2006/06/12
ルービック・杉山の記憶術講座 第五回 連想結合法
ルービック・杉山の記憶術講座 第五回 連想結合法 皆さん、こんにちはこんばんはおはようございます。記憶術の訓練してますか? 前々回までに説明したのは、実は基礎結合法というものです。基礎があって、そこに 連想で物を結びつける、という記憶術中一番簡単な方法です。 今日は、それよりちょっとだけ難しい、連想結合法という法をやります。どのくらい 難しいかというと、約二倍です。 この前の結び付けかたは、一対一でしたが、今回は、一対二となります。連想の手間 が倍に増えるのですよ。 前置きはこのぐらいにして、まずはやってみましょう。 ●やってみよう〜! 山の手線の駅名を連想結合法で覚えます。 1.東京 2.有楽町 3.新橋 4.浜松町 5.神田町 6.品川 7.大崎 8.五反田 9.目黒 10.恵比寿 …です。普通に覚えこもうとすると、人間の記憶力は同時には7個までしか記憶でき ないとされています。それ以上覚える人は、意識無意識を問わず連想によるそうです。 連想結合法とは、 1と2を 、2と3を 3と4を 4と5を ・ ・ ・ と、必ず前の覚えるべき事柄を基礎として結合します。なので、イメージングの手間は二個となり、二倍となるわけなんですよ。 さらに具体的には… 1.東京 2.有楽町 ……… 東京タワーがゆらゆらゆれている 2.有楽町 3.新橋 ……… 蜃気楼(ゆらゆら)の向こうに新しい橋が見える 3.新橋 4.浜松町 ……… 新しい橋でウナギ(浜松)が踊っている 4.浜松町 5.田町 ……… ウナギがタマを食べた 5.田町 6.品川 ……… タマの皮(川)の品定めをした 6.品川 7.大崎 ……… 品定めされた川からオーザックが流れてきた 7.大崎 8.五反田 ……… オーザックの袋の中から一反木綿が五つ出てきた 8.五反田 9.目黒 ……… 五つの一反木綿が秋刀魚(目黒)をぐるぐる巻きにし た 9.目黒 10.恵比寿 ……… 秋刀魚が恵比寿さまと殴り合いをしている。 …です。私の覚え方とはまた別です。私のは、6.品川が“浮浪雲”だったり、7.大崎 が“お后”だったりします。今回、一般的ではないので、ちょっと変えました。 こうやって次から次へと芋づる式に覚えるのが、連想結合法です。 欠点ですが、それはやってみるとお分かりになると思うのですが、一つでも忘れると そこから先を思い浮かべられなくなることです。 私の場合、そのために備えて、ストッパーをつけています。 1.を思い浮かべたら、指折り数えます。で、5.とか10.とかキリの良いところに、目印 で数字変換法で変換された枠を結び付けておきます。数字変換法は追って説明します。 今回、簡単なところで10(銃)を恵比寿さまに持たせます。 しかし、これだと覚えるべきが時に一対三になってしまうので、必要がなくなったら 忘れるようにします。忘れる方法もあるんですが、忘却法もまた今度にします。 基本的に人間は忘れる動物なので、参照しなければ自然消滅します。 それを、朝起きた時、寝る時、トイレに入っている時、風呂に入ったとき、時間があ って何をするべきか迷ったとき、人と待ち合わせのとき、通勤時間、と時間がある時に 習慣化して、何度も何度も思い出すようにすると、基礎として使えるようになります。 まあ、紙に書いておいて使用すればよいのですが、暗記するまで覚える、というのは あくまで試験対策です。 連想を作るときにも、私は基本的記憶力が低いので、パソコンを使ってタイピングし ておくようにしています。そうすれば、何度も編集・参照できるので、初心者には良い のですよ。 ●基礎結合法との違い 基礎結合法と連想結合法はどう違うか、使い分けは? と思うかもしれません。その 答えは、基礎結合法では同じような物を覚える時便利です。例えば、 1.みかん 2.リンゴ 3.イチゴ という買い物リストがあったとしましょう。これを連想結合法で覚えようとすると… みかんとりんごが喧嘩をした。りんごが苺にキスをした。 …これでは絶対に覚えられないと思います。そこで変換法を使います。 かないみかとりんごっ子が喧嘩をした。りんごっ子が一人でイタチゴッコになった。 と、かなり変換法を駆使して覚えてゆかなければなりません。実際同じような物を覚 えるのは大変です。ちなみに今回わざと覚えづらいようにマニアックな変換にしまし た。 これを… 頭に冷凍ミカンを乗っけた。冷たい。 額にすりつぶしたリンゴをくっつけた。べとべと。 眼が苺になった。なんてこった〜 と覚えたほうが変換法を駆使して覚える連想結合法よりも負担は軽くなります。もっ とも、そのために基礎を用意しなければならない、という弱点があります。身体を使っ た結合法は、すぐに上書きされてしまう可能性があります。 使い分け方としては、項目が類似していたら基礎結合、で良いと思います。 連想結合法は、基礎結合法と組み合わせると、鈴なり式記憶法となります。体系だっ た事柄を覚えるときに便利です。 今回は、連想結合法を説明しました。次回以降は、数字変換法による記憶術を紹介し ます。 次回お楽しみに…! ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●発行者:ルービック・杉山 Mail: sugi0417@alto.ocn.ne.jp 連絡を…! HP: http://www9.ocn.ne.jp/~sugi0417/ 現在の私の仕事です。 Blog: http://plaza.rakuten.co.jp/digiatlgroup/ 私の全生活が見渡せます。 ●配信先の登録・解除: http://www.mag2.com/m/0000195269.html 諦めないで〜! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――


