≪平成18年度 数学≫ 2009/3/2配信 毎週月曜日発行 ◆----------------------------------------□--■--□--■--□--■--□--■ 問題 → 標準時間 → ★1★ → ★2★ → ★3★ → ★4★ → ★まとめ★ このような構成で、細かく段階をふんで解説をしています。 各段階ごとによく内容を理解してから次へ読み進めてください。 ちなみに[3](2)は中学生の一日一問vol.21で取り上げているので、ここでは 取り上げないことにしました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平成18年度 数学 [3](3) 1から6までの目がある赤と青の2個のさいころを同時に投げるとき、 出る目の数の和が5以下である確率を求めなさい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 確率の標準的な問題です。 まずはノーヒントで解いてみましょう。 制限時間は2分! ノートと筆記用具を用意して、ケータイなどでタイマーを2分にセット! 準備は良いですか? ・・・スタート!! タイマーが鳴ったら終了! 解けても解けなくても終了です。 お疲れ様でした。それでは、解答・解説を読んでみましょう! ------------------------------------------------------------------------ ★1★ ------------------------------------------------------------------------ この問題では確率を答えます。 確率というのは、「その時の場合の数/全体の場合の数」のことです。 例えば、「10本のくじの中にあたりが3本入っているとき、1本を引いてあたる 確率を求めよ。」なんていう問いがあった場合は、当たる場合の数が「その時の 場合の数」で、くじの本数が「全体の場合の数」になります。 つまり、この例の場合は確率は3/10ということになります。 この問題の場合はさいころを二つ投げる場合なので、二つのさいころの出目の 全ての組み合わせ方が「全体の場合の数」になります。 例えば、赤が1のとき、青はどんな可能性があるか考えてみましょう。 当然の事ながら、普通のさいころには1から6までの6つの目があります。 青いさいころも当然6通りの出方があります。 ということは、赤が1になった場合の青の出方は6通りです。 ここまで「なるほど。その通りだ!」と納得できましたか? 今ひとつモヤモヤしてる人は、★1★の最初からもう一度読んでみてください。 ------------------------------------------------------------------------ ★2★ ------------------------------------------------------------------------ 赤が2の場合はどうでしょうか?・・・当然、青は6通りの出方があります。 > ★1★と...同じですね! > > まだモヤモヤしている人は、サイコロを用意しましょう。 > 又は時代劇の賭博し−んを見てみるといいでしょう。 こんな意見もありますが(笑)気を取り直して続きにいきましょう! 赤が3の場合も、4の場合も、5の場合も、6の場合もそれぞれ6通りずつ ありますね。ということは、 6×6=36 で、全体の場合の数は36通りになります。 ここまで「なるほど。その通りだ!」と納得できましたか? 今ひとつモヤモヤしてる人は、★2★の最初からもう一度読んでみてください。 ------------------------------------------------------------------------ ★3★ ------------------------------------------------------------------------ それでは、その時の場合の数、つまり「出る目の数の和が5以下」の場合の数を 求めてみましょう。 まずは、合計が5になるときは、例えば1と4の場合があります。 今単に「1と4」と言いましたが、これは赤が1で青が4の場合と、赤が4で 青が1の場合の2通りあります。 2と3の組み合わせ方の場合も同様に、赤と青が逆になる場合があるので、 2通りあります。 つまり、合計が5になるときは、4通りあります。 ここまで「なるほど。その通りだ!」と納得できましたか? 今ひとつモヤモヤしてる人は、★3★の最初からもう一度読んでみてください。 ------------------------------------------------------------------------ ★4★ ------------------------------------------------------------------------ さらに、「出る目の数の和が5以下」なので、5より小さい場合も求める必要が あります。 それでは、合計が4の場合を考えてみます。 1と3か2と2の組み合わせ方があります。 1と3の組み合わせ方の場合は、★3★と同じように、2通りです。 2と2の場合は、入れ替えても同じなので、1通りです。 つまり、合計が4のときは、3通りです。 同様に考えると、合計が3のときは2通り、合計が2のときは1通り。 合計が1以下になることはありません。 これらの場合の数を合計すると・・・ 4+3+2+1=10 これが「その時の場合の数」です。 確率は「その時の場合の数/全体の場合の数」なので・・・ 10/36=5/18 ------------------------------------------------------------------------ ★まとめ★ ------------------------------------------------------------------------ 確率か〜 → その時と全体の場合の数を求めなくちゃ → サイコロ2個ならとりあえず、全体で36通りだね → 合計5以下の場合をもれなく数えると、10通りらしい → 「そのとき/全体」やればよし → できた〜! ちなみに、確率などの場合の数の数え方には様々な方法や考え方があるので、 ここで紹介した方法は一例に過ぎません。他の方法でも、もれなく数えることが できれば問題ありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ------------------------------------------------------------------------ 発行者:江間塾/プロ家庭教師の江間淳 http://www.a-ema.com/ ------------------------------------------------------------------------ 無断転載・引用を禁じます。


